──暑い日差しが二人を照らす。

 「いやぁ……きついぞ。この暑さは……。」
自分は毎年の暑さには慣れているつもりだったが、どうも今年の異常な暑さは耐えれそうにない。九蒔の姿が見当たらないが、どこへ行ってしまったのだろうか。
「おーい、竜幻!!こっち来てみろよ!!」
「お前なぁ……早く明謜村に戻らないと……。」
全く聞く耳を持たずに、九蒔は海の方へと走って行ってしまった。
「何だか嫌な予感がするなぁ……。」
自分も慌てて海の方へと向かった。