感想は難しい。

読んだきっかけ。
本のあらすじ。
内容で気になったこと、どうして気になったのか。
自分の体験エピソード。
読む前と読んだあとの気持ちの変化。
今後に向けた抱負やまとめ。

読書感想文なら、この手順。
だけれども、出来の良し悪しから評価をしたくなる。
批評家ではないのでそうならないよう心がけ、書いてあるものから読み取って、作者はこんな事が言いたいのではないかしらんと書いてきた。
批判ではなく肯定を旨として。
ただそれが正しいのか、作者のためになるのかまでは正直わからない。
ここをこうしたらと具体的な明言をなるべくしないようにしたのは、それぞぞれの作品は作者さんのものであって、指摘は私の意見に過ぎないからだ。
下手に指摘して、作者さんの作品の良いところを失わせてはいけない。
どうしたら良くなるのかを求めているわけではないのだ。
だから褒めるべきところは褒めて、そうでないところは目をつむるか、もし書けていたと仮定した作品を想像しての感想を書くことしかできなくなる。

実際、作品のアイデアや発想、着眼点など、高校生の作品には一見に値するものがある。
若い目を摘むことはせず、むしろ大輪の花が咲き乱れる様を願っている。
そのためには、どういう感想の書き方がいいのだろう。
たくさんの読み専の人がいるけれども、彼女彼らはどんな思いと書き方をしているのか実に興味深い。
本当に、感想を書くのは難しい。