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じっくり本音感想企画2025 感想返信用ノート

じっくり読みこんだ本音感想を書く企画 2025
https://kakuyomu.jp/user_events/822139838566005042

梶野の感想への返信専用のノートです。

・感想への反論、お礼、意趣返し
・その後の改訂報告
・感想内容に対する前向きな議論

などは、こちらにお願いします。

なお、ここでのコメントは「その後のやり取り」として、以下に転載されます。

カメムシの小説雑話
https://kakuyomu.jp/works/16817330654869504941

参加表明はこちらで受け付けます。
https://kakuyomu.jp/users/kamemushi_kazino/news/822139838565593151

37件のコメント

  • おはです。
    前回からもう一年たったんですか~
    早いもんですね‥‥‥
    ところで私は傍観者に過ぎないんですが、話題のAI小説(AIをなんらかの形で用いて執筆した作品)に関してはどういうスタンスなんですか。そこに興味があります。

    (タイトルコピペw)
  • >文鳥さん

    おはようございます。
    こちらは感想返信用ノートなので、それ以外のコメントは企画以外のノートにいただければw

    それはそうと、AIの話は私も興味があり、ここ最近さかんに論じていました。私なりの見方をじっくり感想の序文で書いてみようと思っていたので、そちらをどうぞ。
  • 早速の感想ありがとうございました。
    ではこちらも早めに「その後のやり取り」用の返信を書いていきたいと思います。

    まず最初に、この「3馬鹿~」という作品、相当に突貫で仕上げたものであります。なので細かいチェックはもちろんの事、ゴルフのルールや、ゴルフを知らない読者様への配慮など、かなりすっ飛ばしているきらいがあります。
    参加表明で「特殊な題材に読者がついてこられるかどうか」と書いたのも、そのあたりを忌憚なく指摘して頂く目的もあったりします。

    詳しい理由という言い訳(最低)は最後にするとして、まずは逐一のお返事を。
    ※飛ばしてる箇所は「返す言葉もございません」という事でw

    >ゴルフのショットではあまり聞かない音ですが~
    初心者程度の知識ですが、ゴルフのショットはクラブのメーカーから番手、そして打つ人の癖やショットの成功具合でかなり違った音になります。
    私の3番ウッドなんか、金属製なのに「ボカッ!」って音するぐらいですからw
    カッチイィィィーン、はカットボール(スライスする弾)をイメージして採用しました。

    >人物名
    さすがに指摘されますねぇコレは。インパクトと「名は体を表す」のみを考えてそれにしました……いかんせん時間も無かったですから。
    でもオーナーの「太田瀧(大叩き)」は結構お気に入りですw

    >心の殴り合い
    性格には「心の格闘技」でした。そういう著書もあるみたいです。
    その出版社の雑誌「ゴルフダイジェスト」の連載漫画「オーイ!とんぼ」の作中で「殴り合い」の表現が出ていたので、ある程度メジャーなのかなと思って使っちゃいましたw嗚呼にわかの悲しさよ。

    >大声で罵り合ってるから他のお客も迷惑かと思いきや
    進行が遅い組には後ろから追いつかれるんですよ。コース上なら待ってもらえますが、ティーグラウンドには詰めてきますからね。
    大尾さんがスライス打ってる間にも、背後には順番待ちの組が続々と……w

    >個人的には出禁にしたい
    確かにそっちの方がしっくりきますね。蘭さんは彼らのキャディですから当然後ろの組から「さっさと進行させろ」なプレッシャーが……w

    >プレイング4
    確かに。初心者ゴルファーの居場所ともいえるプレ4ですが、漫画なんかじゃ全く出てこないので用説明でしたかも。

    >PW,ウェッジ、トップ等
    ゴルフ用語をある程度省いたのもやむを得ない理由があったりします。まぁ言い訳レベルではありますが、これも最後に。

    >この感覚は初心者には理解しづらいですが
    パターは安全策。

    >えっ、パター上手くないです?
    もちろんマグレです。PWとの比較としてあえてカップインさせましたwまぁコメディですから勘弁。

    >「カップまで」と書くなら、違う何かをスルーする前提が必要です。
    「スルスルスル」と「スルーした」をかけた親父ギャグなんですが
    (;´・ω・)ヤッパツマランナァ

    >今のところ、大尾と徳富のキャラは大差ないので。
    一応、強気な大尾さんと気弱な徳富さんというキャラ分けはしてますが、あまり目立ちませんかね。

    >普通はどれくらいの成績なのか、素人にはわかりません。
    ゴルフのTV中継や漫画だとアンダーパー(マイナス何打)が当たり前なので、ゴルフを知らない読者様にはそれとの対比でヒドさを感じて頂けないかと……。
    >「ゴルフデビューした新社会人でも○○くらい取れる」
    これは上手い、さすがです。

    >これがわかりません。
    パターより代用クラブで成功率上がるってことはないですよね?
    あるんですよそれがwまぁ鳩賀さんに限った話ですけど、意気揚々と嬉しそうに打つから行き過ぎるんです。ショボーンな状態じゃ逆に少しづつ距離を詰められる……作中で描写してなきゃ無意味ですよねハイスミマセン

    >ドライバー大好きな大尾さんが勝負どころで見せ場を譲るという展開
    そのへんは最後のオチにかかって来ます>蘭ちゃんのファン

    >実際どうなるんでしたっけ、これ。
    私も書いて公開した後で知りましたwww
    直さなかったのも最後の事情説明で。

    >あまり醜く争ってた感も、必死になってた感もなかった気が
    同伴プレイヤーのミスショットを喜んでる時点で(;^_^A

    >ここも形状は想像がつきますが、何故そうなってるのかがわからず戸惑います。
    関西圏特有のネタ狙いの特注品です(だから作中で示せよw)

    >私なら、うーんと。
    ニギりに関しては人次第みたいです。賭けること自体をゴルフへの侮辱として取る人もいれば、賭けないゴルフに意味は無いと考える人もいるようです。
    本作は読んでる読者が嫌悪感を感じないよう100円単位にしました。

    >ここから始まるエピローグは、一人称か三人称かもわかりづらく
    相変わらず何人称の理解が出来ていないワタクシ(;^_^A
    とりあえず「偉いさんが来た」のと、その人の視点から見た蘭ちゃんと3人への気の効いた呟きを入れたいのがごっちゃになっちゃいましたw


    さて、ここから見苦しい言い訳ですw

    本作、梶野様に指摘されて書こうと思ったのですが、実はもう一つ執筆の動機があります。
    その時はおりしもカクコン10の最中で、しかも締め切りが迫っておりました。
    私はその時の中間突破に自分の進退を賭けて「うんこたろう」なる長編を連載しておりましたが(進退を賭ける作品なのにこのタイトルw)
    梶野様のおすすめを受けて「よし、これも書いて出そう」との無茶から執筆と相成りました。
    とはいえ締め切り間近、長編は不可能なので短編(1万文字以下)で描き切る必要がありました。しかも時間も切迫しておりました。
    なのでとにかくギャグ要素だけを詰め込んで、起承転結をきっちりやるのに精一杯でした。説明不足なのは文字数を抑える意図もありましたし(最終文字数が9978w)、時間の切迫から文章の見直しやルール確認をする余裕もありませんでした。
    なにせ本命の「うんこたろう」をきっちり描き切る必要がありましたから(だーかーらー、タイトルw)

    自分はええトシして無駄に自尊心が高く、「他人に出来る事が自分に出来ないなど納得いかん」て考えるめんどくさいジジイなので、カク仲間がカクコン中間を突破しているのに自分が通らない現状を非常に重く見ておりました。
    前回のカクコンで中間突破しなければ「筆を置く」と宣言してたくらいですし。
    なので締め切りが切迫していたその時、とにかく思いついたんだから突貫で描き切ってやろうとの意思を持って書き上げたのが本作であります、最後になるかもしれなかったから。

    見直しが甘く、本筋の変更もしなかったのはコンテストの審査期間に手を入れたくなかったのと、短編の文字制限をオーバーするのを恐れたのです。

    でも、その甲斐あって本作は私にとって初めてのコンテスト中間突破作品となりました。最終は落ちましたけどねw
    なのでなかなか手を入れたくなかったのですが、このさい梶野様のこの企画でしっかりとダメ出しして頂いたので、またその辺も考えて行こうかなと思っています。

    以上でまずは「読みながら感想」のお返事とさせて頂きます。
  • >素通り寺(ストーリーテラー)さん

    >早速の感想ありがとうございました。
    >ではこちらも早めに「その後のやり取り」用の返信を書いていきたいと思います。

    はい。「じっくり感想企画」の一番手、お疲れさまでした。
    トップバッターの方が緊張しますかね。それとも気が楽です?w

    >まず最初に、この「3馬鹿~」という作品、相当に突貫で仕上げたものであります。なので細かいチェックはもちろんの事、ゴルフのルールや、ゴルフを知らない読者様への配慮など、かなりすっ飛ばしているきらいがあります。
    >参加表明で「特殊な題材に読者がついてこられるかどうか」と書いたのも、そのあたりを忌憚なく指摘して頂く目的もあったりします。

    まあ私も逐一指摘できるほどゴルフに詳しいわけでも、まったく知らないわけでもない中途半端な立ち位置ではあります。引っ掛かったところは検索しましたけど。

    >※飛ばしてる箇所は「返す言葉もございません」という事でw

    了解w

    >>ゴルフのショットではあまり聞かない音ですが~
    >初心者程度の知識ですが、ゴルフのショットはクラブのメーカーから番手、そして打つ人の癖やショットの成功具合でかなり違った音になります。
    >私の3番ウッドなんか、金属製なのに「ボカッ!」って音するぐらいですからw
    >カッチイィィィーン、はカットボール(スライスする弾)をイメージして採用しました。

    ふうむう。
    実際の音を知らない私には、この表現がリアルかどうかは判別できませんが、少なくともこの擬音からスライスをイメージするのは逆に難しい気がします。
    擬音を使用する何よりの利点は直感的であることなので、この場合は逆効果。
    つまり擬音以外で表現した方がよかったかもしれません。

    >>人物名
    >さすがに指摘されますねぇコレは。インパクトと「名は体を表す」のみを考えてそれにしました……いかんせん時間も無かったですから。
    >でもオーナーの「太田瀧(大叩き)」は結構お気に入りですw

    太田瀧は合格ラインですよw
    ネーミングはキャラの生命線なので、エンタメだと最重要視すべきでした。
    下手にダジャレにこだわらず、苗字や名前のみにしておくという手もありましたしね。

    >>心の殴り合い
    >性格には「心の格闘技」でした。そういう著書もあるみたいです。
    >その出版社の雑誌「ゴルフダイジェスト」の連載漫画「オーイ!とんぼ」の作中で「殴り合い」の表現が出ていたので、ある程度メジャーなのかなと思って使っちゃいましたw嗚呼にわかの悲しさよ。

    調べたら出てきました、「心の格闘技」。
    ただ、これも書籍の名前というだけで、そこまでメジャーじゃなさそう。
    本以外で引っ掛からないので。
    「紳士のスポーツ」くらいメジャーならあの使い方でいいですが、これくらいの知名度だと使いづらいですねえ。

    [『ゴルフは心の格闘技』という名著があるが~]みたいな使い方ならありかも。

    >>大声で罵り合ってるから他のお客も迷惑かと思いきや
    >進行が遅い組には後ろから追いつかれるんですよ。コース上なら待ってもらえますが、>ティーグラウンドには詰めてきますからね。
    >大尾さんがスライス打ってる間にも、背後には順番待ちの組が続々と……w

    むしろ、そこの描写が欲しい。

    >>個人的には出禁にしたい
    >確かにそっちの方がしっくりきますね。蘭さんは彼らのキャディですから当然後ろの組から「さっさと進行させろ」なプレッシャーが……w

    その辺りも描けるなら、なおよしw

    >>プレイング4
    >確かに。初心者ゴルファーの居場所ともいえるプレ4ですが、漫画なんかじゃ全く出てこないので用説明でしたかも。

    調べたらローカルルールのようで。
    でも私も言われて「そういやあったようなそんなの」な感じでしたし、一般的なんでしょう。
    確かゲームで覚えたので、名前は頭になかった感じ。

    >>PW,ウェッジ、トップ等
    >ゴルフ用語をある程度省いたのもやむを得ない理由があったりします。まぁ言い訳レベルではありますが、これも最後に。

    まあ格闘技もそうですが、専門用語をどこまで説明するかについては、悩ましいのは事実です。これも書きましたが、絶対の正解は存在しないので。

    >>この感覚は初心者には理解しづらいですが
    >パターは安全策。

    安全策でいいじゃない!
    梶野はゴルフゲームでは毎回これでしたw

    >>えっ、パター上手くないです?
    >もちろんマグレです。PWとの比較としてあえてカップインさせましたwまぁコメディですから勘弁。

    マグレならマグレでいいですが、それは本編で書かないと誤解されます。
    たいして文字数使いませんし。

    >>「カップまで」と書くなら、違う何かをスルーする前提が必要です。
    >「スルスルスル」と「スルーした」をかけた親父ギャグなんですが
    >(;´・ω・)ヤッパツマランナァ

    おっと、スルーしてました!w

    >>今のところ、大尾と徳富のキャラは大差ないので。
    >一応、強気な大尾さんと気弱な徳富さんというキャラ分けはしてますが、あまり目立ちませんかね。

    全然目立ちませんねえ。
    この二人、そもそも会話シーンがほぼないし、蘭とのやり取りだと似たような反応なので。
    個性が立つような会話場面を序盤のうちに入れるべきですね。

    >>普通はどれくらいの成績なのか、素人にはわかりません。
    >ゴルフのTV中継や漫画だとアンダーパー(マイナス何打)が当たり前なので、ゴルフを知らない読者様にはそれとの対比でヒドさを感じて頂けないかと……。

    ゴルフのTV中継を、まず素人は見ないですからね。
    私もざっくりとはスコアの見方わかりますが、どの程度がカントリークラブの標準なのかわかりませんし。
    結構複雑ですよゴルフのスコアって。野球やサッカーとはわけが違います。

    >>パターより代用クラブで成功率上がるってことはないですよね?
    >あるんですよそれがwまぁ鳩賀さんに限った話ですけど、意気揚々と嬉しそうに打つから行き過ぎるんです。ショボーンな状態じゃ逆に少しづつ距離を詰められる……作中で描写してなきゃ無意味ですよねハイスミマセン

    ああ、なるほど。心理的なものですか。
    それは要描写ですねえw

    >>ドライバー大好きな大尾さんが勝負どころで見せ場を譲るという展開
    >そのへんは最後のオチにかかって来ます>蘭ちゃんのファン

    いや、心理はわかるんですよ。
    でも、例えば大尾なら、ドライバーショットは自分が打って、苦手なパットをお願いするとかしても蘭ちゃんの活躍は見れるし自分は活躍?出来るしだし、そっちの方がいいと考えるのではないかな?と。

    >>実際どうなるんでしたっけ、これ。
    >私も書いて公開した後で知りましたwww
    >直さなかったのも最後の事情説明で。

    ここは直さないと。蘭ちゃんの誇りのためにもw

    >>あまり醜く争ってた感も、必死になってた感もなかった気が
    >同伴プレイヤーのミスショットを喜んでる時点で(;^_^A

    ここら辺はリアル体験の違いなのかも。
    他の球技だと野次くらいで「醜く争う」感じないですから。野球とか。
    ゴルフなら十分醜いと言われれば、そうかもしれませんね。

    >>ここも形状は想像がつきますが、何故そうなってるのかがわからず戸惑います。
    >関西圏特有のネタ狙いの特注品です(だから作中で示せよw)

    説明されても謎過ぎる。
    なんでそんなものを特注する必要が。しかも自分たちのためにw

    >>私なら、うーんと。
    >ニギりに関しては人次第みたいです。賭けること自体をゴルフへの侮辱として取る人もいれば、賭けないゴルフに意味は無いと考える人もいるようです。
    >本作は読んでる読者が嫌悪感を感じないよう100円単位にしました。

    麻雀みたいなもんですね。
    そこら辺の感覚はよくわかりませんが、読者の感覚はあまり意識せず、リアルに寄せればいいんじゃと私は思います。もしくは徹底して賭け自体をなくすとか。ぶっちゃけコンペの目的は
    明らかに金ではないので、逆にノイズになりかけている、とは思っていたので。

    >>ここから始まるエピローグは、一人称か三人称かもわかりづらく
    >相変わらず何人称の理解が出来ていないワタクシ(;^_^A
    >とりあえず「偉いさんが来た」のと、その人の視点から見た蘭ちゃんと3人への気の効いた呟きを入れたいのがごっちゃになっちゃいましたw

    悪い癖が土壇場で出ましたねw
    ジェロニモ(キン肉マン)の一人称視点にジェロニモが映ってるようなもんですよ、あれ。
    ゆでたまご先生なら笑って許してもらえますが、素人は猛省すべきです。

    >さて、ここから見苦しい言い訳ですw
    >本作、梶野様に指摘されて書こうと思ったのですが、実はもう一つ執筆の動機があります。
    >その時はおりしもカクコン10の最中で、しかも締め切りが迫っておりました。
    >私はその時の中間突破に自分の進退を賭けて「うんこたろう」なる長編を連載しておりましたが(進退を賭ける作品なのにこのタイトルw)
    >梶野様のおすすめを受けて「よし、これも書いて出そう」との無茶から執筆と相成りました。
    >とはいえ締め切り間近、長編は不可能なので短編(1万文字以下)で描き切る必要がありました。しかも時間も切迫しておりました。
    >なのでとにかくギャグ要素だけを詰め込んで、起承転結をきっちりやるのに精一杯でした。>説明不足なのは文字数を抑える意図もありましたし(最終文字数が9978w)、時間の切迫から文章の見直しやルール確認をする余裕もありませんでした。
    >なにせ本命の「うんこたろう」をきっちり描き切る必要がありましたから(だーかーらー、タイトルw)

    まあ事情はわかりますが、それから時間が過ぎてるので、手直しする余裕はあったはず。

    >自分はええトシして無駄に自尊心が高く、「他人に出来る事が自分に出来ないなど納得いかん」て考えるめんどくさいジジイなので、カク仲間がカクコン中間を突破しているのに自分が通らない現状を非常に重く見ておりました。
    >前回のカクコンで中間突破しなければ「筆を置く」と宣言してたくらいですし。

    私は違いますが、コンテストが重荷になる人もいますねえ。

    >なので締め切りが切迫していたその時、とにかく思いついたんだから突貫で描き切ってやろうとの意思を持って書き上げたのが本作であります、最後になるかもしれなかったから。

    >見直しが甘く、本筋の変更もしなかったのはコンテストの審査期間に手を入れたくなかったのと、短編の文字制限をオーバーするのを恐れたのです。

    むしろまだ全然削れますね。
    短編の文字配分はまだ修行の余地がありそうです。

    >でも、その甲斐あって本作は私にとって初めてのコンテスト中間突破作品となりました。最終は落ちましたけどねw

    そういやそうでしたね。皮肉というか怪我の功名というか。
    一定面白かったけど、詰めが甘いという私の評価と、ある程度合致した結果かもしれません。
    まあカクヨムコンの評価基準なんて、私は考えもしてませんがw

    >なのでなかなか手を入れたくなかったのですが、このさい梶野様のこの企画でしっかりとダメ出しして頂いたので、またその辺も考えて行こうかなと思っています。

    時間を置いてから自作を見直し、手を加えるのはよい修行になりますよ。
    手を入れたからって読者が増えるわけでもないですが、未完成な作品を最初に見た読者は、「この程度の腕か」と思い去ってしまうかもしれません。私はそう考えて折に触れ手直ししてます。自分の成長の確認にもなりますし。

    >以上でまずは「読みながら感想」のお返事とさせて頂きます。

    はい、お疲れさまでした。
    次は総評のお返事をお待ちしています。
  • 回答?ありがとうございました。
    それでは総評の返信に入ります。


    >ゴルフを知らない皆様、これがおっさんゴルファーの現実?です。
    これまたお見事。クエスチョンマークを付けるだけで物語への期待と、読者の期待を外した時の言い逃れが完全に補完されていますねw

    >あらすじ
    こちらもかなりのセンス流石です。私はどうもあらすじを書くのが苦手というか、なんとか読者に興味を持ってもらいたくて長くなったり、本文そのまま引用してしまう事も多いんですよ。
    このへんは要修業ですね。

    >蘭ちゃんの一人称
    物語のコンセプトからして彼女の苦労話みたいなもんですから、このへんの構成はわりと上手く出来たと思います。
    ツッコミ役と語り部の一人二役、お疲れ様でした。

    >ゴルフ用語について
    さすがに全部書くと1万字を超えそうなのと、説明文が多いと読者が離れるのではという懸念、あとゴルフ小説なので「どーせゴルフに興味ゼロの人は読まないでしょ」との認識から外しています。
    それをゴルフをしない梶野様に読ませる私(´◉◞౪◟◉)

    >太田瀧の人称ミス
    確かに悪癖ですねぇ。自分は小説を書く時に「漫画、アニメの文章化」を意識して書いているので、小説独特の主人公?一人からの視点での物語の進行っていうのがどうも意識から外れているんですよ。
    漫画だとコマ割りごとに違うキャラのセリフや思考を自在に挟めますからね……これも要修業のポイントですな。

    >ギャグ?コメディ?
    前述の通りカクコン10に出展する作品でしたから、多少無理矢理でも笑いを取れれば読者の受けもよくなるだろうと思って、考え付いたネタをほぼすべて投入しました。
    とりとめがないと言われればそれまでですが、最後になるかもしれないなら全部ぶち込んじゃえと思ってそうしました。
    この企画でツッコまれるのは予定調和でした(何故この小説をチョイスしたw

    >大尾はマッチョ、徳富はデブとかどうでしょう。職業は土建屋と不動産屋とか。
    非情にいいセン行ってます。鳩賀さんは医者とかですかね?

    >ネーミング
    これはもうノリで無理矢理ですので指摘は当然です。むしろ鳩賀さんよく満点もらえたものですw

    >アドバイス回答
    なるほど、ありがとうございました。
    まぁカクヨムには山のように小説があるので、その中であえてゴルフ小説を読むのは多少なりともゴルフを嗜んでいる人なんじゃないか、という甘えもありました。
    やはり知らない人には敷居が高かったようです……(;´・ω・)

    >⬛️総評
    もう少しフルボッコを覚悟していましたが、意外に高評価なのに驚きました。
    誤字や誤表記など多数のツッコミは予想通りでしたので、改稿に向けて大変参考になりました。

    さて、本作で少し考えている事があります。
    実は本作とつながりのあるゴルフ小説として、続編?を2作ほど執筆しているんですが、これらをひとつにまとめて長編作品に出来ないかな、なんて考えていたりします。
    元々は読者の方でプロにラノベ作家の先生にその可能性を示唆されたのですが、今回のご指摘で改めて検討してもいいかもしれませんね。

    まぁ二作目はまんま魁!〇塾、三作目は風魔の小〇郎なノリなんで、とてもつながるとは思えないですけど(;^_^A

    それでは企画に参加させて頂き、沢山の指摘やアドバイスを頂戴しまして、改めてありがとうございました。

    私に続かれる皆様の作品と、梶野カメムシ様の指摘が、お互いにプラスになる事を願っております。

    さぁ、次の方どうぞー!
  • >素通り寺さん

    >>あらすじ
    こちらもかなりのセンス流石です。私はどうもあらすじを書くのが苦手というか、なんとか読者に興味を持ってもらいたくて長くなったり、本文そのまま引用してしまう事も多いんですよ。
    >このへんは要修業ですね。

    一番の練習は、たくさんのあらすじを見ることですね。
    私はやはり漫画の背表紙なんかの文章を参考にしています。
    後は宣伝コピーとかですねえ。


    >>蘭ちゃんの一人称
    >物語のコンセプトからして彼女の苦労話みたいなもんですから、このへんの構成はわりと上手く出来たと思います。
    >ツッコミ役と語り部の一人二役、お疲れ様でした。

    何気に完成度が高くて、感心しました。

    >>ゴルフ用語について
    >さすがに全部書くと1万字を超えそうなのと、説明文が多いと読者が離れるのではという懸念、あとゴルフ小説なので「どーせゴルフに興味ゼロの人は読まないでしょ」との認識から外しています。
    >それをゴルフをしない梶野様に読ませる私(´◉◞౪◟◉)

    想定読者を明確にするのは大事ですね。私も最近覚えたことですが。
    文字数については、小説を構成する素材について、優先順位を見定めるのが大事です。
    絶対に必要な要素を「骨」と考えれば、残りは肉。その中でも絶対残したい部分以外はダイエット可能だと考えるのが梶野流です。

    >>太田瀧の人称ミス
    >確かに悪癖ですねぇ。自分は小説を書く時に「漫画、アニメの文章化」を意識して書いているので、小説独特の主人公?一人からの視点での物語の進行っていうのがどうも意識から外れているんですよ。
    >漫画だとコマ割りごとに違うキャラのセリフや思考を自在に挟めますからね……これも要修業のポイントですな。

    漫画っぽい書き方としては「三人称一元視点」というものがあります。
    三人称が神の視点だといすれば、こちらは都合よく一人称を混ぜる手法ですね。
    ただこちらも混ぜすぎると読みづらいので、ワンポイントに留めるのがコツ。

    今回のラストは、こちらで書いてもよかったのですが、本編がずっと一人称で来ているので、中途半端にカメラが飛ぶ手法に変化させるより、別のキャラの一人称か、完全な三人称にした方が読者も戸惑わずに済むと判断し、アドバイスしました。

    >>ギャグ?コメディ?
    >前述の通りカクコン10に出展する作品でしたから、多少無理矢理でも笑いを取れれば読者の受けもよくなるだろうと思って、考え付いたネタをほぼすべて投入しました。
    とりとめがないと言われればそれまでですが、最後になるかもしれないなら全部ぶち込んじゃえと思ってそうしました。
    >この企画でツッコまれるのは予定調和でした(何故この小説をチョイスしたw

    文字数を考えるなら、厳選すべきでしたかねえw

    >>大尾はマッチョ、徳富はデブとかどうでしょう。職業は土建屋と不動産屋とか。
    >非情にいいセン行ってます。鳩賀さんは医者とかですかね?

    私はIT系かと思ってましたが、医者もぽいですねw

    >>アドバイス回答
    >なるほど、ありがとうございました。
    >まぁカクヨムには山のように小説があるので、その中であえてゴルフ小説を読むのは多少なりともゴルフを嗜んでいる人なんじゃないか、という甘えもありました。
    >やはり知らない人には敷居が高かったようです……(;´・ω・)

    確かに敷居は高いですが、これをクリアできるように技術を磨けば、読者がけた違いに増えることになります。素人と経験者、どちらが数多いかは言うまでもないので。というかエンタメの世界で、「素人お断り」の時点で失格だと私は思います。マニアックな趣味だとしても、入門者がいなければ消滅するんですから。

    >>⬛️総評
    >もう少しフルボッコを覚悟していましたが、意外に高評価なのに驚きました。
    >誤字や誤表記など多数のツッコミは予想通りでしたので、改稿に向けて大変参考になりました。

    ギャグ小説としては破壊力不足でしたが、コメディ作品としては水準に達していますよ。
    案外、「気楽に読んで楽しめる」というレベルの作品すら、カクヨムではなかなか出会えませんからね。評価に値すると思います。

    磨けばなおよくなるでしょう。改稿に期待しています。

    >さて、本作で少し考えている事があります。
    >実は本作とつながりのあるゴルフ小説として、続編?を2作ほど執筆しているんですが、これらをひとつにまとめて長編作品に出来ないかな、なんて考えていたりします。
    >元々は読者の方でプロにラノベ作家の先生にその可能性を示唆されたのですが、今回のご指摘で改めて検討してもいいかもしれませんね。
    >まぁ二作目はまんま魁!〇塾、三作目は風魔の小〇郎なノリなんで、とてもつながるとは思えないですけど(;^_^A

    まあ世の中には、それとこれがコラボを!?みたいな作品もありますからねえ。
    うまいことやれたら双方のファンが喜ぶので、エンタメ屋としては手掛けてみたいイベントではあります。
    特別な企画とかでなく、ひとつの長編にするのは大変そうですが……

    >それでは企画に参加させて頂き、沢山の指摘やアドバイスを頂戴しまして、改めてありがとうございました。

    こちらこそ、今年もご参加ありがとうございました。
    この企画だと躊躇いなく本音が書けるので、やはり筆の滑りが違いますw

    >私に続かれる皆様の作品と、梶野カメムシ様の指摘が、お互いにプラスになる事を願っております。
    >さぁ、次の方どうぞー!

    号令の方もありがとうございました!
    さて、次の参加者の感想に移りますかねー。
  • こんにちは!
    この度は作品のご感想、本当にありがとうございます…!!!
    とても丁寧に読み込んでくださって、感謝しております!!!
    確かに絆創膏ファンタジーに出したらまずいですよね…笑笑 公園も言われてみると確かに…!!!
    梶野さんならこう書く、もめちゃめちゃ参考になりました。ありがとうございます!!!
    そして、申し訳ないのですが、リベンジはもうしません…!!! というのもこのお話が、大好きな作家さんが大好きって仰ってくれたもので、なんかその作家さんにすごく申し訳なくなっちゃって…笑笑 あと私はこのお話大好きなので、なんか悲しくなっちゃって…!!笑笑
    四年間、本当にありがとうございました!! これからも、もっと素敵な作品が書けるように頑張ります!! 感想たくさん書くのすごく大変だと思うので、頑張ってください!!
  • >汐海有真(白木犀)さん

    企画への参加お疲れさまでした。
    フルボッコで申し訳ありませんが、これが偽らざる本音なので。

    カクヨムがプロへの登竜門だとすれば、貴方はすでに目的を果たしているわけで、これ以上の批評や感想は確かに不要かもしれません。どのみち専門外の作品ジャンルではあります。

    どんな作品でも褒めてくれる人、認めてくれる人は存在するものです。私は否定的な感想でしたが、それが受け入れられる世界もあるかもしれません。

    プロになれば、評価は市場が判断することになります。貴方が好きでも認められるとは限りません。それでも折れずに書き続けられるよう、陰から見守らせていただきましょう。

    長らくのご参加、ありがとうございました。
  •  まずは、今回も忌憚のない感想、ありがとうございました。
     本作は子ども視点での一人称に挑戦するというのがテーマの一つだったのですが、それはできていなかったというのが梶野様の感想ですね。
     また、登場人物や場面展開も最小限に、というのが目標だったのですが、それもまだまだ甘いということですね。
    カブトムシはめったに飛ばない等、習性についての指摘も考えさせられました。
     梶野様が父親の方が印象に残ったというのも、私が父親の視点に近い書き方をしていたからなのかもしれません。
     これからカクヨムコン用の長編執筆を予定しているので、勉強のためにもご提案通り四千字以内の掌編でどれだけまとめられるか挑戦したいと思います。
  • >大田康湖さん

    >まずは、今回も忌憚のない感想、ありがとうございました。

    いえいえ。
    今年も企画へのご参加、ありがとうございました。

    >本作は子ども視点での一人称に挑戦するというのがテーマの一つだったのですが、それはできていなかったというのが梶野様の感想ですね。

    挑戦は感じ取れます。
    ただまだ完全ではない。大人目線が抜けきっていないという認識ですね。
    バランスについては様々な考えがあり得ると思いますが、私としてはもう少しもう少し少年要素を語りに増やすべき、という意見です。

    >また、登場人物や場面展開も最小限に、というのが目標だったのですが、それもまだまだ甘いということですね。

    登場人物はこんなものかと。
    場面展開は削り過ぎて、逆に捻りがなさ過ぎます。
    プロットの時点から練り直した上で、最小限の表現を目指すべきかと。
    美しくなるためのダイエットで、骨と皮になるのは本末転倒です。

    >カブトムシはめったに飛ばない等、習性についての指摘も考えさせられました。

    男の子には常識なんです、こういう知識はw
    飛ぶカブトムシを生で見た人はそうそういないのではないでしょうか。

    >梶野様が父親の方が印象に残ったというのも、私が父親の視点に近い書き方をしていたからなのかもしれません。

    いや、そうではないと思います。
    父親目線の中にちゃんと愛情が込められていたからで、それはむしろよいことかなと。

    >これからカクヨムコン用の長編執筆を予定しているので、勉強のためにもご提案通り四千字以内の掌編でどれだけまとめられるか挑戦したいと思います。

    今年も期待しています。完成したら見せてください。
    継続して読みますし、アドバイスが必要ならさせてもらいますので。
  • 読みながら感想ありがとうございます。

    「そういった視点でのアドバイスは欲しい」の部分はが分かりづらくてすみません。カメムシさんのアドバイスが欲しいというニュアンスでした。

    感想を見て確かにと思った部分が多く、なんなら全部です。本筋と関係ない所を描きすぎていたり、文章がおかしい、水瀬の行動、独白が変、キャラの距離感がおかしいなど。
    全部すぐ直すというのは難しいですが、まずは簡単な場所から頑張って取り組んでいきます。

    あと参加時に言えばよかったことのなのですが、今どこをどう伸ばすのか、改善するのか、1番良さそうに感じたところを教えて欲しいです。

    総評を楽しみに待っています。
  • >瑠璃唐草さん

    >読みながら感想ありがとうございます。

    企画のご参加、お疲れさまです。まだ半分ですが。


    >「そういった視点でのアドバイスは欲しい」の部分はが分かりづらくてすみません。カメムシさんのアドバイスが欲しいというニュアンスでした。

    いえいえ。私の確認不足でした。
    それならよかったです。何だかんだ、わりとがっつり書きこんでしまったので。

    >感想を見て確かにと思った部分が多く、なんなら全部です。本筋と関係ない所を描きすぎていたり、文章がおかしい、水瀬の行動、独白が変、キャラの距離感がおかしいなど。
    全部すぐ直すというのは難しいですが、まずは簡単な場所から頑張って取り組んでいきます。

    そうですね。これから総評を書き上げる予定ですが、私の目から見ても簡単に直せる作品ではないと思います。これは悪い意味ではなく、それだけ複雑な構造なので。
    私は責任ある批評を心掛けていて、可能な限りは「私ならこう書く」を並記しています。これはプロットも同様なのですが、今作に限っては「こうすれば必ずよくなる」と保障する自信が正直ないのです。実際に書きながら調整しないと難しいだろうことが予想されて。

    本当は今朝には総評を書き上げるつもりでしたが、そういうわけで本日中の更新とさせてください。

    >あと参加時に言えばよかったことのなのですが、今どこをどう伸ばすのか、改善するのか、1番良さそうに感じたところを教えて欲しいです。

    これは今作についてですかね。それとも書き手全体として?
    私は今作しか瑠璃さんの小説を読めていないので、力量の全てを把握は出来ませんが、今作に限った話なら一定できるかと。
    作品についてなら、総評でがっつり書くつもりです。

    >総評を楽しみに待っています。

    今日中には更新しますので、期待してお待ちください。
    希望があればアフターサービスにも対応します。
  • >瑠璃唐草さん

    「総評」を更新しました。
    先に「その後のやりとり」を更新してしまったので、通知が行かないかもしれないので、念のため。
  • 総評ありがとうございます。

    作品を読み込んでの感想はなかなかダメージを喰らいました。
    それはそれとして、自分の文章などに色々言ってもらえるのは、勉強になりました。

    書いてあったこと(文章に対しての指摘、二人の関係に問題が見えない、仕掛けと物語がケンカしているなど)を反芻して今後に活かしていきます!!

    梶野さんの言う通りこの作品、テーマをより良くするのは未来の自分に託して、今はトライアンドエラーを繰り返しながら基本を学びます。

    最後に、貴重な機会ありがとうございました。
    少しは成長出来たと思ったら、来年も参加させていただきます。
  • >瑠璃唐草さん

    参加お疲れ様でした。

    ダメージを受けながらもちゃんと挨拶に来るのは立派です。礼も言わず消える人もいますから。

    この企画は徹頭徹尾本音なので、苦言も山ほど出ますが、良い点も出来るだけ拾い、伝えるようにしていますし、おもしろければちゃんとそう伝えます。

    耳に痛いことも多いでしょうが、他でここまで言及する人間はそうはいないはずなので、口に苦い薬だと思い、我慢していただければw

    まずは冒険なしで作品を書いていき、それに飽き足らなくなってから一歩離れる……というのを繰り返すと、大失敗せずに経験を積めるかと。今回はかなりスーパージャンプでしたからねw

    今回の感想でよくわからなかったことや確認があれば、いつでも幾らでも説明しますので、ここに書いて行ってください。

    高校生なんて伸びしろしかありません。
    未来の成長を楽しみに、ここでお待ちしております。
  • キムオタです。読みながら感想、ありがとうございました。
    以下、ツッコミに対してボケでかまします。

    >>「どどめ」ってクトゥルフ関係ありましたっけ。
    拙作最大の謎です。80話まで書いて、今だ説明してません。

    >>ニ辺は山と川として、もう一辺は?
    これ悩んだんですけど、広大な砂漠とか?

    >>人口一万ばかりの町で一日一便のバスってあるんですかねえ?
    昨今のバス事情を甘く見てます。テレ東のバス旅とか。

    >>とりあえず児童文学はないかなぁ。
    これはエロに走らない様にする、自分への枷です。

    >>私はハゲではないですけど。
    ハゲというのは、自覚ではなく、他覚です。

    >>おっさんの私でも覚えがあるCM
    60歳以上が対象です。

    >>貞子みたいな髪型
    ママは、素顔で即死魔法が使えます。

    >>胸焼けするだけ
    だから、後悔するわよ、と忠告してます。

    >>作者のご都合
    これ。かなり後で出てくる邪神の呪いです。

    >>一人もツッコミがいないの?
    ツッコミは、読者さまです。

    >>冒涜的で名状し難い
    これは、クトゥルフ神話の定型文です。心で感じてください。

    >>私の目も遠い宇宙を彷徨いかけてるところです。
    ナイスなツッコミです。

    >>面白みなくだらだら続く展開に辟易
    だから、後悔(略

    >>「異世界おじさん」かな?
    意味不明

    >>わざと目を滑らせるテクニック
    英語部分を翻訳されるとマズイので。

    >>説明はなかったはず
    ママは、全てを知ってます。これも呪いです。

    >>うんざりしますね。
    だから、後悔(略

    >>ダブルクロス
    元ネタが、一杯あります。

    >>港区女子って港区に住まないとなれない
    最近の港区女子は、埼玉から通ってます。TVで確認。

    >>口から出任せのギャグもの
    実は、後でシリアスになります。

    >>ネタが全部昭和
    作者の年齢が、鬼舞〇無惨より少し若いためです。

    >>自分の欲望や邪念
    モモちゃんは、欲望と邪念の亡者なので魔法少女になることで、若干、浄化されます。

    >>人は、初めっから
    伏線です。

    >>もともと着ていた服の描写がここまで一切ない
    これも伏線です。拙作、あえて描写しないところが一杯あります。

    >>ちゃおガール
    最近のちゃおガールは、港区女子より盛ってます。

    >>普通、変質者を犬とは言わないでしょう
    実は、四つん這いでハァハァ言ってる細かい描写があったのですが、読者さまに引かれたんで削除しました。

    >>虎じまの背広
    鬼なんで、虎じまのパンツにしたいんですが、往来なので背広にしました。

    >>価値基準がどこにあるか皆目わかりません
    モモちゃんに共感できたら、人生終わります。

    >>最初からやれ。
    この前に、担任の先生にやってるんで、躊躇してます。

    >>ここは唐突すぎ
    モモちゃんは主犯なので全て知ってます。惚けてます。

    >>宿題やってないけど
    モモちゃんにとって、学校に行かない理由があるのです。ミカちゃんのこと。

    >>あたし、悲しい
    モモちゃんのせいです。モモちゃんは、子供なので、自分のやった事の善悪を考えてません。ただ、ミカちゃんがいないので悲しいのです。

    >>読んだ時間返して。
    だから、後悔(略

    総評、楽しみにしてます。
  • >キムオタさん

    企画へのご参加、おつかれさまでした。


    >以下、ツッコミに対してボケでかまします。
    私は漫才するために企画を始めたのではないので、説明が必要と思われる箇所のみ拾わせていただきます。

    >>おっさんの私でも覚えがあるCM
    >60歳以上が対象です。

    それが面白いと思えるなら、まあ。

    >>作者のご都合
    >これ。かなり後で出てくる邪神の呪いです。

    それも作者のご都合かと。

    >>一人もツッコミがいないの?
    >ツッコミは、読者さまです。

    総評に書いた通り、そこが根本的な問題点かと。

    >>冒涜的で名状し難い
    >これは、クトゥルフ神話の定型文です。心で感じてください。

    何度も繰り返すから陳腐になるのですよ。

    >>「異世界おじさん」かな?
    >意味不明

    「異世界おじさん」(殆ど死んでいる)
    氷の精霊をクーラー代わりに使用した際、「牛の生首を捧げなければ地球が滅ぶ」と言われ、結局「魚の頭でもよい」というオチがついたエピソードがあるんです。


    >>わざと目を滑らせるテクニック
    >英語部分を翻訳されるとマズイので。

    それは作者都合で読者には関係ありません。読みづらいだけです。

    >>ダブルクロス
    元ネタが、一杯あります。

    「ダブルクロスカウンター」ですよね? ただのクロスカウンターでなく。
    私は「あしたのジョー」しか知りませんが、よければ是非教えてください。
    名前違いなら「クリスクロス」などが思い当たりますが。

    それと「意味がわからない」と書いたのは、何らそんなシチュエーションではない仕様だからです。

    >>口から出任せのギャグもの
    >実は、後でシリアスになります。

    序盤で読者が離れたら関係ありませんよ。

    >>ネタが全部昭和
    >作者の年齢が、鬼舞〇無惨より少し若いためです。

    梶野もおっさんなので全否定はしませんが、TPOの精査はすべきです。

    >>もともと着ていた服の描写がここまで一切ない
    >これも伏線です。拙作、あえて描写しないところが一杯あります。

    読者に疑問を呈されている時点で「伏線です」は解答にならないんですよ。
    疑問を持たれないように書いて、初めて伏線足り得るんです。
    伏線解消する前に見切られたら、それで終わりなんですから。

    >>普通、変質者を犬とは言わないでしょう
    >実は、四つん這いでハァハァ言ってる細かい描写があったのですが、読者さまに引かれたんで削除しました。

    犬の設定も同時に変更すべきでしたね。

    >>最初からやれ。
    >この前に、担任の先生にやってるんで、躊躇してます。

    読者に与えられない情報で説明されても。

    >>ここは唐突すぎ
    >モモちゃんは主犯なので全て知ってます。惚けてます。

    そういう意味ではなく、ストーリー的に出し方が唐突だという話です。

    >>宿題やってないけど
    >モモちゃんにとって、学校に行かない理由があるのです。ミカちゃんのこと。

    読者は作者ではないので、脳内の設定まで知りません。
    疑問が出る時点で説明不足、ごまかしきれていないのです。
  • 何となく、予想通りでしたので拍子抜けしましたが、ギャグについてのご感想。流石、関西の方だなと思い感心しました。以下、その部分を重点的に。

    >>関東と関西で笑いの感覚が違うと感じる
    これ、確かにありますね。何故かわかりませんが。でも、たぶん関西の方が洗練されているんだなと思います。

    >>同じネタしか回ってない回転寿司
    これは実感してます。自動書記現象というか、指がドンドン、ギャグを綴ってしまうんです。原文に削除線を引いた部分がかなりあります。

    >>ツッコミがいない
    第一章はモモちゃんしかいないのですが、第二章では、新たな魔法少女が出てきます。彼女がツッコミ役です。

    >>テレビには視聴者に突っ込ませる主旨の番組
    実は、TVでお笑いがこの手法を採用するよりも前に漫画や小説でこの手法が流行しました(1970年ぐらい)。拙作は、そのオマージュです。

    >>キャラクターが無軌道
    第一章ではモモちゃんの破天荒ぶりが強調されていますが、その後、ママたちがある目的で暗躍するので、モモちゃんたちの行動に方向性が生まれてきます。

    >>クトゥルフ要素も序盤で消え
    段々と、台頭してきます。

    >>「港区女子」か「悪辣」のどちらか
    拙作のテーマが、魔法少女の可愛さと妖しさなので、上のふたつが必要です。愛と厄災という見方もありますが。

    >>ママ
    正確には、ママたちになりますが、拙作の重要なストーリーテラーになります。ストーリーは、彼女たちがけん引します。

    >>「面白くなかった」です
    まぁ、面白いかどうかは千差万別ですから気にしてません。ラノベって、カクヨム様に投稿する前はBOOKOFFの100円コーナーに一杯あるなって印象で全く読んだことは無かったのですが、カクヨム様で読んでみると、既視感ありありのものが多くて眠くなります。

    以上、感想を述べさせていただきました。
    改めて、ありがとうございました。
  • >キムヲタさん

    >何となく、予想通りでしたので拍子抜けしましたが、ギャグについてのご感想。流石、関西の方だなと思い感心しました。以下、その部分を重点的に。

    「ながら感想」をベースにしたものなので、それは予想外にならないかとw

    総評で申しました通り、私はギャグの専門家でも研究者でもないので、あくまで肌感覚による私見ですがね。

    >>関東と関西で笑いの感覚が違うと感じる
    >これ、確かにありますね。何故かわかりませんが。でも、たぶん関西の方が洗練されているんだなと思います。

    大阪は商人文化なので、売り手と客のコミュニケーションが発達した、と以前聞いたことがありますが定かではありません。私が関東で話した際には、ツッコミの質がまるで違うと感じられましたかね。洗練はともかく発達はしてるのだと。

    >>同じネタしか回ってない回転寿司
    >これは実感してます。自動書記現象というか、指がドンドン、ギャグを綴ってしまうんです。原文に削除線を引いた部分がかなりあります。

    では削除ラインが低いか、足りなかったのでしょう。

    >>ツッコミがいない
    >第一章はモモちゃんしかいないのですが、第二章では、新たな魔法少女が出てきます。彼女がツッコミ役です。

    「後から面白くなる」はラノベ言い訳の定番ですが、もちろん読者は知ったことではありません。面白くなければ読むのをやめる。それは古今東西変わらないエンタメのルールです。

    >>テレビには視聴者に突っ込ませる主旨の番組
    >実は、TVでお笑いがこの手法を採用するよりも前に漫画や小説でこの手法が流行しました(1970年ぐらい)。拙作は、そのオマージュです。

    オマージュならいいものという判断がそもそも間違いでしょう。何故その手法が令和まで生き延びられなかったのかを考察すべきです。

    >>キャラクターが無軌道
    >第一章ではモモちゃんの破天荒ぶりが強調されていますが、その後、ママたちがある目的で暗躍するので、モモちゃんたちの行動に方向性が生まれてきます。

    割愛。

    >>クトゥルフ要素も序盤で消え
    >段々と、台頭してきます。

    割愛。

    >>「港区女子」か「悪辣」のどちらか
    >拙作のテーマが、魔法少女の可愛さと妖しさなので、上のふたつが必要です。愛と厄災という見方もありますが。

    まったく表現されず、伝わってもきません。
    キャラ崩壊(以前の問題)で読みづらいだけですね。むしろカオスを売りにしていたのでは?

    >>ママ
    >正確には、ママたちになりますが、拙作の重要なストーリーテラーになります。ストーリーは、彼女たちがけん引します。

    割愛。

    >>「面白くなかった」です
    >まぁ、面白いかどうかは千差万別ですから気にしてません。ラノベって、カクヨム様に投稿する前はBOOKOFFの100円コーナーに一杯あるなって印象で全く読んだことは無かったのですが、カクヨム様で読んでみると、既視感ありありのものが多くて眠くなります。

    私個人の評価なので、そこはどう受け止められても構いませんが、要は多数に受けるものかどうかです。

    もしおられるなら、周囲の友人に読んでもらい、感想を聞いてみてはいかがでしょう。ギャグは反応がわかりやすいので、眼の前で読んでもらえば面白いかどうかすぐわかります。笑ってもらえなければ駄作ということです。

    察するにキムヲタさんは私より年配の、オールドタイプのオタクなのでしょう。古いネタは詳しいが現代ののネタは追っておられないと見えます。古いネタを知ることが強みなのは否定しませんが、読むのは現代の読者なので、その気持ちを知り、距離を埋める努力が肝要かと。

    「芸人に上手も下手もなかりけり 行く先々の水に合わねば」

    この言葉をキムヲタさんには送りたいと思います。


    >以上、感想を述べさせていただきました。
    >改めて、ありがとうございました。

    参加お疲れさまでした。
    アドバイスを実にするも鼻噛んで捨てるも、ご自由に。
  • 感想ありがとうございました。こちらに『その後のやりとり』としての返信を書きたいと思います。
    『吾輩は~』はスター流シリーズの第7作品目です。
    書き始めたきっかけはこれまでの作品でジャドウを主役にしたことがなかったので掘り下げた話でも書いてみようかと思ったことです。
    これまでの作品で一度も勝ててなかったので、もしジャドウのファンがいたらここでかっこいいところを見せたら喜ぶだろうなと思って書き始めました。
    シリーズ10年近く書いて1度も敵に勝利してないのはマズいですから……
    スピンオフなのでどこまで説明するかは本当に迷いました。7作目ですからシリーズを全部読んでいる読者はキャラをある程度把握していますし、初見の方は何も知らないので説明をする必要があり、その匙加減は苦悩しましたね。

    >あえて突っ込むと、拳銃持ってる相手の足を決めても自殺行為では。二丁拳銃で六発撃ってるから、リボルバーでも弾丸残ってます。振り向きながら撃ちまくれば、ジャドウのガラ空きの背中に当てるのは余裕のはず。
    せめて腕を決めるか、拳銃を取り落とす描写を入れるべき。

    その発想はなかったです!私もロディも今気づきました!


    >スター流って何ですかね。察するに道場か何かぽいですが。

    スター流はスターの立ち上げた武術の流派で、能力の使用よりも肉体から繰り出される技を重視しています。普段、宇宙人や異世界人や妖怪や地底人や海底人と言った敵と戦っていますね。数万人規模の兵士とかだと野外での戦闘に、幹部級やラスボスだと全てリングで戦っております。
    ジャドウはスターの1番弟子で参謀でスターと裏で作戦立案などしたりしています。
    占いによる予知、仲間への指示、敵の情報収集など活躍は結構多いですが平然と仲間を使い捨てにすることばかりで人望はありません。
    とにかく側近の地位にこだわりスターに近づく者や気に入られた者に嫉妬して全力で排除しようとするので敵よりも厄介だったりします。
    メンバーを排除するために敵を蘇らせたり悪知恵を働かせたりして、実は全てジャドウの策略だった……パターンが多いですね。

    >「俺と戦って何か見えたかい?」
    >「死が見えましたな」
    >「そいつはよかった」
    >こういうやりとり、大好き。

    このやりとりは特に力を入れたので気に入っていただけて嬉しいです

    >ここら辺、不死身の特性がどの程度なのか気になります。

    どんなに攻撃を受けてもすぐに再生するタイプですね。

    >あのスピードと不死があって、何で勝てないのか謎過ぎる。

    体力切れと技の威力不足ですね。不死でも体力がないのですぐに息切れします。相手の技を食らって失神したりするパターンが多いです。

    いやいや、見えすぎです。これだけで能力のレベル。しかも相手は抜き手を見せない射撃のプロなのに、それを遥かに上回る超視力。こんなんあったら、そもそも不死の力も不要でしょう。



    何よりこの時点で至近距離の銃弾を見切り対応してのけるのは、強さのバランス的に不安しか感じません。この世界の超人が弾丸以上の速度で動くのが普通なら別ですが。後から絶対「弾丸避けられるのに何故?」ってなるやつ。

    スター流のほぼ全員が銃弾以上の速度で動け、食らっても効果ないです。



    >ヨハネスが歌舞伎のように頭を振ることで髪の毛とジャドウも一緒に舞い、マットに何度も叩きつけられてしまった。しかしジャドウは気絶せず彼の髪の束を両手で掴んで渾身の力で引っ張りだした。

    確かに髪には切断能力があるんですが、切ったらジャドウは再生できないので下手するとそのままあの世に直行するかもしれないんですね。なのでこの技になりました。

    >ジャドウは太古の昔から星野とは付き合いがあるのだが

    軽く数億年は生きています。ロディもメープルもスターの力で不老長寿になっています。メープルは外見は高校生ぐらいです。年齢は200年以上生きていますが……

    >彼は星野天使といい、不動仁王の弟だ。
    >苗字の意味よ。

    異父兄弟ですから……星野は天使の両親から、不動は鬼の父と天使の母から生まれました。

    >メープルはスター流屈指の猛者だ。

    >女子陣の中ではトップクラスだし男子を含めても上位だろう。それを圧倒した星野の実力はやはり本物だ。
    >これくらいの説明が不動にも欲しかったところ。

    スター流で最も戦闘経験が多いのは不動だろう。ジャドウは不動とカイザーと並ぶスター流三強と呼ばれているが、実際のところふたりとは天と地ほどの実力差があった。
    みたいな感じですかね。

    >うわー、ここまで読んで一番ダサい台詞が最後に来た……!
    そこはスターが能力を返そうとするもジャドウが悩む展開一択でしょう。
    でないと、すぐまた堕落するだけの未来しか見えません。

    確かに!そこは気づきませんでした!







  • すみません。あとで修正できると思って途中で送ってしまいました。
    ノートのコメントって修正できない仕様だったと知って驚きました!
    続きですが、この作品、ジャドウは極度の女嫌いなので男キャラだけだそうという縛りをつけて書きました。本編に登場していない男キャラは不動仁王、カイザー、川村猫衛門の3人がいますが、いずれもジャドウにとっては強敵すぎるので対戦相手としては見送りました。
    カイザー、不動、ジャドウの3人はスターがスカウトした人物を育成する役割を担っていて、ヨハネスと川村はジャドウの担当です。
    どっちも女の子みたいな外見でジャドウよりも強く、特にヨハネスは未来予知もできて賢く、大食いなのでジャドウは苦手なのです。
    ヨハネスのバトルはヨハネスの最高技として手刀を光の刃に変えて斬撃をする技があるのですがそれも出せばよかったかなと思いました。
    以上になります。長くなってしまいましたが、ありがとうございました!
  • >モンブラン博士さん


    >感想ありがとうございました。こちらに『その後のやりとり』としての返信を書きたいと思います。

    参加お疲れさまでした。

    >『吾輩は~』はスター流シリーズの第7作品目です。
    >書き始めたきっかけはこれまでの作品でジャドウを主役にしたことがなかったので掘り下げた話でも書いてみようかと思ったことです。
    >これまでの作品で一度も勝ててなかったので、もしジャドウのファンがいたらここでかっこいいところを見せたら喜ぶだろうなと思って書き始めました。
    >シリーズ10年近く書いて1度も敵に勝利してないのはマズいですから……

    なるほど。十年近く続いているシリーズでしたか。
    それは厚みを感じられて当然だったのかも。
    簡潔な書き方でも、やはり背骨というものは隠せないものですね。

    しかし本当に一度も勝てていないとは。
    あれですか。初戦で負けて敵をアピールさせるタイプですかね。ジョジョのポルナレフみたいな。

    >スピンオフなのでどこまで説明するかは本当に迷いました。7作目ですからシリーズを全部読んでいる読者はキャラをある程度把握していますし、初見の方は何も知らないので説明をする必要があり、その匙加減は苦悩しましたね。

    確かに位置づけ次第な部分はありますね。書きすぎても短編ではどうかですし。
    私なら本編を知る広報手段として、必要最小限な説明だけにして、本編についてはフレーバー程度に留める気がします。今作もおよそ成功してると思いますよ。細かくは指摘しましたが。

    >その発想はなかったです!私もロディも今気づきました!

    まあ、普通の読者は誰もこんなツッコミしないでしょうが。
    私はバトル理論派なので、あらゆる手段を講じてバトル書く癖がついてるんです。
    対戦形式で、十年以上文章バトルをしてた経験のせいだと思います。

    >スター流はスターの立ち上げた武術の流派で、能力の使用よりも肉体から繰り出される技を重視しています。普段、宇宙人や異世界人や妖怪や地底人や海底人と言った敵と戦っていますね。数万人規模の兵士とかだと野外での戦闘に、幹部級やラスボスだと全てリングで戦っております。

    なんで幹部がリングで? と思いますが、まあゆで作品も何故かそうですよね……あいつら普段は何してるんだ。

    >ジャドウはスターの1番弟子で参謀でスターと裏で作戦立案などしたりしています。
    占いによる予知、仲間への指示、敵の情報収集など活躍は結構多いですが平然と仲間を使い捨てにすることばかりで人望はありません。
    >とにかく側近の地位にこだわりスターに近づく者や気に入られた者に嫉妬して全力で排除しようとするので敵よりも厄介だったりします。
    >メンバーを排除するために敵を蘇らせたり悪知恵を働かせたりして、実は全てジャドウの策略だった……パターンが多いですね。

    こういう側面の描写は、本作でも欲しかったですね。短くまとめてでも。
    その方がジャドウの魅力がより深まったはず。

    >このやりとりは特に力を入れたので気に入っていただけて嬉しいです

    バトル中や前後の会話は、バトルの花。

    >どんなに攻撃を受けてもすぐに再生するタイプですね。

    なるほど。予想通り。

    >>あのスピードと不死があって、何で勝てないのか謎過ぎる。
    >体力切れと技の威力不足ですね。不死でも体力がないのですぐに息切れします。相手の技を食らって失神したりするパターンが多いです。

    ここは本作で生かすべきところですね。
    問題の提示と解決こそ重要。総評で指摘しておきましたが。

    >スター流のほぼ全員が銃弾以上の速度で動け、食らっても効果ないです。

    これもロジャーとの戦闘中に説明すべき部分ですね。
    だとするとロジャーこそ咬ませという感じになりますが。

    >確かに髪には切断能力があるんですが、切ったらジャドウは再生できないので下手するとそのままあの世に直行するかもしれないんですね。なのでこの技になりました。

    ヒーローの身体能力の基準が曖昧なので、手加減の基準もわからないというのは問題ですね。
    そこを明確にするか、一切書かないかの二択だと思います。
    例えば髪の説明の際、切断について触れなければ突っ込まれなかったわけですから。

    >軽く数億年は生きています。ロディもメープルもスターの力で不老長寿になっています。メープルは外見は高校生ぐらいです。年齢は200年以上生きていますが……

    なるほど。まあ超人ですしね。

    >>彼は星野天使といい、不動仁王の弟だ。
    >>苗字の意味よ。
    >異父兄弟ですから……星野は天使の両親から、不動は鬼の父と天使の母から生まれました。

    ここは触れてもよかったかも。
    まあそんな感じとは思ってましたが。

    >>これくらいの説明が不動にも欲しかったところ。
    >スター流で最も戦闘経験が多いのは不動だろう。ジャドウは不動とカイザーと並ぶスター流三強と呼ばれているが、実際のところふたりとは天と地ほどの実力差があった。
    >みたいな感じですかね。

    いいですね!

    >>うわー、ここまで読んで一番ダサい台詞が最後に来た……!
    >>そこはスターが能力を返そうとするもジャドウが悩む展開一択でしょう。
    >>でないと、すぐまた堕落するだけの未来しか見えません。
    >確かに!そこは気づきませんでした!

    でしょーん。


    >すみません。あとで修正できると思って途中で送ってしまいました。
    >ノートのコメントって修正できない仕様だったと知って驚きました!

    そうなんです。
    私も毎回困ってます。仕様変更して欲しい。

    >続きですが、この作品、ジャドウは極度の女嫌いなので男キャラだけだそうという縛りをつけて書きました。本編に登場していない男キャラは不動仁王、カイザー、川村猫衛門の3人がいますが、いずれもジャドウにとっては強敵すぎるので対戦相手としては見送りました。

    ほうほう。

    >カイザー、不動、ジャドウの3人はスターがスカウトした人物を育成する役割を担っていて、ヨハネスと川村はジャドウの担当です。
    >どっちも女の子みたいな外見でジャドウよりも強く、特にヨハネスは未来予知もできて賢く、大食いなのでジャドウは苦手なのです。

    猫衛門なのに!?

    >ヨハネスのバトルはヨハネスの最高技として手刀を光の刃に変えて斬撃をする技があるのですがそれも出せばよかったかなと思いました。

    髪と併用すればかなり強そうですね。

    >以上になります。長くなってしまいましたが、ありがとうございました!

    次は総評の返信をお待ちしています。
  • 総評の感想です!
    不死を失ったジャドウの現時点の実力を書いて、初戦を敗北させる……ですか。本気出したジャドウの実力は私としても非常に興味深いです。
    これまではどこか手を抜いた試合ばかりしていたのが、不死を失い自分より格上の相手とスターの前で戦うとなるとさすがに本気モードになると思います。ただ星野の本気モードは超恐ろしく強いので一撃で負けるかもなので、対戦相手を考慮する必要がありそうです。
    追い詰めるけど勝てないぐらいか理想かなと思いました。
    メープルならすさまじく因縁がありますしジャドウとほぼ互角、知的で冷静沈着と面白い戦いになりそうな予感がしてきました!
    ロジャーではなくロディなのです。そこだけは言いたいのです!
    技量を絶賛してくださり作者冥利に尽きます。
    一戦に二万字ですか!?私のバトル描写の平均文字数が二~三千字ですから、すごく多いですね!私もバトルを小出しにするのではなく、一試合にしぼって長く書くのもいいかもしれないと思いました。
    本編にちょっとでも興味を抱いてくれたようで、書いた甲斐がありました。ジャドウの掘り下げはもう少ししたほうがよかったですね。
    長所短所はバトルの中で自然に描写できるようにしてみたいです。
    ロディが最弱なのは格闘技術がなく身体の頑丈さもそこまでだからですね。ただ、彼は凄まじいまでの正義感と熱さと根性の持ち主なので格上には滅法強く、一度、ジャドウに勝ちました。もう一度言います。一度、ジャドウに勝ったことがあります。
    星野はボクシングスタイルですから拳の強さはスター流随一ですね。
    スター流の強さの序列ですがスターを除くと、闇野美琴>川村猫衛門>カイザー>不動>星野>メープル>ヨハネス>李>ジャドウ>ムース>ラグ>ロディです。基本はこんな感じですが状態でも色々変わってきますから、そこまで絶対のものではないです。
    本作は外伝ですが本編では、ほのぼのとバトルが混ざり合っています。主人公が戦いが大嫌いな子ですから……
    本作の数倍バトルは熱いですね。特に不動がかっこいいと言われます
    リメイクではないですが、またジャドウを極限状態において書き直す?リベンジ?させてもいいかなと思っています!
    以上、総評の感想でした!!
  • すみません、ちょっと追記します。
    本作のオチですが、ジャドウの次なる戦いを匂わせる、余韻を作りたいという意図であの形になりました。
    あまりうまくなったかもです。どうも私はどの作品でもそうなのですがオチがイマイチと言われます。中盤までは猛烈に面白くなるのですが終盤になるほど失速しがちで……この作品も2日ほどで書き上げたので、もうちょっと時間をかければ完成度が上がるのかなと思ったり……
  • >モンブラン博士さん

    >総評の感想です!
    >不死を失ったジャドウの現時点の実力を書いて、初戦を敗北させる……ですか。本気出したジャドウの実力は私としても非常に興味深いです。
    >これまではどこか手を抜いた試合ばかりしていたのが、不死を失い自分より格上の相手とスターの前で戦うとなるとさすがに本気モードになると思います。ただ星野の本気モードは超恐ろしく強いので一撃で負けるかもなので、対戦相手を考慮する必要がありそうです。
    >追い詰めるけど勝てないぐらいか理想かなと思いました。

    いや、初戦の目的は「不死に頼ったジャドウの現実」を読者に伝えることですから、ここでいい勝負するのは違うと思いますね。むしろ善戦したら「なんだ弱体化してないやん」となるだけです。相手が誰であれ、勝てると思っていたジャドウが惨敗する必要があるのです。むしろその試合をきっかけに不死を捨てるのもありでしょう。

    ジャドウの弱体化は能力ではなくメンタルなもので、一言で言えば驕りです。長い間培った習慣は、自覚したところで簡単には治りません。だからこそ物語になるわけで、初戦であっさり矯正できたら読者が盛り上がらないのです。

    ジャドウが生まれた時から不死なのか、後から獲得したのかはわかりませんが、いずれにせよ相当長い間不死だったはず。それこそ鳥から翼をもぐようなもので、普通の戦い方を忘れている可能性すらあると思いますね。

    >ロジャーではなくロディなのです。そこだけは言いたいのです!

    おっと。失礼しました!

    >技量を絶賛してくださり作者冥利に尽きます。

    これで緻密なバトルも描けるようなら文句なしです。

    >一戦に二万字ですか!?私のバトル描写の平均文字数が二~三千字ですから、すごく多いですね!私もバトルを小出しにするのではなく、一試合にしぼって長く書くのもいいかもしれないと思いました。

    私の場合、アイデアを全て投げ込むと幾らでも伸びますから、開き直って長試合を売りにしてます。読者は限られますが、飽きられない試合展開を模索するのは最高に楽しいです。私もまだ修行半ばですが、一度ご覧あれ。

    >本編にちょっとでも興味を抱いてくれたようで、書いた甲斐がありました。ジャドウの掘り下げはもう少ししたほうがよかったですね。

    本編のジャドウはどんな感じなのか、見に行きたいですね。あれです。アベンジャーズを見てハルク本編が見たくなるやつw


    >長所短所はバトルの中で自然に描写できるようにしてみたいです。

    バトルの肝ですからね、そこ。
    読者に手札が見えているからこそ、バトルの展開予想が
    楽しいわけで。

    >ロディが最弱なのは格闘技術がなく身体の頑丈さもそこまでだからですね。ただ、彼は凄まじいまでの正義感と熱さと根性の持ち主なので格上には滅法強く、一度、ジャドウに勝ちました。もう一度言います。一度、ジャドウに勝ったことがあります。

    あー、ジェロニモ的な……

    >スター流の強さの序列ですがスターを除くと、闇野美琴>川村猫衛門>カイザー>不動>星野>メープル>ヨハネス>李>ジャドウ>ムース>ラグ>ロディです。基本はこんな感じですが状態でも色々変わってきますから、そこまで絶対のものではないです。

    本編知らないのでろくにわかりませんが、愛は感じられますね。

    >本作は外伝ですが本編では、ほのぼのとバトルが混ざり合っています。主人公が戦いが大嫌いな子ですから……

    そういや主人公別なんですね。スターかと思ってました。

    >本作の数倍バトルは熱いですね。特に不動がかっこいいと言われます

    ほうほう。それは期待したくなります。

    >リメイクではないですが、またジャドウを極限状態において書き直す?リベンジ?させてもいいかなと思っています!

    確かに。
    別に窮地に陥る状況を作ればいいわけですしね。

    >すみません、ちょっと追記します。

    好きなだけ追記してもらって構いませんよ。特に作品の相談やわからない点は遠慮なくどうぞ。うちはアフターサービスも充実してるので。

    >本作のオチですが、ジャドウの次なる戦いを匂わせる、余韻を作りたいという意図であの形になりました。
    あまりうまくなったかもです。

    それはわかるし伝わっていますが、私が引っかかったのは、スターの口ぶりがやけに運命的で、預言者みたいなことを言うのは何故……?と思ったからです。

    これが実は最初からスターの思惑通りとかならそういうオチもわかりますが、どう考えても違いますし。そこの態度の問題ですかね。だから「普通でいいのに」と書いたのです。

    普通の例としては、スターが「それじゃ早速だが〇〇星系に犯罪怪人が現れたので、向かってほしい。ああ、不死は持っていくかい?」みたいなノリですね。一例ですけど。

    >どうも私はどの作品でもそうなのですがオチがイマイチと言われます。中盤までは猛烈に面白くなるのですが終盤になるほど失速しがちで……

    全体の物語を考えていないので、それが最後になって露呈するからではないですかね?
    しっかりテーマを決めて話を進めていれば、自ずと最後のオチは定まってくるものですし、読者も納得すると思いますね。

    >この作品も2日ほどで書き上げたので、もうちょっと時間をかければ完成度が上がるのかなと思ったり……

    それはかなりのハイペースで凄いですが、物足りなければ後からでも手を入れることを勧めます。私も何度となく自主的に手直ししてますし。最終的には完成度が全てだと考えているので。
  • 追記です。つまり観客からもジャドウ自身も勝てると思っている状況下で惨敗すればジャドウが自分を見直す展開になるということですね。
    本編では美琴ちゃんが主役なので彼女の足を引っ張る目的でものすごい策士として大活躍しています!ある意味ラスボスです!
    スターは先代から全宇宙の正義を司る守護神の役目を継いで、時空・時間を操作する能力を持っています。指を鳴らすだけで地球の時間を1年間止めるぐらいのことは簡単にできますね。こう、未来を先見て逆算して言葉を発しているようなイメージがあります。
    彼は基本戦闘は全て弟子に任せ自分だけすぐどこかへ逃げて、振り回すだけ振り回す超自由人ですからね。一部の弟子からは「どうしてこんなダメな師匠の元から離れないのか」という疑問を抱かれたりもしていますが、陽気で頼りないように思えても時折凄みや底知れなさを見せるところがあり、皆を励ますことができるので慕われているのでしょう。ジャドウはもともと名無しの存在から武力だけで冥府の王にまで上り詰めた実力がありますから、本当は強いはずなんですが……ふと、彼はスターがいなくなったらどうなるんだろうと思いました。彼の行動指針の全てがスターのためですからね。名前と役割を与えられ孤独だった自分の存在を全肯定してくれた相手ですから強く慕うのもわかるんですが。
  • >追記です。つまり観客からもジャドウ自身も勝てると思っている状況下で惨敗すればジャドウが自分を見直す展開になるということですね。

    そういうことですね。
    話の起伏の激しさ=落差なので、スタートラインは低いほどいいことになります。

    >本編では美琴ちゃんが主役なので彼女の足を引っ張る目的でものすごい策士として大活躍しています!ある意味ラスボスです!

    なるほど。外伝にしてもかなり攻めた人選だったんですね。

    >スターは先代から全宇宙の正義を司る守護神の役目を継いで、時空・時間を操作する能力を持っています。指を鳴らすだけで地球の時間を1年間止めるぐらいのことは簡単にできますね。こう、未来を先見て逆算して言葉を発しているようなイメージがあります。
    >彼は基本戦闘は全て弟子に任せ自分だけすぐどこかへ逃げて、振り回すだけ振り回す超自由人ですからね。一部の弟子からは「どうしてこんなダメな師匠の元から離れないのか」という疑問を抱かれたりもしていますが、陽気で頼りないように思えても時折凄みや底知れなさを見せるところがあり、皆を励ますことができるので慕われているのでしょう。

    完全に神なんですね。「キ〇肉マン」も守護神設定ありましたねそういや。
    しかし、熱い語りだ……創作熱暴走しそうw

    >ジャドウはもともと名無しの存在から武力だけで冥府の王にまで上り詰めた実力がありますから、本当は強いはずなんですが……ふと、彼はスターがいなくなったらどうなるんだろうと思いました。彼の行動指針の全てがスターのためですからね。名前と役割を与えられ孤独だった自分の存在を全肯定してくれた相手ですから強く慕うのもわかるんですが。

    そこら辺もまだまだ掘れそうなキャラですね。
    私も複雑な事情を持った中年キャラが主人公の方が感情移入できそうですw
  • 追記です。
    そうですね、かなり攻めた人選でした。
    他の外伝だとカイザーや不動も自分の弱点や過去の因縁に向き合い成長できましたからジャドウもできると思うんですよ。
    カイザーは妹が敵になる、スター流の臨時トップにさせられる、不動は女の子たくさんの世界に送られるという感じでした。
    ジャドウにとっていちばんの成長は何かと言われたらスター以外の誰かのために全身全霊で戦うことだと思うんですよ。それこそ不死を失ってもいい、自分がどうなってもいいから助けたいと思う気持ち的なものですね。そうなればスター流の全員がジャドウが頑張っているから自分も彼を助けたいと思うでしょうしスターも歓喜するかもです。
    ジャドウが最も苦手なのってひたすらに優しい子ですからね。人間も神も欲だらけの醜い存在としか思ってませんから。彼の考えを超越する存在が現れたとき守りたいと思えるのかもしれません。
    別キャラ視点でジャドウの成長を書くという案もありますね。
    時間はかかるかもしれませんが、最高のアイディアですごい作品を書きたいと思います!ありがとうございました!
  • >そうですね、かなり攻めた人選でした。
    >他の外伝だとカイザーや不動も自分の弱点や過去の因縁に向き合い成長できましたからジャドウもできると思うんですよ。

    それは、出来るのではないかと。

    >カイザーは妹が敵になる、スター流の臨時トップにさせられる、不動は女の子たくさんの世界に送られるという感じでした。

    思ったより女っ気多い世界ですね。ゆで世界と微妙に違う……!w

    >ジャドウにとっていちばんの成長は何かと言われたらスター以外の誰かのために全身全霊で戦うことだと思うんですよ。それこそ不死を失ってもいい、自分がどうなってもいいから助けたいと思う気持ち的なものですね。そうなればスター流の全員がジャドウが頑張っているから自分も彼を助けたいと思うでしょうしスターも歓喜するかもです。

    なかなか哲学的なテーマですね。
    でもスターが失踪とかしない限り、そうはならなそうな。


    >ジャドウが最も苦手なのってひたすらに優しい子ですからね。人間も神も欲だらけの醜い存在としか思ってませんから。彼の考えを超越する存在が現れたとき守りたいと思えるのかもしれません。

    なるほど。現実主義者なんですね。

    >別キャラ視点でジャドウの成長を書くという案もありますね。

    成長に必要なネタはどのみち必要になりそうですが、身近な観察者がいるならありかも。

    >時間はかかるかもしれませんが、最高のアイディアですごい作品を書きたいと思います!ありがとうございました!

    はい。がんばってください!
  • 追記です!
    リメイク作品を書き上げることができました!
    ムースを主人公にジャドウと戦わせてみましたところ、ジャドウの不死もなんのそのとばかりに圧倒してジャドウを完全敗北させることができました!
    しかも両者ともに初対決だったんです!
    苦戦的な意味ではロディやヨハネスと戦ったときの比ではないです。
    息切れや体力の消耗、不死である故の慢心なども試合中で書けました!やはり女の子主人公にすると筆のノリが全然違います。
    今回の敗北でジャドウも自分を見つめ直すいいきっかけになったかと思います!
    カメムシさんの助言のおかげです!ありがとうございました!
  • >モンブランさん

    おお、早いですね。しかも新作!

    ムースが誰かはわかりませんが、バトル描写にアドバイスが役立ったなら何より。ダメージや疲労を書かない作者は山ほどいるので、差別化できると思いますよ。

    これからもその調子で書き続けてください。
    応援しています。
  • お久しぶりです。こちらで評価をいただいた「僕と白いカブトムシ」の改稿版を本日公開いたしました。主にラストが変わっております。

    ぼくと白いカブトムシ
    https://kakuyomu.jp/works/822139839141060152
  • >太田さん

    お疲れ様です。
    流石、しっかり書き直されたようですね。
    改めて読ませていただきますので、しばらくお待ちください。感想はアフターサービス用ノートに投下しますので、応援ついたら見に来てください。
  • 今年もご感想ありがとうございます。
    毎年変わらず、ここまでしっかり感想いただけて、本当に励みになります。
    ありがたや、ありがたや。

    拝ませていただきつつ、早速、読みながら感想へとお返事させていただきます。


    【細かな言葉遣いについて】

    ・拍手に到着を迎えた(第1話)
    ・笑うゴードンと怒るセオドアとに(第2話)
    ・素性が知られねぇ(第2話)
    ・多めの代金と共に渡してやれば(第3話)

    ここら辺はですね、私にとって創作の原点である大正昭和の小説家たち(宮沢賢治、倉田百三、室生犀星など)の書き方に、大いに影響を受けていますね。
    近代小説的国文法。

    死んではいない、と思っていましたが、なるほど……現代読者には違和感抱かれるのか、と思いました。


    ・拍手に到着を迎えた(第1話)
    「拍手で」=「拍手をもって、拍手をして」
    「拍手に」=「拍手の内に、拍手をしながら」

    by なのか while なのか、微妙な差ですね。
    付帯状況として拍手を用いたいので、 while がいいんですけれど。

    →「拍手に出迎える」なら、付帯感残しつつ、違和感減りますかね?


    ・笑うゴードンと怒るセオドアとに(第2話)

    並列は必ず「AとBと」で示せ、と高校の頃の国語教師に叩き込まれておりましてね。
    最近では、行政文書でも2個目の「と」を欠落させるようになってきていますが、私はあの先生への忠誠の証として、今後も欠落させないつもりです 笑。


    ・素性が知られねぇ(第2話)

    でも、こっちは直します。
    今でも西日本中心に残る言い回し、可能動詞を受身形や尊敬形と同形に使う用法ですね。
    行ける→行かれる
    知れる→知られる
    より古い言い回しですが、こちらが正当だと言い張るような原理主義者でもないので。


    ・多めの代金と共に渡してやれば(第3話)

    これも、現代文法においては、「渡してやると」が一般的ですね。
    なるほど、現代で「〜すれば」は、ほぼ=仮定条件なのか……。





    今回1番の驚きかもしれないです。
    そうかぁ……現代文法では使わないのかぁ……。
    浦島太郎になった気分ですわ。

    別の側面から見れば、20世紀前半らしい文章を再現するコツは、この辺りにあるってことですかね。
    ありがとうございます。


    【移行キャンセル界隈】

    今回の実験的要素のひとつだったので、上手く描けていてよかったです。
    これは、漫画などではよく使われる手法です。

    [場面]第二話後半、路上でのやりとり

    左下大ゴマ:ゴードン「──紅茶を淹れておいてくれ、俺も今晩は課題に充てる」
    次頁右上斜めコマ:テーブル上、ポットとティーカップ2つ、向き合って本を広げるふたり
    右上小コマ:真夜中の時計、振り子の揺れる音

    こんな感じのコマ割り、よくありますよね。
    文脈を利用した「絵で伝える」場面転換。

    これを小説に持ち込めないかなぁ、と試みた次第です。

    この手法の類型、たぶん、司馬遼太郎が使っていますね。背景描写を読者におまかせすること。
    ただ、下手をすると簡素な舞台演劇のように、最低限の小道具大道具と役者だけ、となりがちです。
    私が微妙に司馬作品を好みきらないのも、これが理由です。台詞と為人ばかりで、物語が進んでいく。
    司馬作品は、時代劇を前提知識に有している昭和ダディたちをターゲットにしているので、当時としては、不足なかったのでしょうけれど。

    なので、用法用量は要注意です。
    でも、物語がサクサク進んで便利だったので、これからも使っていこうと思います。


    【読みながら感想へのコメント】

    □第一話 故郷

    >ケンタッキー州西部。オハイオ川の両岸には、作付けを待つ裸の畝がまっすぐに伸びる。[その丘陵の頂]に、農園の黒人奴隷たちがビッグ・ハウスと呼ぶ邸宅があった。

    →ケンタッキー州西部。オハイオ川の両岸には、作付けを待つ裸の畝がまっすぐに伸びる。[その南岸、丘陵の頂]に、農園の黒人奴隷たちがビッグ・ハウスと呼ぶ邸宅があった。

    「その」を南岸にかけて、丘陵は特定しない形にしました。


    >>「父さん、見えないよ! 霧はない! これで七日目だから、夏が来たってことだ!」
    >なるほど、そういう判別法が。

    あったらいいなぁ、と思い創作しました 笑。
    ほら、あの峰の雪が溶けたら田植えをする、みたいな。

    あと、この直前、父からの問い掛けを、
    「──セオドアや、どうだね?」→「──テディや、どうだね?」
    として、セオドア=テディを示しておこうと思います。


    >女たちは、家族それぞれに木椀を配る。

    →「女たちはそれぞれの家族に木椀を配る。」

    領主であるセオドア親子はグラスで、黒人たちは木椀で葡萄酒を飲む設定でした。
    なので、この書き方ならより誤解がないかなと思います。


    >ジーンズの歴史なんかもそうですが、この時代の服飾は変化激しくて面白そうですね。

    面白そうですよね。
    ちょうど「半・分解展」という20世紀初頭のドレスやスーツを中心に収集した展示会が大阪でやってるらしいんですよ、と思って調べたら、今月1日まででした。
    残念、行けばよかった。


    >>「神様はいるさ。だけれど、天気とは関わりない」
    >ここらへん、チャールズ自身はどこまで線引きしてるのか気になるところではありますね。本編に出てくることはもうなさそうですが。

    チャールズがセオドアに説明した言い分としては、
    ・神はいるが、聖書は人間が書いたもの
    ・しかし、その聖書も二千年の間、多くの人々が大切に読んできた
    ・聖書の記述に対する正誤と、神の実存と、これらは全く別の問い
    こんな感じですかね。

    聖書の盲信は科学的無知だが、物理法則や自然の設計は神の御業、との認識です。
    当時の科学者としては、実に一般的。

    ちなみに、ダーウィンは1809年生まれなので、チャールズとは同世代ですね。


    >>キリスト教は現世利益より来世利益のイメージです。まあこれくらいのふんわりしたご利益はともかく。仏教もこんな感じかも。神道は逆に現世利益オンリー?

    キリスト教における神への信仰=契約に対する最大の約束が、魂の天国行きですから、来世利益といえばそうかも。
    同時に、「全ては神の恵」「神は必ず救いの手を差し伸べてくださる」というワードも頻出です。

    神道は、キリスト教および仏教と比べて、「黄泉」の世界観が薄いとされますね。
    それでも、幕末においては特に国学と結び付いて、今よりも「来世」意識が強かったみたいです。

    現世では天皇の治める世界「顕明界《けんめいかい》」に生き、来世では大国主尊の治める世界「幽冥界《ゆうめいかい》」に移る。
    ポイントは、「幽冥界《ゆうめいかい》」が現世の別レイヤーとして存在していて、子孫を側近く見守ったり、大国主に仕えて仕事したりするんです。
    死後の世界は決して、『古事記』にあるように汚くて暗い「黄泉」じゃない、現世とそんなに変わらない、だから不安にならずに、今を大切に生きなさい。そんな教えですね。
    わりと好きです。
    ただ、まあねぇ、明治維新後に国家神道にまとめられてですねぇ、戦没慰霊とかが関わってきて──はい、ここまでにしておきましょう。


    >現代のキリスト教徒でも、進化論を信じてない人が一定いると知って驚いた覚え。昔読んだ進化論とキリスト教の関係の本に「化石は神が埋めたものだ」という珍説が載ってて、「何でもありだな神」と苦笑したのを思い出しました。

    アメリカにおいては、特に南部バプテストですね。
    聖書の記述を非常に重んじており、今でも進化論に否定的、中絶の違法化、セックスおよびジェンダーに対する保守的態度などなど。
    この経験な、古き良きを守る世界が、セオドアの故郷なんですよ。

    ちなみに、化石と共に、宝石や金銀鉱物も神が埋めてくれたものだそうです。
    まあ、これも地球の内部構造が知られていない時代なら、一番説明が付いたんでしょうけどね。


    >一話の文字数が個人的に絶妙ですね。文章は重めで物語も緻密なのに、ストレスなくさくっと一話終わる感じ。

    小説をウェブ公開し始めたころ、どなたかの創作論で、
    「ウェブ小説は通勤通学途中に読みやすいサイズ、具体的には1話3,000〜3,500字程度がよい」
    と書かれていまして、以来、緩く守っています。


    □第二話 自由

    >小鹿さんの小説で台詞に感嘆符がつくの、珍しいんじゃないでしょうか。

    私は小説内に「‼︎」を使わないので、その分、「!」を温存する傾向がありますね、確かに。


    >ゴードンについて

    ペンシルバニア大学の学生98人をランダムに抽出して、実家太い順に並べたら、
    セオドア→第3位
    ゴードン→第8位
    くらいに入るイメージで書いています。

    セオドアの家は、代々の封建的領主なので「お貴族様」、
    対して、ゴードンの家は資本家ながら、父一代による「船成金」です。

    マインドがぜんぜん違うんでしょうね。
    ゴードンは上昇志向バリバリ、上下関係に聡く、利益をもたらす人物を素早く見抜く目を持っています。

    ちなみに、セオドアに声をかけた理由は、同期の中で一番かわいかったから。
    付き合ってみれば、自分より「ランク」の高い貴公子だとわかり、だけど純朴で性格は素直。構わないと拗ねる。一緒にいるとゴードンの承認欲求は満たされるんですよ。
    何より顔がかわいい(重要)。


    >そう言えば、奴隷解放は北部から進んで、農園を抱えていた南部は遅れたと読みましたっけ。

    そうです、そうです。
    奴隷解放運動は前編後半の重要な要素になってくるので、ぜひとも覚えておいてください!
    北から南に波及、しかし南部は拒否→戦争へ、との流れです。


    >>クリスマスじゃ工場も動いてねぇから
    >ここの「工場」がよくわかりません。何の工場?
    ゴードンが一番に造船所を見せようとするならわかるんですが、それより優先して考えるということは、何か意味があるかと思うんですが、思い当たらず。船の工場……は造船所だし。

    ここは、特定の工場ではなく、クリスマスは休業しているという一般的な事実を言いたかったんです……。

    なので、変更。

    →「クリスマスじゃ工員も休みだから」


    >当時のアメリカで酒や煙草の規制がどの程度かわかりませんが、十五歳に許されてるとはちょっと思えませんね。

    飲酒喫煙に対する法定年齢は、20世紀以降に導入されたようですね。
    なので、1840年当時、十五歳での飲酒喫煙は違法ではありません。
    もちろん、ケンタッキーの父母が知ったなら、酷く叱り付けるでしょうが。


    >強調点について

    2種類あることに気付いていませんでした。
    《》の中に「・・・」と入れていますが、これだと、小さくなるんですかね?
    《》の中に語句を入れると、大きくなると。

    皆さん、どちら派なんでしょう。


    >>「規則正しさが求められるのは、機械とそれを操る工員とだけさ。そうだろう、テッド。俺たちは、資本家になるのだから、そんな規則正しさなどは要らぬものだ」
    >そんなことはないだろと思いつつも格好いい啖呵。

    学生時代って、ちょっと斜に構えた賢い奴がモテますからね。
    エリート意識、特権階級意識の描写でもあります。


    >>随分と経ち、ゴードンが二階から軽やかな表情で戻り来た。
    >二階が寝室のクラブ兼娼館って感じですかね。

    そうですね。高級クラブの接待婦が売春もする、という形態です。
    ちなみに、売買春は違法ではありませんでした。合法でもないグレーゾーンですけど。


    >>セオドアには実に穢らわしく思えて、手を払い除ける。そのままハウスを出た。
    >一瞬、ゴードンに気があるのかと思いましたが、それよりも自分の知らない友人の一面への驚きとか苛立ちがない混ぜになってるのか。あるいは両方か。

    バプテスト的な純潔教育を受けたセオドアにとって、買春野郎は当然に軽蔑の対象です。

    恋愛感情はですね、物語を通して終始、抱かないんですよ。
    この示唆が難しいです。
    抱いているのは、兄への憧れ、友人としての独占欲。根底には、承認欲求ですね。対等な関係でいたいのに、ゴードンはかわいい弟扱いしてくるので。

    まあ、そこで頑張って背伸びしてる姿がゴードンにはかわいいんですけれど。


    >>舌打ちして、足を速めるが、ゴードンの腕が伸び来て、肩を抱き寄せられる。あやすように巻き毛を撫でられて、帽子を載せられた。
    >こいつ、絶対両刀だろ。

    ですね。女は年上好み、男は少年好みです。


    >>「着替えてから、お訪ねするよ。紅茶を淹れておいてくれ、俺も今晩は課題に充てる」
    >この切り替えがカッコイイ!

    って痺れちゃうから、セオドアはゴードンから離れられないんです。
    罪な男だ。


    >>ゴードンが先に寝室に入って、随分と経ってから。セオドアも寝台へ上がる。
    >ここは寝台の上下で「同衾してるわけではない」という暗示ですかね。

    バッチリ同衾です。
    徒歩10分なんだから帰れよと思うんですが、まあ街頭乏しい時代ですし、治安の問題もありますからね。

    ここは少し、文章を工夫してみます。


    □第三話 誘拐

    >>店奥のカウンター、酒瓶が並ぶ戸棚の前には、仕立ての良い燕尾服を着た主人がいた。
    >同じ燕尾服を着てるので主人も少年かと思ってましたが、二読して考えると、この人は普通に大人の可能性高いですよね。もしそうなら、何か一言あってもいいかも。
    少年で主人なら別にいいんですが。

    この男は管理買春の元締めですね。
    なので、髭面なり大人を示すアイテムを添えておきましょう。

    当時でも、強制売春や未成年の売買春は違法でしたから、完全なアングラです。
    外向けには、メイド喫茶みたいな、美少年給仕のコーヒーハウス。一部の紳士には、派遣型の男娼斡旋をしています。


    >>握手を求めて手が差し出される。ギリシア彫刻が生命を得たような、白く滑らかな肌。櫛目正しい金髪に青灰色の目。けれども、微笑みはどこか下卑で、誘惑的だ。
    >外見の特徴を順に並べる、よくあるやーつ!
    という指摘が虚しくなるほど、最後の描写がよいですねえ。こうでなくては。

    この作品の中では、容姿描写=性的な品定め、としています。
    そのため、ゴードンの容姿描写はないんですよね。
    一応、彼はハンサム系(年を重ねてもイケおじに移行できるタイプ)です。

    セオドアは美少年系(しかし、地味なおじさんになるタイプ)。
    ですが、各読者のお好みの造形で、彼らを思い描いていただいてかまいません。


    >>ゆっくりとグラスを置きながら、ゴードンを目の端に見た。頬杖を突き、ダニエルを見つめる。何度も買った男娼の肉体を記憶の中で味わう軽薄さがあった。
    >ここは「ダニエルを見つめている。」の方がよいです。
    主語がどちらかわからなくなるので。

    そうしますー。


    >>そうか、とセオドアは自身の心に納得を見つけ出す。紳士たちの慰みに薄汚れ、低俗に媚びる少年など、どうとでもしていいのだ。
    >いかん。それはクズの発想だ……!

    セオドアはゴードンに対等かつ大切に扱われたいのに、ゴードンはセオドアを雑に扱ってくる(と感じている)。

    だから、自分は雑に扱われる人間じゃない→雑に扱う側の人間→ダニエルを雑に扱う自分はゴードンと同じ立場。
    つまり、ダニエルを雑に扱うこと=ゴードンと対等になれる、という方程式なわけです。

    うん、16歳の歪んだ自意識ですね。


    >>セオドアは、自尊心が酷く傷付いていることを自覚しながら、ダニエルの紅潮した頬を手の甲で撫でる。
    >一瞬、鼻で笑われたことかと思いましたが、ここは男娼を弄ぶことに決めた自分の行為によるものでしょうかね。

    そうですね。
    ダニエルを必死に雑に、低めて扱おうとしていること、そのものをゴードンには笑われる、という劣等感です。
    あとは、ダニエルみたいな下等な存在に魅力を覚えている自身に対する嫌悪も大きいです。
    この魅力、媚びた笑顔への性的魅力を含みますが、多くは加害欲求が満たされそうとの期待感ですね。

    ゴードンへの不満を表せず、苛立ちが暴力に現れる感じ。

    なのに、実際、ベッドの上ではなすすべなくダニエルに快楽を与えられる一方なんですよね。
    どんな風に与えられたかは、レディの口からはとても言えませんけれど、平たく記せば、主に口でされたということです。ダニエルに。以上。


    >>十一歳くらいだろうか。
    >ここは不自然。
    「十歳くらい」ならわかりますが、「十一歳」は具体的すぎます。

    →「十を過ぎたくらいだろうか」に変更


    >>橄欖石《かんらんせき》色の目。
    >ラノベの参加者だったら怒るところですが、この小説の世界観だとマッチしてしまうのがずるい。

    カンラン石。私の一番好きな宝石です。8月の誕生石なので、8月生まれになりたかったくらい。
    私の地元では、カンラン石の基「オリビン」の変成した蛇紋岩《じゃもんがん》という石がたまに転がっていたんですね。水晶と合わせて、子どもたちには「キラ石」としてレア扱いされていました。白みがかった基質に、黄緑色のガラスっぽい粒です。
    オリビンは、マントルの主要鉱物ですから、地球の内側にはカンラン石の基がたっぷり詰まっているんです。ロマンの塊なんですよ。(ここまで一息)

    セオドアの時代では、まだマントルなんてわかっていませんでしたけれど、地下深くで生成されるらしいことは、なんとなく知られていました。
    地質学への憧れ=神の創世への不信、という象徴として、サルヴァトーレの目にカンラン石を選びました。


    >>この少年と話すために金を払う、という行動に、セオドアは疑問を持たなくなっている。そんな自分に改めて背徳を覚えつつ、澄ました顔で足を差し出した。
    >女子高生に「幾ら?」と声かける平成のおっさんを想起してしまった。
    一晩で一気に背徳ゲージあげましたね。

    他人を金で買えると知ってしまえば、もう戻れませんね。
    人間関係に資本主義を持ち込むとは、すなわち、隣人を自身に利潤をもたらす資本と見做すことなのです。


    >>歌詞はわからないが、「アデュー」と「私の愛する人」とは聞き取れた。
    >知ってる人なら特定できそうなやつだ。

    19世紀初頭のシチリア民謡は、調べがつきませんでした。
    なので、知ってる人がいたら今からでも教えて欲しいです 笑。


    >>昨夜、自分の身に起きたことなど、なんてことはない。むしろ、愉しんだではないか。対価を払って、靴を磨かれ歌を聴いたのと同じように、美麗で怠惰な少年に務めさせただけだ。
    >ううむ。そういう納得の仕方をしますか。
    間違ってはいないが、モラルもない。
    でも堕ちる時はこんな感じだったりしますよね。詭弁を自分に使うような。

    「合理化」ですね。
    ゴードンの行為は明らかに、セオドアに対する性的虐待になるんですけれど、セオドア自身はそうは認めたくないので。
    「嫌だった」を「愉しんだ」に歪めて評価しているんです。

    この時のセオドアにとって、もっとも大事なことは、ゴードンに認められることですから。


    >>猟犬のように目を光らせていた男は、紳士らしく帽子に手を掛けて挨拶する。
    >想像以上にヤバい男の気がしてきましたw

    倫理の欠片もない、傲慢な十七歳の金持ち坊ちゃんですからね。
    ヤバい奴ですよ。

    ゴードンは階級意識の上では、セオドアを格上としているので、いやむしろ、格上だからこそ、セオドアの性的な様を欲したんだと思います。
    だけど、格上のセオドアに「受け」を務めさせることは出来ないので、ダニエルを遣ってセオドアに奉仕させ、セオドアの悶える姿を見て支配欲求を満たした、と。

    ここらへん、もう少しはっきり示したいですね。


    >>セオドアは、もうどこにも遊びに行かなくていいと思った。秋の初めのように、ただゴードンと学生らしく交わっていられたらいい。
    >あれっ、色狂いの道に行くかと思ってましたが、そうでもない?
    それとも「ゴードンとは」って意味でしょうかね。
    サルヴァトールとか、絶対そっち狙いと見たんですが。

    セオドアは、ただゴードンに優しく知的な友人でいてほしいだけです。
    だから、この夜、ゴードンが何もなかったように同衾してくれていたら、たぶん一夜の過ちとして許していたと思うし、サルヴァトーレを拾うような真似もしなかったんじゃないですかね。

    うーん、難しい。
    BLではないんですよねぇ。恋情ではないので。

    一番しっくりくるのは、独占欲?
    幼少期は、ほとんど友人もなく、屋敷に跡継ぎの坊ちゃんとして何事にも優先して丁重に扱われていましたから。
    ゴードンの粗野なホモソーシャル的振る舞いとは、相性悪いんですよね。


    >>セオドアを見つけた橄欖石《かんらんせき》色の目が、朝の光全てを映して輝き、笑う。
    >私なら、ここは「色」を省きますかねえ。
    何なら「目」も省いていいかも。「セオドアを映した橄欖石が」でも伝わりますし。
    小鹿さんの省略法が移ったのかもw

    たしかに、せっかく宝石に例えているので、色は省きましょう。
    この後の記述からも。


    >>こうして、川霧消える四月の半ば。タウンハウスでの二人暮らしが始まった。
    >色々大丈夫なのか心配ですが、続きが気になりますねこれは!

    色々全然大丈夫じゃないです!
    何もかもダメになったところから、再生していく物語なので!

    続きを読みにきていただける日を楽しみにしています。





    では、総評についてのお返事はまた日を改めて。
    ひとまず、ありがとうございました。
    急に寒くなりましたから、暖かくしてお過ごしください!
  • >小鹿さん

    >今年もご感想ありがとうございます。
    >毎年変わらず、ここまでしっかり感想いただけて、本当に励みになります。
    >ありがたや、ありがたや。

    こちらこそ、毎年のご参加に感謝しきりです。


    >【細かな言葉遣いについて】
    >ここら辺はですね、私にとって創作の原点である大正昭和の小説家たち(宮沢賢治、倉田百三、室生犀星など)の書き方に、大いに影響を受けていますね。
    >近代小説的国文法。
    >死んではいない、と思っていましたが、なるほど……現代読者には違和感抱かれるのか、と思いました。

    ああ、やはりというか。そういう気はしてました。
    一応指摘しましたが、これについては雰囲気作りの面で寄与してる面も多分にありますし、意味が伝わらないわけではないので、こだわりがあるならよし、だと私も思います。

    これが現代ドラマなら違和感が強く出るかもですが、歴史ものですし。
    いずれにせよ、まさに「想定読者次第」ではないでしょうか。
    小鹿さんとこの創作論には勉強させてもらいましたw


    >→「拍手に出迎える」なら、付帯感残しつつ、違和感減りますかね?

    ぶっちゃけ、これでも違和感はあるので、そこはもうそういうものと開き直った方がよいかもしれません。私なら「拍手にて出迎える」にしますが、そういうことでもないでしょうし。

    >・笑うゴードンと怒るセオドアとに(第2話)
    >並列は必ず「AとBと」で示せ、と高校の頃の国語教師に叩き込まれておりましてね。
    >最近では、行政文書でも2個目の「と」を欠落させるようになってきていますが、私はあの先生への忠誠の証として、今後も欠落させないつもりです 笑。

    そういうこだわり、嫌いじゃないですw


    >・素性が知られねぇ(第2話)
    >でも、こっちは直します。
    >今でも西日本中心に残る言い回し、可能動詞を受身形や尊敬形と同形に使う用法ですね。
    >行ける→行かれる
    >知れる→知られる
    >より古い言い回しですが、こちらが正当だと言い張るような原理主義者でもないので。


    確かに、その言い回しはありますね。関西人として理解。
    ただ、誤読を招く場面では難しく思うところはあるので、直して正解かと思われます。

    >・多めの代金と共に渡してやれば(第3話)
    >これも、現代文法においては、「渡してやると」が一般的ですね。
    >なるほど、現代で「〜すれば」は、ほぼ=仮定条件なのか……。

    古い歌や時代劇だと覚えのある言葉回しですw

    >今回1番の驚きかもしれないです。
    >そうかぁ……現代文法では使わないのかぁ……。
    >浦島太郎になった気分ですわ。

    これほど濃厚な作品を書くにはこれくらい純血種にならないといけないのか、と私もびっくりです。いやでも専門家にありがちな話ではあるのか?

    >別の側面から見れば、20世紀前半らしい文章を再現するコツは、この辺りにあるってことですかね。
    >ありがとうございます。

    そういうことですし、今作でもけして無意味ではないと思いますよ。
    私も一応指摘しておいた、という立ち位置ですし。


    >【移行キャンセル界隈】
    >今回の実験的要素のひとつだったので、上手く描けていてよかったです。
    >これは、漫画などではよく使われる手法です。

    小鹿さんのアイデアでしたか。改めて素晴らしいですね。
    私も文章を書く上で、独自の表現手法や略し方を常々考えていますが、この発想は出てきませんでした。「元漫画の手法」とか、いかにも私が言いそうでお株を奪われた気分です。
    悔しい! でも尊敬する!

    >[場面]第二話後半、路上でのやりとり
    >左下大ゴマ:ゴードン「──紅茶を淹れておいてくれ、俺も今晩は課題に充てる」
    >次頁右上斜めコマ:テーブル上、ポットとティーカップ2つ、向き合って本を広げるふたり
    右上小コマ:真夜中の時計、振り子の揺れる音
    >こんな感じのコマ割り、よくありますよね。
    >文脈を利用した「絵で伝える」場面転換。
    >これを小説に持ち込めないかなぁ、と試みた次第です。

    ありますよね、確かに。
    私は読んでいた際、アニメとかで場面転換の際、移行後の一枚絵を差し挿む場面を思い出しましたが、言われてみれば漫画の方が近い演出かも。

    >この手法の類型、たぶん、司馬遼太郎が使っていますね。背景描写を読者におまかせすること。

    司馬遼太郎は売れ筋を三冊くらい読んだはずですが、何分昔過ぎて文章まで覚えていません。残念。

    >ただ、下手をすると簡素な舞台演劇のように、最低限の小道具大道具と役者だけ、となりがちです。
    >私が微妙に司馬作品を好みきらないのも、これが理由です。台詞と為人ばかりで、物語が進んでいく。
    >司馬作品は、時代劇を前提知識に有している昭和ダディたちをターゲットにしているので、当時としては、不足なかったのでしょうけれど。

    時代小説(単行本のタイプ)は、こういう形式のものが多い気がします。いや、分析するほどたくさん読んだわけではないですが。なんというか、時代小説好きなら気楽に読めるタイプ。専門用語や時代背景はわかってる前提。

    私はチャンバラ好きで文章でバトルを書くので、当然ながら時代劇も参考にしようと意気込んでた時期があるんですが、時代小説ってびっくりするくらい剣劇の描写が淡白で、ほとんど参考にならなかったんですよね。山田風太郎の方がまだましというくらい。

    それからもたまに時代小説を立ち読みするんですが、どれも読みやすさ優先で小鹿さんの言う
    「台詞と為人ばかりで、物語が進んでいく」パターンが多い印象。なので、あまり読み込まなくなりました。唯一尊敬してるのは隆 慶一郎で、勝手に師匠と崇めてます。元々時代劇作家だったので、小説もエンタメ性が強く描写に味があり、キャラが立っているんです。

    >なので、用法用量は要注意です。
    >でも、物語がサクサク進んで便利だったので、これからも使っていこうと思います。

    私も真似てみたいですが、これは小説を通して使わないと違和感が先に立ちそうですよね。
    素人が手を出すと火傷しそう。使う時はよくよく考えるようにしますw


    >【読みながら感想へのコメント】
    >□第一話 故郷

    >→ケンタッキー州西部。オハイオ川の両岸には、作付けを待つ裸の畝がまっすぐに伸びる。[その南岸、丘陵の頂]に、農園の黒人奴隷たちがビッグ・ハウスと呼ぶ邸宅があった。
    >「その」を南岸にかけて、丘陵は特定しない形にしました。

    よいと思います。

    >あったらいいなぁ、と思い創作しました 笑。
    >ほら、あの峰の雪が溶けたら田植えをする、みたいな。

    な、なんだって──っ!w
    まあ騙されるのは良質なフィクションということで。

    >あと、この直前、父からの問い掛けを、
    >「──セオドアや、どうだね?」→「──テディや、どうだね?」
    >として、セオドア=テディを示しておこうと思います。

    ああ、確かに親は愛称で呼ばないのかな?とはちょっと思ってました。
    そういう親もいるかなとスルーしましたが、よい変更ではないでしょうか。


    >→「女たちはそれぞれの家族に木椀を配る。」
    >領主であるセオドア親子はグラスで、黒人たちは木椀で葡萄酒を飲む設定でした。
    >なので、この書き方ならより誤解がないかなと思います。

    なるほど。確かに木椀なの不思議でした。こちらなら誤読しないかと。
    ほんのちょっとの違いなのに、文章は不思議ですねえ。


    >面白そうですよね。
    >ちょうど「半・分解展」という20世紀初頭のドレスやスーツを中心に収集した展示会が大阪でやってるらしいんですよ、と思って調べたら、今月1日まででした。
    >残念、行けばよかった。

    私もニュースで知ってましたが、行きそびれました。
    なかなか一人でこの手の展示や美術館に行く習慣がつかなくて。
    現物から学ぶことも大きいと思ってはいるんですが。


    >チャールズがセオドアに説明した言い分としては、
    >・神はいるが、聖書は人間が書いたもの
    >・しかし、その聖書も二千年の間、多くの人々が大切に読んできた
    >・聖書の記述に対する正誤と、神の実存と、これらは全く別の問い
    >こんな感じですかね。
    >聖書の盲信は科学的無知だが、物理法則や自然の設計は神の御業、との認識です。
    >当時の科学者としては、実に一般的。
    >ちなみに、ダーウィンは1809年生まれなので、チャールズとは同世代ですね。

    なるほど。
    欧米の科学の歴史は、聖書との対峙の歴史でもあった感じですね。
    勉強になるなあ。
    「生物が地球に誕生する確率は、神が実在するレベルで低い」という話を聞いたことがあります。あながち聖書への迎合とも言えない部分があって、趣深いです。


    >キリスト教における神への信仰=契約に対する最大の約束が、魂の天国行きですから、来世利益といえばそうかも。
    >同時に、「全ては神の恵」「神は必ず救いの手を差し伸べてくださる」というワードも頻出です。

    ああ、確かに。アーメン。

    >神道は、キリスト教および仏教と比べて、「黄泉」の世界観が薄いとされますね。
    >それでも、幕末においては特に国学と結び付いて、今よりも「来世」意識が強かったみたいです。

    へーへーへー。


    >現世では天皇の治める世界「顕明界《けんめいかい》」に生き、来世では大国主尊の治める世界「幽冥界《ゆうめいかい》」に移る。
    >ポイントは、「幽冥界《ゆうめいかい》」が現世の別レイヤーとして存在していて、子孫を側近く見守ったり、大国主に仕えて仕事したりするんです。
    >死後の世界は決して、『古事記』にあるように汚くて暗い「黄泉」じゃない、現世とそんなに変わらない、だから不安にならずに、今を大切に生きなさい。そんな教えですね。
    >わりと好きです。

    かすかに聞き覚えのある単語ですが、ほとんど知りませんでした。
    そうか、そういう来世感が神道にもあるんですね。黄泉だけのイメージでした。
    しかし小鹿さんは何でも詳しいなあ。

    私、霊能者エッセイ(漫画)もわりと好きで読むんですが、そのうちの一人が、亡くなった旦那(こちらも霊能者)と繋がっていて、向こう(天界)でも現世と似たような生活をしてる、という話を思い出しました。逆にリアリティを感じますよね。私も好きw

    >ただ、まあねぇ、明治維新後に国家神道にまとめられてですねぇ、戦没慰霊とかが関わってきて──はい、ここまでにしておきましょう。

    そういや、英霊がどこ行ったって話は聞いたことないですね……w

    >アメリカにおいては、特に南部バプテストですね。
    >聖書の記述を非常に重んじており、今でも進化論に否定的、中絶の違法化、セックスおよびジェンダーに対する保守的態度などなど。
    >この敬虔な、古き良きを守る世界が、セオドアの故郷なんですよ。

    日本だと「エホバの証人」なんかを思い出しますが、アメリカでは原理主義者が根強く残ってそうですねえ。南部なら今だに。

    >ちなみに、化石と共に、宝石や金銀鉱物も神が埋めてくれたものだそうです。
    >まあ、これも地球の内部構造が知られていない時代なら、一番説明が付いたんでしょうけどね。

    そういうとこはアイヌの宗教に近いものを感じますね。
    森の動物はみな神が用意してくれた贈り物。

    >小説をウェブ公開し始めたころ、どなたかの創作論で、
    >「ウェブ小説は通勤通学途中に読みやすいサイズ、具体的には1話3,000〜3,500字程度がよい」
    >と書かれていまして、以来、緩く守っています。

    私は誰かに教えられたわけではないですが、他の人の作品なんかを読むにつれ、だいたいそれくらいが適切だと感じるようになりました。切りのいい場面が来なくて、仕方なく4000字超えたりもするんですが。目標的にはそこら辺です。


    >□第二話 自由


    >>ゴードンについて
    >ペンシルバニア大学の学生98人をランダムに抽出して、実家太い順に並べたら、
    >セオドア→第3位
    >ゴードン→第8位
    >くらいに入るイメージで書いています。
    >セオドアの家は、代々の封建的領主なので「お貴族様」、
    >対して、ゴードンの家は資本家ながら、父一代による「船成金」です。

    ほぼイメージ通り。

    >マインドがぜんぜん違うんでしょうね。
    >ゴードンは上昇志向バリバリ、上下関係に聡く、利益をもたらす人物を素早く見抜く目を持っています。

    ここら辺も、そういう人物と受け止めてます。
    古い少女漫画だとよくいる造詣ですが、おそらく文学の元ネタがあると思われ。

    >ちなみに、セオドアに声をかけた理由は、同期の中で一番かわいかったから。
    >付き合ってみれば、自分より「ランク」の高い貴公子だとわかり、だけど純朴で性格は素直。構わないと拗ねる。一緒にいるとゴードンの承認欲求は満たされるんですよ。
    >何より顔がかわいい(重要)。

    (重要)。

    >そうです、そうです。
    >奴隷解放運動は前編後半の重要な要素になってくるので、ぜひとも覚えておいてください!
    北から南に波及、しかし南部は拒否→戦争へ、との流れです。

    くっ、続きを読めという圧を感じるっw

    >ここは、特定の工場ではなく、クリスマスは休業しているという一般的な事実を言いたかったんです……。
    >なので、変更。
    >→「クリスマスじゃ工員も休みだから」

    なるほど、私が穿ち過ぎましたか。
    それならわかります。

    >飲酒喫煙に対する法定年齢は、20世紀以降に導入されたようですね。
    >なので、1840年当時、十五歳での飲酒喫煙は違法ではありません。
    >もちろん、ケンタッキーの父母が知ったなら、酷く叱り付けるでしょうが。

    ここら辺は、知識次第で彼らの背徳への許容度に違いが出そうではありますね。
    そういや小鹿さんの作品って、「舞台背景」を地の文で説明することってほぼないですよね。語りや台詞で触れることはあっても、作者の言葉ではまずなかったはず。

    説明文が悪とは言いませんが、物語の流れに紛れさせるべきと教えてる立場としては理想的ですよね。

    >>強調点について
    >2種類あることに気付いていませんでした。
    >《》の中に「・・・」と入れていますが、これだと、小さくなるんですかね?
    >《》の中に語句を入れると、大きくなると。
    >皆さん、どちら派なんでしょう。


    《《》》で囲むと自動的につく感じですね。
    試してみると|カメムシ《・・・・》と《《カメムシ》》。
    後者の方が「・」が大きく表示されます。

    私が読む限りどちらも使われていますが、前者の方がやや多い印象。
    というのも、|《》を用いたルビは、他のウェブ小説サイトと共通なので、いちいち変換しないで済むんです。掛け持ち派には前者の方が便利なのでしょう。

    私も掛け持ち派ですが、老眼故か傍点を読み落とすことがしばしばあって、傍点の大きな後者を利用しています。私も掛け持ちしてるので、いちいち書き換える手間が大変ですが、リーダビリティのために必要な苦労だとあきらめてますw


    >学生時代って、ちょっと斜に構えた賢い奴がモテますからね。
    >エリート意識、特権階級意識の描写でもあります。

    ありますよねえ。

    >恋愛感情はですね、物語を通して終始、抱かないんですよ。
    >この示唆が難しいです。
    >抱いているのは、兄への憧れ、友人としての独占欲。根底には、承認欲求ですね。対等な関係でいたいのに、ゴードンはかわいい弟扱いしてくるので。
    >まあ、そこで頑張って背伸びしてる姿がゴードンにはかわいいんですけれど。

    あー、そこは確かに読み取りづらい部分ですね。
    BLにおいて、恋愛感情抜きの思慕とか敬愛ですから。本人が明言とかしないとわからない部分ではあります。匂わせだとどっちにも取れてしまうし、素直じゃない表現にも読めるし。難題すぎる……!

    >って痺れちゃうから、セオドアはゴードンから離れられないんです。
    >罪な男だ。

    ヤバい。私もタラしこまれてる!

    >バッチリ同衾です。
    >徒歩10分なんだから帰れよと思うんですが、まあ街頭乏しい時代ですし、治安の問題もありますからね。
    >ここは少し、文章を工夫してみます。

    ばっちり同衾ですか!w 深読みしすぎ2!


    □第三話 誘拐

    >当時でも、強制売春や未成年の売買春は違法でしたから、完全なアングラです。
    >外向けには、メイド喫茶みたいな、美少年給仕のコーヒーハウス。一部の紳士には、派遣型の男娼斡旋をしています。

    まあ、この手の店が合法という世界はあまり存在しない気はしますね。
    いや、日本の遊郭とかはそうなのか。未成年OKでしたっけ?
    男娼はいなさそうですが。(文化はばりばりありましたが)

    >この作品の中では、容姿描写=性的な品定め、としています。
    >そのため、ゴードンの容姿描写はないんですよね。
    >一応、彼はハンサム系(年を重ねてもイケおじに移行できるタイプ)です。

    なるほど、面白い視点ですね。
    ラノベだと美少女だけひたすら描写の濃かったりしますが、あれもその一種なのかもw

    >セオドアは美少年系(しかし、地味なおじさんになるタイプ)。
    >ですが、各読者のお好みの造形で、彼らを思い描いていただいてかまいません。

    だいたいイメージに合致しますね。
    ちなみに私の脳内だと、今作は萩尾望都が漫画化してくれてます。


    >セオドアはゴードンに対等かつ大切に扱われたいのに、ゴードンはセオドアを雑に扱ってくる(と感じている)。
    >だから、自分は雑に扱われる人間じゃない→雑に扱う側の人間→ダニエルを雑に扱う自分はゴードンと同じ立場。
    >つまり、ダニエルを雑に扱うこと=ゴードンと対等になれる、という方程式なわけです。
    >うん、16歳の歪んだ自意識ですね。

    なるほど。格下を作ることで自分を上げる感覚。
    分かる気がします。

    >ダニエルを必死に雑に、低めて扱おうとしていること、そのものをゴードンには笑われる、という劣等感です。

    ああ、そういう笑いですか。そこは読み取れてませんでした。

    >あとは、ダニエルみたいな下等な存在に魅力を覚えている自身に対する嫌悪も大きいです。
    >この魅力、媚びた笑顔への性的魅力を含みますが、多くは加害欲求が満たされそうとの期待感ですね。

    こちらは読み取れてました。

    >なのに、実際、ベッドの上ではなすすべなくダニエルに快楽を与えられる一方なんですよね。
    >どんな風に与えられたかは、レディの口からはとても言えませんけれど、平たく記せば、主に口でされたということです。ダニエルに。以上。

    あ、そこ止まりではあるんですね。
    「少年の純潔を喪った」とあったからてっきり、モゴモゴ。


    >カンラン石。私の一番好きな宝石です。8月の誕生石なので、8月生まれになりたかったくらい。
    >私の地元では、カンラン石の基「オリビン」の変成した蛇紋岩《じゃもんがん》という石がたまに転がっていたんですね。水晶と合わせて、子どもたちには「キラ石」としてレア扱いされていました。白みがかった基質に、黄緑色のガラスっぽい粒です。
    >オリビンは、マントルの主要鉱物ですから、地球の内側にはカンラン石の基がたっぷり詰まっているんです。ロマンの塊なんですよ。(ここまで一息)

    へーへーへー。
    秋アニメでやってた「瑠璃の宝石」(鉱物学女子高生もの)を思い出しました。
    石好きな子ども、結構いるもんですねえ。
    私は翡翠が好きです。学生時代に中国で見たのが忘れられなくて。今なら手の出せる値段なんですが。

    >セオドアの時代では、まだマントルなんてわかっていませんでしたけれど、地下深くで生成されるらしいことは、なんとなく知られていました。
    >地質学への憧れ=神の創世への不信、という象徴として、サルヴァトーレの目にカンラン石を選びました。

    そ、そこまで考えての表現とは……全然気が付きませんでした。
    まさかチャールズのくだりが布石だったとは。

    >他人を金で買えると知ってしまえば、もう戻れませんね。
    >人間関係に資本主義を持ち込むとは、すなわち、隣人を自身に利潤をもたらす資本と見做すことなのです。

    「お金が絡むと人間関係が壊れる」は、現代でも広く言われることですね。
    この場合は、そもそも利害関係でスタートですけど。

    >19世紀初頭のシチリア民謡は、調べがつきませんでした。
    >なので、知ってる人がいたら今からでも教えて欲しいです 笑。

    小鹿さんのことだから、てっきり元ネタがあると確信してましたw


    >「合理化」ですね。
    >ゴードンの行為は明らかに、セオドアに対する性的虐待になるんですけれど、セオドア自身はそうは認めたくないので。
    >「嫌だった」を「愉しんだ」に歪めて評価しているんです。
    >この時のセオドアにとって、もっとも大事なことは、ゴードンに認められることですから。

    認知の歪みってやつですね。
    そう考えると、事後のゴードンの反応とか、あきらかに飴と鞭ですね。
    ヤクザが女を落とすのに、乱暴にした後で甘々に接するのと同じやーつ!

    >倫理の欠片もない、傲慢な十七歳の金持ち坊ちゃんですからね。
    >ヤバい奴ですよ。

    や、やっぱり。

    >ゴードンは階級意識の上では、セオドアを格上としているので、いやむしろ、格上だからこそ、セオドアの性的な様を欲したんだと思います。
    >だけど、格上のセオドアに「受け」を務めさせることは出来ないので、ダニエルを遣ってセオドアに奉仕させ、セオドアの悶える姿を見て支配欲求を満たした、と。
    >ここらへん、もう少しはっきり示したいですね。

    言われたらなるほどですが、説明なしでここまで読み取るのは難しいですね。少なくとも私には。
    長編ですし、じっくりとその辺りをあぶり出していく手法はとれるかと。後々そういう話があれば、読者はこの辺の場面を思い返して改めて得心が行く、という楽しみ方も出来ますし。

    >セオドアは、ただゴードンに優しく知的な友人でいてほしいだけです。
    >だから、この夜、ゴードンが何もなかったように同衾してくれていたら、たぶん一夜の過ちとして許していたと思うし、サルヴァトーレを拾うような真似もしなかったんじゃないですかね。

    さっきも出た話ですね。難しい。

    >一番しっくりくるのは、独占欲?
    >幼少期は、ほとんど友人もなく、屋敷に跡継ぎの坊ちゃんとして何事にも優先して丁重に扱われていましたから。
    >ゴードンの粗野なホモソーシャル的振る舞いとは、相性悪いんですよね。

    ふううむ。
    ぼんぼんが都会派の素振りに憧れたり好意を抱いたりする展開もあり得るので、そこら辺を読み取るのは容易ではないところですね。
    私なら、セオドアがゴードンとの関係性を自問し、自分の中で整理しようとするシーンを入れたりしそうですが、小鹿さんの手法とは相容れないかもだし。うーん。

    >色々全然大丈夫じゃないです!
    >何もかもダメになったところから、再生していく物語なので!

    うわーー、やっぱり!w
    まあネタバレ時点でわかってたことではありますが!


    >続きを読みにきていただける日を楽しみにしています。

    来年、今作で参加されないなら、読みに行きます。
    来られるならステイを選んだ方がいいのか。
    あーでもまだまだ続きそうだし、読んでおくべきかなこれは。

    >では、総評についてのお返事はまた日を改めて。
    >ひとまず、ありがとうございました。

    はい、お待ちしております。
    こちらこそ、ありがとうございました。毎回勉強させていただいてます。

    >急に寒くなりましたから、暖かくしてお過ごしください!

    今は足元に湯たんぽ置いてます。
    キャンプ用に買ったんですが普段使いでも重宝してます。
    明日は灯油を買いに行くつもりです。ファンヒーターではこの先の寒さと闘えそうにないのでw
  • 連日失礼しますー!
    後半、総評分への返信させていただきますね。

    では、よろしくお願いします。


    ▷タイトルについて

    本作のタイトルは、室生犀星『小景異情』の冒頭、

     ふるさとは 遠きにありて 思ふもの
     そして悲しく うたふもの

    こちらから借用しています。
    都会に出てしまった犀星にとって、故郷は懐かしくも、自身の異質を再認識させられる場になってしまった。故郷への思いは、故郷に帰ることでは満たされない。
    そんな悲しみと、決意の詩なんですね。

    セオドアにとって、ケンタッキーとは、敬虔な信徒たちが家族で農園を営む場所であって、
    「罪」を自覚した自身が帰れる場所ではなくなってしまったんです。

    なので、物理的な距離と心理的な複雑さを託して、『故郷遠く』としました。


    ▷キャッチコピーについて

    >善き人として生まれたかった。

    ケンタッキーにあっては、科学的思考と男色の罪によって、
    南北戦争期にあっては、奴隷を所有する農園主の立場によって、
    セオドアは「善き人」ではいられません。

    このコピーは前編の山場になるので、読んでください。(圧)


    ▷あらすじについて

    はい、ネタバレです 笑。
    死によって救いの道を示すのが、救世主《サルバトーレ》の役回りなので。

    本作のタイトル、初めは『ケンタッキーの我が家』の原題である『Old My Kentucky home, Goodnight』、
    つまり、『懐かしきケンタッキーの我が家よ、さようなら』から取ろうと思ったんですが、
    どういじっても『コックロビンよ、さようなら。』と被るのでやめました。

    代わりに、この曲は前編最後の山場に出てきますから、ぜひ読んでください。(圧再び)

    ▷文章について

    こちらも、存分に褒めていただいて、嬉しいやら申し訳ないやらです。

    「珍しく弱気」と書かれましたが、私は毎度、新作を描くたびに、
    「お前の実力、こんなものか」
    と打ちのめされていますよ。同時に、
    「自惚れたものだ、お前の実力はこんなもんだよ」
    ともなります。

    だから、新作でも既存作の続きでも、書こうとするたび怖くなるんですよね。打ちのめされることがわかっているので。
    でも、プロットとは、ある意味、私の頭の中にしかないイデアであって、拙くとも私が想起し、描かなければ、決して形に現れることはありません。
    となれば、もう弱気になっても怖くても、書くしかないんですよ。

    なんとか書き上げて、やはり打ちのめされて。
    それでも、PVが付いたり、こうして感想をいただいたりして、なんとか生き延びています 笑。

    最近は、度胸を得てきて、
    「つべこべ言わずに、とにかく書けー! 書いたら、なんとかなるー!!」
    と、自身を鼓舞して、書き上げられるようになりましたが。

    裏を返すと、とりあえず書いている、感は強くなる一方。
    昔は、描きたい気持ちが一番大きかったはずなのになぁ、とか思って、過去作が眩しく思えてしまっていました。

    ですから、今回、この感覚への向き合い方をつづっていただいたことで、
    まだまだ受容も整理も着きそうにありませんが、一応、前向きに捉えていこう、との気持ちを作ることができました。


    >でもって肝要なのは、「それでも気になるなら、取りに戻ればよい」ということです。
    人間は影響を受けて変化する。それは過去の自分にも適用されるはず。「昔の作品が良かった」なら、その影響を受けて、前向きに変化すればいいのです。

    これを読んで、私は過去の作風に戻りたいのではなくて、あの作風が書けていたころの学生生活に戻りたがっているんだな、と自覚したんですよ。

    それぞれに美的感覚の優れた友人や後輩がいて、季節ごとに連れ立っては、花を見たり、寺社を訪れたり。
    あのきらきらした時間が、その日に見た色、感じた感覚を、新鮮なままに描かせてくれていたわけです。
    学生として奈良町に住んでいたからこそ得られたものです。

    ひるがえって、今ですよ。
    ……見せられないレベルの、お部屋の散らかり具合です。

    人生のステージ変わったわぁ、もう戻れないわぁ、
    とちょっと泣きました。
    過去作を読めばなお、あれを生み出しえた環境の喪失に痛み入るわけですもの。


    >人生は後戻りできませんが、Uターンは可能です。
    自身の過去に学び、拾う方向の未来を目指せばよいと私は思います。

    どうやったらUターンできるんだろう、とここ数日考えていました。

    ひとまず、Twitterに利用時間制限かけてきました 笑。
    今から、お部屋を掃除しようと思います。

    そういうことなのかなぁ、と疑問を抱いてはいますが、まずはこの年末まで、
    「忙しさに負けず、美しいものを感受する」
    ことができる生活を整えたいと思います。

    作風が環境に影響されるのならば、嘆いてないで、環境整えていかねばなりませんよね。
    頑張ります。


    それにしても、先輩にまで尋ねていただいたり、エッセイの裏話を聞かせていただいたり、至極丁寧に向き合っていただいて、
    ここは感想書き企画であって、人生相談コーナーじゃないんだぞ!!
    となっています。
    去年に引き続き、すみません。本当にありがとうございます。


    「パトロンがいます」と『窮極合体KKK 2022』は以前に読んでましたが、
    改めて読み返すと、待ってくれている読者がいる梶野さんも、自分のために書いてもらえた後輩さんも、いい関係だなぁとしみじみ思いました。


    ▷ストーリーについて

    セオドアの幼少期から、南北戦争の終結まで。三〇年を描く予定です。
    私の過去作の中でも一番長く、主人公の変化を追っている作品ですね。

    あと、今回初めて、主人公の悪意を描きました。
    これまでの作品では、追い詰められて人を裏切ったり(『接吻』)、意図せず傷付けたり(『コックロビン』)はありましたけれど、
    基本的に、登場人物皆が真面目で、優しさを備えた性格だったと思います。

    正気のまま悪意を持ち続けるって、難しいんだなと思わされましたね。
    自己欺瞞で正当化するか、麻痺して盲目になるか。
    いずれにしろ、悪意の結果である「罪」から目を逸らして生きることになります。

    今回のテーマのひとつが、「目を逸らさない」です。

    セオドア、賢いんですよ。
    幼少期から地球科学への興味を黙って屋敷に過ごせましたし、
    奴隷解放運動にさいしても、南北両方の視線をもって現実を捉えることができる。
    だからこそ、コミュニティー内で「純粋な存在」でいられないんですよね。

    この「純粋な存在」でいられない孤独は、『接吻』から共通しています。ただ、イシュトヴァーンもサミュエルも、彼らの「不純」は生まれゆえなんですよね。
    一方で、セオドアの「不純」は、(サルヴァトーレへの性的搾取はともかく)賢さゆえなんです。
    賢いがゆえに多角的視点を持ててしまい、どこかひとつに属することができない。

    私、現代人はほとんど全て、「賢い人」側に分類されてしまうと思っています。
    メディア、とくにSNSの発達によって、日常生活では知り得ない立場・階層の出来事を知ることができますから。

    例えば、ビーガンとか。
    「かわいそうな動物たち」を知ってしまった以上、「目を逸らせない」んです。
    だから、知らなかったころには持たずに済んでいた苦しみを、日常に感じるようになる。後天的に、社会的マイノリティーになってしまうんですよね。

    戦争。環境問題。人権、フェミニズム、ジェンダー。少子化、生活苦。
    Twitterに荒ぶる様々な話題も、知ってしまった以上、目を逸らせなくて、本来は縁遠いはずの問題を自分事として考えてしまうがゆえのものです。

    自分事として考えることは大事ですが、「目を逸らさない」責任感は、ときに自責となり、自らを苦しめるものとなってしまいます。

    難しいですよねぇ。
    セオドアの苦しみも、ここにあるんですよ。

    じゃあ、どうしたらいいか。
    それが後編のテーマになります。


    私の描きたい物語って難しいんですよ。
    だから、あまり少女〜若い女性の物語を描かないんです。
    彼らの悩みは、私にとって我が身に差し迫った課題になってしまいますからね。
    私は現実で手一杯なんで、創作の中でまで苦しみたくありません 笑。

    好きこそ物の上手なれ、ですよね。
    若さゆえの悩みは、今後も少年たちに託そうと思います。


    余談ながら、このご指摘。
    >「舞台背景」を地の文で説明することってほぼないですよね。語りや台詞で触れることはあっても、作者の言葉ではまずなきったはず。

    たしかに、となりました。
    意識はしていなかったのですが、最近はあまりしないかもしれません。

    昔は、ちゃんと描きたい、伝えたい、と気負うところが多かったせいか、いわゆるナレーション的な説明を多用していましたが。
    ストーリー展開に支障がなければ、伝わりきらなくてもいいかぁ、と思うようになりました。




    ▷キャラクターについて

    梶野さん脳内では、萩尾望都作画で描いていただいているそうで。ありがとうございます。
    クルクル金髪のセオドアは、エーリクのビジュアルですかね。立ち位置的にはユーリですが。

    となれば、ゴードンは、オスカーとサイフリートを足して2で割った感じ。濃い茶髪〜黒髪でお願いします。

    (遥か昔に読んだ記憶をもとにウィキで調べただけなので、間違ってたらごめんなさい)


    あと、セオドアはゴードンとの(精神的な)関係において「受け」でありながら、サルヴァトーレに対しては「攻め」になる問題ですが。

    これは、私の抱いている男色の認識が、
    稚児愛(僧侶→稚児)、衆道(念者→若衆)、蔭間(客→蔭間)、旧制中高の少年愛(上級生→下級生)
    など、全て年齢と社会的な立場で受け攻めが決まる形態だからだと思います。

    たぶん、現代BLや同性愛物だったら、一個の個人同士が恋愛する中で確定したり、さらに反転することもあったりするのでしょうけれど。
    なんていうんですかね、権力勾配と性的搾取が前提にある「男色」においては、反転は御法度です。下剋上に等しいわけですから。

    んー、職業として蔭間を務めた元少年は、成人が近付くにつれて女客を取った、とはされますが、男客も抱いた、とは見たことないですね。
    旧制中高の場合、下級生の頃は若衆になり、上級生になれば若衆を得る、みたいな連鎖はあったようですが。

    なので、基本が性的搾取構造であるため、能動的に男色に臨む場合、「攻め」として搾取側にまわりたいものなのではないでしょうか。

    でも、そういうことじゃないですよね。
    「受け」として刻まれた属性は、成人しても続くものでは、ってことですもんね。
    想像ですが、元よりの性的指向と、トラウマや好感の多少など、様々絡んできそうではあります。


    ついでに、遊郭について話しておくと、客を取るのは、時代によって前後しますが、おおむね数え十七歳から。
    蔭間は十三、四歳からです。
    胸が痛みますわ。美化、エンタメ化されすぎていますが、慎重に扱われるべき歴史の一幕です。





    本当に長々とすみません。
    来年は、また新しい作品で参加したいと思います。

    まだプロットどころか構想すらありませんが。
    もし書けなければ、既存作品で参加したいです。そうなると、読みながら感想でビシバシ指摘されそう 笑。

    この一年で、より良い新作を書けるように精進します。

    最後に!
    翡翠、いいですよね。白濁のない濃い緑が高級とされますけれど、白濁があっても模様が見えてかわいい。


    さてさて、今年もありがとうございました。
    今年は梶野さんの感想を読みながら、冬休みを過ごすことになりそうです。

    特に楽しみなのは、【26】葛西 秋さん『明朝の古い茶碗は海辺の岩の陰に沈んでいたのだが』、それから、【27】Yujin23duoさん『アマチュアファイト ――チー牛vs中年サラリーマン――』です。

    葛西さんとは、私の企画でお隣さんでしたよね。今回は直接対面。葛西さんも小鹿と同じくコメント欄が本番タイプなので、そこもワクワク。
    Yujin23duoさんの作品は、私からの感想を受けて、改稿がなされているようですが。こちらも、梶野さんの反応はいかに。

    それでは。
    暖かくして、よく食べて、よく寝てください。
  • >小鹿さん

    >連日失礼しますー!
    >後半、総評分への返信させていただきますね。
    >では、よろしくお願いします。

    はい、よろしくお願いします。


    >▷タイトルについて
    >本作のタイトルは、室生犀星『小景異情』の冒頭、
    > ふるさとは 遠きにありて 思ふもの
    > そして悲しく うたふもの
    >こちらから借用しています。

    おお、私でも知ってるやつ。後半初めて見ました。
    これが室生犀星なんですね。読んだことなかった。

    >都会に出てしまった犀星にとって、故郷は懐かしくも、自身の異質を再認識させられる場になってしまった。故郷への思いは、故郷に帰ることでは満たされない。
    >そんな悲しみと、決意の詩なんですね。

    ネタバレ感ありますが、なるほど。
    ここに気が付いていれば、物語の先行きが読めたわけですね。
    むむう、奥が深い。

    >セオドアにとって、ケンタッキーとは、敬虔な信徒たちが家族で農園を営む場所であって、
    「罪」を自覚した自身が帰れる場所ではなくなってしまったんです。
    >なので、物理的な距離と心理的な複雑さを託して、『故郷遠く』としました。

    後に故郷を懐かしく思ったりするんでしょうかね。
    離れる前に描かれたケンタッキーでの生活ではあまりよいイメージがなかったですが、思い出される頃には美化されていそうではあります。

    >ケンタッキーにあっては、科学的思考と男色の罪によって、
    >南北戦争期にあっては、奴隷を所有する農園主の立場によって、
    >セオドアは「善き人」ではいられません。
    >このコピーは前編の山場になるので、読んでください。(圧)

    うわーん、未読で積んでる作品がたくさんあるのにー!
    まあでも先が気になる話なので前向きに。

    >はい、ネタバレです 笑。
    >死によって救いの道を示すのが、救世主《サルバトーレ》の役回りなので。

    「トーマの心臓」みたいなイメージですが、さて。

    >本作のタイトル、初めは『ケンタッキーの我が家』の原題である『Old My Kentucky home, Goodnight』、
    >つまり、『懐かしきケンタッキーの我が家よ、さようなら』から取ろうと思ったんですが、
    どういじっても『コックロビンよ、さようなら。』と被るのでやめました。

    確かにw

    >代わりに、この曲は前編最後の山場に出てきますから、ぜひ読んでください。(圧再び)

    重圧w

    >▷文章について
    >こちらも、存分に褒めていただいて、嬉しいやら申し訳ないやらです。

    いえいえ。
    今年は例年に増して挑戦的で、特筆すべきものでしたので。

    >「珍しく弱気」と書かれましたが、私は毎度、新作を描くたびに、
    >「お前の実力、こんなものか」
    >と打ちのめされていますよ。同時に、
    >「自惚れたものだ、お前の実力はこんなもんだよ」
    >ともなります。

    ふーむ。ぶっちゃけ、私も毎回こんな感じです。
    やはりアレですかね。どれだけ上手い人でも苦悩は尽きないものだと。
    それこそプロや文豪レベルでも。

    >だから、新作でも既存作の続きでも、書こうとするたび怖くなるんですよね。打ちのめされることがわかっているので。
    >でも、プロットとは、ある意味、私の頭の中にしかないイデアであって、拙くとも私が想起し、描かなければ、決して形に現れることはありません。
    >となれば、もう弱気になっても怖くても、書くしかないんですよ。

    ここら辺もまったく同感です。身に覚えしかありません。
    前作の評価がよければ次は落ちないか怖いし、悪ければなおのこと嫌になるし。
    褒められてもけなされてもマイナスに感じる癖はいまだに治りません。

    でもって、それでも書いてしまう理由も同じですねー。
    自分以外誰も書いてくれないんだから、仕方がない。
    私なんて残り時間が見えてきてるから、なおのことですわ。

    >なんとか書き上げて、やはり打ちのめされて。
    >それでも、PVが付いたり、こうして感想をいただいたりして、なんとか生き延びています 笑。

    ここはちょっと意外でした。小鹿さんはカクヨムの評価とかどこ吹く風なイメージだったので。いやまあ、もちろん読まれてこそではあるんですが。

    何となくプロ目指す前の作品置き場程度のイメージなのかなと思っていました。
    いうても読者層が違い過ぎますし。

    確かに感想や反応もらえなければ、私も書き続けられません。
    この企画で、多少なり小鹿さんの知名度が上がれば幸いです。

    >最近は、度胸を得てきて、
    >「つべこべ言わずに、とにかく書けー! 書いたら、なんとかなるー!!」
    >と、自身を鼓舞して、書き上げられるようになりましたが。

    私はビジネス書で読んだ「ピッパの法則」というのを採用してます。
    「ピッとやりたくなったらパッと動く」です。
    プロットって完璧を目指すと延々先送りになってしまうので、「とにかく書く」は重要ですね。年取ると特に。

    >裏を返すと、とりあえず書いている、感は強くなる一方。
    >昔は、描きたい気持ちが一番大きかったはずなのになぁ、とか思って、過去作が眩しく思えてしまっていました。

    ん-、でもまあ経験を積んだからこそプロットが書ける、とも思います。
    若い頃はそこら辺が見えず、衝動のままに執筆しがちなので、それこそ「とりあえず書く」なのでは。
    経験を積むにつれて腰が重くなりがちですが、それはそれで悪くないと私は思っています。まあ本気で立ち上がれなくなると困るので、短編なんかはこまめに書くようにしていますが。

    >ですから、今回、この感覚への向き合い方をつづっていただいたことで、
    >まだまだ受容も整理も着きそうにありませんが、一応、前向きに捉えていこう、との気持ちを作ることができました。

    それならよかったです。
    人様にアドバイスするのは、毎回緊張しますw

    >これを読んで、私は過去の作風に戻りたいのではなくて、あの作風が書けていたころの学生生活に戻りたがっているんだな、と自覚したんですよ。

    ああ、なるほど。
    確かに社会人になって学生時代を懐かしむ感覚、覚えがあります。

    >それぞれに美的感覚の優れた友人や後輩がいて、季節ごとに連れ立っては、花を見たり、寺社を訪れたり。
    >あのきらきらした時間が、その日に見た色、感じた感覚を、新鮮なままに描かせてくれていたわけです。
    >学生として奈良町に住んでいたからこそ得られたものです。

    まさに「奈良遠く」ですな。

    >ひるがえって、今ですよ。
    >……見せられないレベルの、お部屋の散らかり具合です。

    教職は大変ですもんね……

    >人生のステージ変わったわぁ、もう戻れないわぁ、
    >とちょっと泣きました。
    >過去作を読めばなお、あれを生み出しえた環境の喪失に痛み入るわけですもの。

    学生時代という過去に戻るのは、不可能ですしねえ。
    仕事と趣味の折り合いとか考えると、また別の問題も出てきますし。

    >どうやったらUターンできるんだろう、とここ数日考えていました。
    >ひとまず、Twitterに利用時間制限かけてきました 笑。
    >今から、お部屋を掃除しようと思います。

    ちょっと笑ってしまいましたが、でも一つ一つやってくしかないですよね。
    私も「隙間時間をどう生かすか」とか考える毎日です。なかなか上手くいきませんが。

    >そういうことなのかなぁ、と疑問を抱いてはいますが、まずはこの年末まで、
    >「忙しさに負けず、美しいものを感受する」
    >ことができる生活を整えたいと思います。

    いやあ、間違ってはないですよ。
    人生は生活で、生活は習慣です。その上に作品があるわけですから。

    >作風が環境に影響されるのならば、嘆いてないで、環境整えていかねばなりませんよね。
    頑張ります。

    仕事と執筆、両立できなければ長くは続けられませんしね。
    ここら辺も社会人の書き手の大きな課題だと思います。何か書けそうだなこれw

    >それにしても、先輩にまで尋ねていただいたり、エッセイの裏話を聞かせていただいたり、>至極丁寧に向き合っていただいて、
    >ここは感想書き企画であって、人生相談コーナーじゃないんだぞ!!
    >となっています。
    >去年に引き続き、すみません。本当にありがとうございます。

    いえいえ。私が小鹿さんに与えられるものなんて知れてますからね。
    無駄に歳食ったおっさん話が何か役立つなら、幾らでもどうぞ。
    私も気付かされることが多いので、このインタビューも楽しみだったりします。

    >「パトロンがいます」と『窮極合体KKK 2022』は以前に読んでましたが、
    >改めて読み返すと、待ってくれている読者がいる梶野さんも、自分のために書いてもらえた後輩さんも、いい関係だなぁとしみじみ思いました。

    うへっ、お恥ずかしい!

    小鹿さんの返信を読みながらふと思ったのは、私がこまめに大学時代の後輩たちと会っているのは、小鹿さんのいう「素晴らしき学生生活」を再体験したいと無意識に願っているからなのかもな、ということでした。

    小鹿さんほど優雅ではないですが、私も執筆に熱中していたのは学生の頃が一番だったので。
    いまだ創作話につきあってくれる友人は年々減っていますが、周囲を見れば恵まれている方なのだと思います。

    そういうこともあって、私はこの企画を続けているのかもしれません。

    >▷ストーリーについて
    >セオドアの幼少期から、南北戦争の終結まで。三〇年を描く予定です。
    >私の過去作の中でも一番長く、主人公の変化を追っている作品ですね。

    この密度で三十年は大作ですね!

    >あと、今回初めて、主人公の悪意を描きました。
    >これまでの作品では、追い詰められて人を裏切ったり(『接吻』)、意図せず傷付けたり(『コックロビン』)はありましたけれど、
    >基本的に、登場人物皆が真面目で、優しさを備えた性格だったと思います。

    ふむふむ。確かに。

    >正気のまま悪意を持ち続けるって、難しいんだなと思わされましたね。
    >自己欺瞞で正当化するか、麻痺して盲目になるか。
    >いずれにしろ、悪意の結果である「罪」から目を逸らして生きることになります。

    確かに、自己正当化するのが普通ですよね。
    私はエンタメ的に「殺人者」を描くのが好きですが、毎回考えるのは、「罪をどう受け止めるか」という部分で、それがキャラクターの根幹になると思っています。
    特に殺しを仕事にする者は、どう割り切るかを考えないと成立しません。自己正当化するのか、仕事と割り切るのか、思考停止させているのか、そもそも感じさえしないのか。

    人を殺したことがないので想像の領域ですが、だからこそ人間性を求めたくなる、という感じですね。ふとそんなことを思い出しました。

    >今回のテーマのひとつが、「目を逸らさない」です。
    >セオドア、賢いんですよ。
    >幼少期から地球科学への興味を黙って屋敷に過ごせましたし、
    >奴隷解放運動にさいしても、南北両方の視線をもって現実を捉えることができる。
    >だからこそ、コミュニティー内で「純粋な存在」でいられないんですよね。

    賢さは罪。原罪でしたっけ。

    >この「純粋な存在」でいられない孤独は、『接吻』から共通しています。ただ、イシュトヴァーンもサミュエルも、彼らの「不純」は生まれゆえなんですよね。
    >一方で、セオドアの「不純」は、(サルヴァトーレへの性的搾取はともかく)賢さゆえなんです。
    >賢いがゆえに多角的視点を持ててしまい、どこかひとつに属することができない。

    時代背景が単純じゃないですしねえ。
    上の階層であるほど悩ましい時代だったのだろうとは思います。

    >私、現代人はほとんど全て、「賢い人」側に分類されてしまうと思っています。
    >メディア、とくにSNSの発達によって、日常生活では知り得ない立場・階層の出来事を知ることができますから。

    これはまったく同感ですね。
    SNSなんかは、知らなくていいことまで知り過ぎてしまう道具なので。
    スマホのある世界とそれ以前は、人間性がまったく違ってくると思います。

    その意味で、幼少期からスマホを持たせることとその影響については危惧していたり。直感的に危険だと感じつつも、研究なりが追いついていないので何とも言えないんですが。でも親がスマホを与える利便性も考えると禁止も難しかったりで悩ましいところです。まあ独身が抱える必要のない悩みなんですが。これも悪影響の一つか!w

    >例えば、ビーガンとか。
    >「かわいそうな動物たち」を知ってしまった以上、「目を逸らせない」んです。
    >だから、知らなかったころには持たずに済んでいた苦しみを、日常に感じるようになる。後天的に、社会的マイノリティーになってしまうんですよね。

    ビーガンとか見るに「鈍感力」という言葉を思い出します。
    あまり賢くなりすぎても生きずらくなるよなあ、と。
    自然の摂理を悪や罪と断じてしまうのは、生物の否定なのでは、と個人的には考えたりします。とはいえ「かわいそう」と思う気持ちにも嘘はないわけですし、屠殺場を見なければ済む話でもない。やはり難しい問題ですね……

    >戦争。環境問題。人権、フェミニズム、ジェンダー。少子化、生活苦。
    >Twitterに荒ぶる様々な話題も、知ってしまった以上、目を逸らせなくて、本来は縁遠いはずの問題を自分事として考えてしまうがゆえのものです。
    >自分事として考えることは大事ですが、「目を逸らさない」責任感は、ときに自責となり、自らを苦しめるものとなってしまいます。

    社会人になると、世界の問題が回りまわって自分の生活と繋がっていることも見えてきますからねえ。政治一つにしても。
    その分、自分の意見を持つ必要が出てきたり、どうしても考えてしまう。
    まあ本来、抱える必要のない悩みですよね。ゴシップなり娯楽として見ていて、真剣に考えている人は少ないとも思いますがw

    >難しいですよねぇ。
    >セオドアの苦しみも、ここにあるんですよ。
    >じゃあ、どうしたらいいか。
    >それが後編のテーマになります。

    ふううむ。気になりますね。
    ……なんだか小鹿さんのプレゼンを受けてる気がしてきましたよ!w

    >私の描きたい物語って難しいんですよ。
    >だから、あまり少女〜若い女性の物語を描かないんです。
    >彼らの悩みは、私にとって我が身に差し迫った課題になってしまいますからね。
    >私は現実で手一杯なんで、創作の中でまで苦しみたくありません 笑。
    >好きこそ物の上手なれ、ですよね。
    >若さゆえの悩みは、今後も少年たちに託そうと思います。

    ああ、なるほど。そういう心理もわかります。
    BL作家の心理がそもそもそういう感じ(女性の分身を作中に起きたくない)みたいですし。

    ここら辺は男性作家との違いかもしれません。
    男が、というか私が少女を書く時に思うことは毎回「女性ってこんな感じ?」です。
    わからなすぎて毎回暗中模索というか。「女性」を描くのに必死でテーマまで載せる余裕がないというか。その意味では大人の女性より少女の方が難しい。

    まあ私の女性理解度が足りなすぎるのかもですが……そういう理由で、梶野はテーマを書く時は男主人公を選びがちなのです。小鹿さんと逆の理由でw

    >>「舞台背景」を地の文で説明することってほぼないですよね。語りや台詞で触れることはあっても、作者の言葉ではまずなきったはず。
    >たしかに、となりました。
    >意識はしていなかったのですが、最近はあまりしないかもしれません。

    洗練されてきたんでしょうね。

    >昔は、ちゃんと描きたい、伝えたい、と気負うところが多かったせいか、いわゆるナレーション的な説明を多用していましたが。
    >ストーリー展開に支障がなければ、伝わりきらなくてもいいかぁ、と思うようになりました


    作者が多弁すぎるのも読者の興を削ぎますからねえ。
    まあそれがいいという読者もいるので塩梅が難しいのですが、少なくとも作品内で全てを語る必要はないとは私も思います。解説がエンタメになっているか、読者が楽しめるかどうか、が分かれ目。

    >▷キャラクターについて
    >梶野さん脳内では、萩尾望都作画で描いていただいているそうで。ありがとうございます。
    クルクル金髪のセオドアは、エーリクのビジュアルですかね。立ち位置的にはユーリですが。

    そうそう、まさにそんな感じw

    >となれば、ゴードンは、オスカーとサイフリートを足して2で割った感じ。濃い茶髪〜黒髪でお願いします。
    >(遥か昔に読んだ記憶をもとにウィキで調べただけなので、間違ってたらごめんなさい)

    私も手元にないので確かめてきましたw

    >あと、セオドアはゴードンとの(精神的な)関係において「受け」でありながら、サルヴァトーレに対しては「攻め」になる問題ですが。
    >これは、私の抱いている男色の認識が、
    >稚児愛(僧侶→稚児)、衆道(念者→若衆)、蔭間(客→蔭間)、旧制中高の少年愛(上級生→下級生)
    >など、全て年齢と社会的な立場で受け攻めが決まる形態だからだと思います。

    あー、なるほど。
    その視点はなかったですね。面白い。
    蔭間って初めて知りました。まあ何かしらあるとは思ってましたが。

    >たぶん、現代BLや同性愛物だったら、一個の個人同士が恋愛する中で確定したり、さらに反転することもあったりするのでしょうけれど。
    >なんていうんですかね、権力勾配と性的搾取が前提にある「男色」においては、反転は御法度です。下剋上に等しいわけですから。

    確かに、「受け」に回る織田信長とか想像できませんw

    >んー、職業として蔭間を務めた元少年は、成人が近付くにつれて女客を取った、とはされますが、男客も抱いた、とは見たことないですね。
    >旧制中高の場合、下級生の頃は若衆になり、上級生になれば若衆を得る、みたいな連鎖はあったようですが。

    「上から下へ」が徹底してたわけですね。

    >なので、基本が性的搾取構造であるため、能動的に男色に臨む場合、「攻め」として搾取側にまわりたいものなのではないでしょうか。

    ふむふむ。

    >でも、そういうことじゃないですよね。
    >「受け」として刻まれた属性は、成人しても続くものでは、ってことですもんね。
    >想像ですが、元よりの性的指向と、トラウマや好感の多少など、様々絡んできそうではあります。

    これはまあ、確かに。
    ほら、日常と夜で立場が逆転するカップルとか存在するじゃないですか。そういうケースはあり得るのかなと、ふと疑問に思ったわけで。あとは受け攻めが入れ替わったりするのかとか。同性愛はそこら辺変化が可能なので、感覚的にどうなのか気になった次第。
    なんせサンプルケースが周囲にいないのでw

    >ついでに、遊郭について話しておくと、客を取るのは、時代によって前後しますが、おおむね数え十七歳から。
    >蔭間は十三、四歳からです。
    >胸が痛みますわ。美化、エンタメ化されすぎていますが、慎重に扱われるべき歴史の一幕です。

    まあ元服のことを考えると、今の感覚で判断するのは違うかもですが、十三とか言われるとちょっと……てなりますよねえ。
    子供が搾取されやすかった時代なのは間違いないかと。


    >本当に長々とすみません。
    >来年は、また新しい作品で参加したいと思います。
    >まだプロットどころか構想すらありませんが。
    >もし書けなければ、既存作品で参加したいです。そうなると、読みながら感想でビシバシ指摘されそう 笑。

    初回の悪夢再びw
    今読むとまた感想変わるかもですが……いや、やはり言うべきは言いそう。

    今作の参加がないなら、続きを読みますかね。
    確実に来年になりますし、他に待たせてもいるので、気長にお待ちいただければ。

    >最後に!
    >翡翠、いいですよね。白濁のない濃い緑が高級とされますけれど、白濁があっても模様が見えてかわいい。

    色も種類もサイズも様々あるんで、選びやすいのがいいですね。安価ですし。
    いずれこれというものに出会ったら、今度こそ買おうと思ってます。

    >さてさて、今年もありがとうございました。
    >今年は梶野さんの感想を読みながら、冬休みを過ごすことになりそうです。

    こちらこそ、ありがとうございました。
    年末までに終わらせたいですが、早くも雲行きが怪しいです。
    どこかで取り戻すしかないですが、焦って感想が雑になってもいけないし。むう。

    >特に楽しみなのは、【26】葛西 秋さん『明朝の古い茶碗は海辺の岩の陰に沈んでいたのだが』、それから、【27】Yujin23duoさん『アマチュアファイト ――チー牛vs中年サラリーマン――』です。
    >葛西さんとは、私の企画でお隣さんでしたよね。今回は直接対面。葛西さんも小鹿と同じくコメント欄が本番タイプなので、そこもワクワク。
    >Yujin23duoさんの作品は、私からの感想を受けて、改稿がなされているようですが。こちらも、梶野さんの反応はいかに。

    葛西さん、そう言えばお隣でしたね。参加コメントを見ても実力者なのが感じられます。今年は後半に上手い人が集まってる印象。今から楽しみにしています。

    Yujin23duoさんは、私も参加を確認してニヤッとしました。小鹿さんの感想はざっくりとしか目を通さなかったので、感想書き終えた後、改めて読み比べたいと思っています。エンタメ視点と文学視点の違いが出て、面白く読めそうです。改稿があるなら多少食い違いは出て来るかもですが。さてさて。


    >それでは。
    >暖かくして、よく食べて、よく寝てください。

    今年もお疲れさまでした。
    小鹿さんも体に気を付けて、師走を走り切ってください。教師だけにw
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