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脳筋大魔王

https://kakuyomu.jp/works/16817330654283806101/episodes/16817330654287602860

5つ目のお題は「筋肉」。無事、更新できました。
十年ぶりくらいのファンタジーものです。内容がアレですが。

何を隠そう、私の執筆歴はファンタジー小説からです。
中学生の頃、友人に誘われてやったTRPGのリプレイが処女作でした。
その後、高校時代は延々とファンタジー長編を書き続けていました。
今、流行しているライトファンタジーとは多少毛色が違いますが、
ファンタジー一色だったことに違いありません。

ジャンルの大半がファンタジー(感覚的に)というWEBラノベ界隈で書いているのだから、
ファンタジーものを書けばも少しは注目もされるだろう、と思わなくもないんですが、
何故書かないかというと、答えは簡単で、面白くなくなったからです。
別にファンタジーをこき下ろしたいわけでなく、まったく個人的な話です。

理由は自分でもよくわかりません。
一つは、おっさんになったから、というのが理由な気もします。
昔の私は現実が大嫌いで、常にどこかに逃げたがっていました。
社会人になり、自分の人生は自分で漕げることがわかってから、俄然現実が楽しめるようになりました。
それで、逃避先としてのファンタジーの魅力が薄れたのかもなあ、と。

あとは似たような作品が多すぎて食傷した、というのもあるかもしれません。
今でも読めるファンタジーは(漫画ですが)、「異世界おじさん」と「姫騎士は蛮族の嫁」ですし。
ああ、「氷と炎の歌」は面白く読めましたっけ。完結してませんけど。

「脳筋大魔王」は、そんな私の久々のファンタジーです。
まあ一発ネタのパロディですが、わりと面白く書けたかなと思っています。
私の考えるファンタジー小説はオリジナリティをいかに磨くかというハイコストな存在なので、
逆に文字数縛りがある方が、諦めがついてよかったのかもしれません。
これを機に再び、ファンタジー世界の扉を開けるかどうか……は分かりませんが、
ご一読いただければありがたいと思います。777文字だし。

あと、この作品にはもう一つ奇妙な過去がありまして。
実は着想は一つ前のお題時点だったんです。
その時は「うわー新ネタ降ってきたけど、筋肉がお題はないよなあ」と思ってたんですが、
まさかまさか、本当にお題が来るとはw
運命的なものを感じなくもありません。777文字に縮めるのは、ほんと大変でしたけど。

なんか取り留めなく長文書いてしまいましたが、これネタで一本書けましたね。
まあいいか。お題は残り二つ。最後まで渾身の777文字を貫きますので、よろしくです。







4件のコメント

  • おおっ、梶野さんもファンタジー小説でしたか!
    実は私もなんですw

    部活の冊子に、TRPGのリプレイとかが載ってる中、勝手にD&Dも関係ないような連載始めたみたいな。
    懐かしい。

    当時はファンタジーなんて売れない、みたいな時代でしたねえ。もっとも自分でも読んでたのはアルスラーンとロードス島ぐらいでしたがw

    「異世界おじさん」面白いっスよね、ちょうど昨夜、アニメ版最終話観ましたわタイムリー。
    『葬送のフリーレン』も面白いですよ!
    「姫騎士は蛮族の嫁」というのは知らないなあ、あとでググってみようっと♪
  • あー。これはSLOTMANさんも同世代くらいですなw

    私が中学時代にやってたTRPGは、友人がロードスのリプレイに影響受けて始めたやつです。ルールはオリジナル(当時D&Dのルールブックがクソ高かった)でした。
    その友人が、軽い奴ですがリプレイ書いていて、
    「小説って自分で書いてもいいんだ!」と思ったのが、そもそものきっかけです。懐かしい。

    ファンタジー、メジャーじゃなかったですよねえ。
    いいとこドラクエくらいで、ロードスで多少メジャーになるも、まだSFのが多かった時代です。TRPGはギャザとかのカードゲーに呑み込まれるし。

    私は海外のファンタジーものが元から好きで、はてしない物語(ネバーエンディングストーリーの)がバイブルです。そっから海外のゲームブックにはまって、TRPGに至り、ラノベへって感じですね。アルスラーンとロードスも途中までは読んでましたよ。だって終わらないしw グインサーガも途中脱落。海外だとザンスシリーズとかが好きでした。アホで。

    異世界おじさん面白いですよね。アニメ最終回、待たせすぎだろw
    適当ぽいくせに、何気にっ設定作り込んでるところが気に入ってます。あとはキャラ造形でしょうか。エルフ可愛い。

    葬送のフリーレンも全巻持ってます。あれはアニメ映えしそうですよね。連載止まってるのはなんでしょう。ネタ尽きてるのか?

    姫騎士~は、古き良き設定厨ファンタジーとラノベ的キャラがうまくミックスされていて、個人的にお勧めです。ああいう骨太なファンタジー、希少種になってるので。キャラも可愛いです。

    こうしてみると、私のツボは設定のオリジナリティとキャラのようですね。ふうむ。

  • おっと。これは思ったよりほんとに同世代ぐらいなのかな。ロードス島RPGとか懐かしいですねえw

    うちの部活がその名も「シミュレーション研究会」というので上の世代はほんとにヘックスのボードゲームやってたらしいですが、TRPGとかやってたんですよ。T&Tなら文庫で安いし六面ダイスでいけるぜとか、クトゥルフの呼び声があったりとか、なんか部費でルーンクエスト買ってきたとか、いやほんと懐かしいw

    全然関係ないちょっと自慢話を開陳すると、コンプRPGに投稿のイラストが載ったとかもありますがw


    にしてもエンデが好きとかわりと生粋のファンタージェン(嘘w)なんですね。ちょっと意外。私はどちらかというとSF寄りだったのでザンスだ指輪だエターナルチャンピオンだは寄ってない😅

    グイン読んでた人は、ローダンシリーズ読んでた人ぐらい素直に尊敬します。魔界水滸伝はある程度読みましたがw

    フリーレンって止まってましたっけ?
    多々、救済期間ある感はありますけど、そんなでもないような?🤔

    異世界転生モノなら、個人的には異世界失格と任侠転生が好きw

    にしてもキャラはいいとして、設定のオリジナリティの時点でものっすごくテンプレものと相性が悪そう……w
  • やりましたねえ、ロードスRPG。
    確か大学入ったくらいに出てたはず。

    シミュ研とかあっていいですねえ。
    私は本格的に始めたのは大学からですが、主に同高のツレとでした。
    集まる場所の確保が大変だった記憶しかありません。
    T&Tは安いけど、ダイスの数がハンパなさすぎるとか、
    コールオブクトゥルフのSUN値て単語をまさか令和で聞くとはとか、
    ルンクエは部位ごとダメージが細かすぎるとか、そんな記憶。
    その中で一番やってたのはクトゥルフですかねえ。

    まずコンプRPGがなつかしいw
    当時、読んではいなかったですが。
    SLOTMANさんは絵描きもやるんですね。メモメモ。

    私は逆に、ろくにSFものは読んでなくて、苦手意識強いです。
    アシモフの短編くらいは見てますが、ハード系はからきしです。

    当時の二大ファンタジー巨頭も、実は触りしか読んでなかったり。
    あんまハード過ぎても楽しめないみたいです。
    ザンスはほとんど漫画ですからね。能力バトルだしw

    魔界水滸伝も追ってましたよ。同じ理由でリタイヤしましたが。
    当時の小説、なんでどれもエタってるんでしょうねえ。幻魔大戦とかw

    フリーレンはしょっちゅう休載してる感あります。
    黄金郷辺りくらいからですね。
    週刊誌だから、余計にそう気になるのかもですが。
    最新話の引きが面白そうで、ずっと待ってるんですがねえ。

    ですです。テンプレの時点で興味を失いがちです。
    なので転生ものの時点で、ほぼ手を出してないですね。
    その二つもまったく内容知りません。
    これだけ数あれば、食わず嫌いもありそうとは思うんですけど。

    なぜこのサイトにいるんだって感じですよねえw
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