• 異世界ファンタジー

魔剣使いの設定

 ネタバレだけど魔剣グラムとバルムンクの現在の所有者は、長年大切に扱われてきた魔剣に精霊が宿り実体化した付喪神的な存在。

 精霊の名前はそれぞれグラムの方がスヴァン、バルムンクの方はラグンで、スヴァンはシグルドの娘スヴァンヒルドから、ラグンはジークフリートと直接関わりはなかった気がするけど、クリームヒルトか誰かの娘ラグンヒルドから取って、龍王グラニアによって名付けられた。
 ちなみに魔剣の素材はグラニアの牙なので、魔剣の精霊達にとってグラニアは母の様な存在。

 ドラゴンによって産み出された武器は正規の所有者にしか扱えない認証機能が付いているが、魔剣の精霊はいわば魔剣そのものなので、十全に能力を発揮できる。
 また、精霊達はエコールに手放された後、新たな所有者に相応しい人物を探しており、彼女達が開催している闘技大会は言ってみれば実技試験付きの所有者選定のための面接なのだ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する