プラモと歩む異世界譚をご愛読頂いた方々。
この度は拙作を呼んでいただきありがとうございます。
本作は人生初のWEB小説で、尚且つここまで長い話を書くのは初めてでした。至らない点もあったと思いますが、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
少し語ると、本作の出発点はアーク・レインボーにありました。プラモ好きで合体ロボもご多分に漏れず好んでいた自分ですが、所謂ロボ不要論の類に傷つき「カッコいいから良いんだよ!」と突っ走る事もできない自分にとってアーク・レインボーは良い閃きだと思ったのです。
なぜ合体するのかと言う問に
・ボスが人数によるギミック持ち
・各々鍛えたスキルが統合される
この2点を思いついた事が全ての始まりでした。
後は肉付けとして自分の好きな要素で埋めて出来たのがこの作品だったわけです。
その点で言うとアッシュとミラは持て余し気味でした。好きなものを詰め込みすぎた結果ですね。
この点は反省してこの先に活かそうと思います。
本当はもう少し続けたい気持ちもあったのですが、その先の話をなかなか思いつかなかったので思い切ってここで一区切りとしようと思います
最後に供養として本来文章の最後にあった文を掲載して後書きを締めようと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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浜辺に、いくつもの漂流物が流れ着いていた。
それは明らかに自然のものではない、板に加工された木材の山だ。
そしてその木塊の陰に一人、少女が倒れている。
「うぅ……」
この少女こそが、島の住人にとって、世界の案内人となる。
少女はそんな未来を知らず、いまだに気絶していた。