こんにちは。今日は「姥捨島挽歌」についてのお知らせです。

・イベント参加と投稿一時休止のお知らせ
 現在、投稿をお休みしている小説「姥捨島挽歌」ですが、10月に開催される「第六回文学フリマ福岡」にて、同人誌として発行することに決めました。
 「姥捨島挽歌」全編は十数万字の予定で、同人誌は全2〜4巻くらいに分けて発行しようかと思っています。
 投稿サイト(カクヨムの他にステキブンゲイも利用しています)では、Web再録という形を取るか、試読分のみの投稿とするかはまだ決めていないのですが、現在、加筆・改稿・章の再編成などを行っているため、しばらく投稿ができないかと思います。

 投稿を再開するときには、今投稿している分は一旦削除して、1エピソード=1章ほどの大きなまとまりに再構成したものを投稿し直すと思います。(各話に応援・コメントを寄せて下った皆様、ありがとうございます……!)
 そういうわけで、「姥捨島挽歌」の投稿はしばらく休止中です。Web再録でも試読版でも、現在投稿している1〜2章+αの3万字程度は必ず投稿しますので、その時はまた読んでくだされば幸いです。

・雑談 最近の読書など
 近況ノートの説明に「創作活動や読書日記などを伝えられる場所」とあったので、最近読んだ(読んでいる)本などを書いてみます。

『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』飛 浩隆
 読み終わりました。仮想空間に生きるAI達を主役としたSF小説です。人間に作られた人間っぽい存在のことが大好きなので、あちこち萌えながら読みました。実体のある肉体を持たないAI特有の愛の交わし方が最高です。
 一方、サイコホラー的な場面やグロテスクな場面も多かったので、読んだ後の数日間、衝撃でぼーっとしていました。とにかく惨くてえげつなかったのですが、読後は意外にもすっきりした感覚になり、不思議な作品でした。「人間に作られた人型の存在=人間に反抗する」というSF的な方程式が成り立っていなかったのも意外で、新鮮な驚きがありました。

『ちいさい言語学者の冒険』広瀬 友紀
 読んでいます。小さい子供の可愛らしい言葉の間違いから、人間の言語学習や日本語の文法を読み解いていく、言語学系の本です。
 そこまで専門用語づくめというわけではなく、実際の子供の面白い実例がたくさん載っているので、気軽に読めています。発音のこと、文字のこと、語彙の意味のことなど、言語学の各分野がある程度網羅されていて、初心者としては助かります。

『日本語の起源と我らが祖語』鳴海 日出志
 読んでいます(辞典のような形態なので、読むというより眺めるという感じですが……)。日本語の古い語彙の発音と世界の語彙の発音を比較して共通点を探し出し、そこから見つけ出された世界祖語をまとめてある言語学の専門書です。
 日本語と朝鮮語の語彙の共通などはいくらか知っていたのですが、この筆者は日本語と英語の共通を探すのを専門にしている方のようで、日本語と英語・ギリシャ語・ラテン語などが比較されています。そのため意外な発見が多いです。
 ただ、かなり専門的な学術書のようなので、専門でない自分にはわからない部分が多いです。それでも、大和言葉の語源を辿ったり、地域による発音の変遷を見たりするのが好きなので、読んでいるとテンションが上がります。