「読書で考える新型コロナウイルスとの共存」には参加せずばなるまい。
https://kakuyomu.jp/special/entry/readingguide_2020 【特集ページ】
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054897948900 【応募ページ】
などと意気込み。SF読みとしてはコレを機会にSF小説にスポットが集まってほしいと思い――となれば。
このお題で選ぶ一冊となれば、それはもう小松左京著『復活の日』しかあるまいっ!
とか思ってたのですが、今見に行ったら別の方が紹介していました(笑)
……『復活の日』は日本SFシリーズの一巻目で夏休みに学校の図書館で出会い、読書感想文の題材に選んで読み込んだこともある思い出の一冊ですが、今にして思えば、よくもまあコレで書く気になったなあ……
岩波新書の『南極越冬記』や講談社ブルーバックスの『ウイルス』とか。色々関連図書や参考図書にも目を通したくなって、グダグダとやっているうちに、先を越されてしまいました。
もちろんこれらはとても面白い本なので、改めて読めてよかったのです。
特に『越冬記』はなんど読み返したか。もしかしたら本体の『復活の日』よりも読み返したかもしれません(笑)
今回もそのノリで付箋打ちながら、南極関連書籍やら小松先生の自伝やら作品のあとがきやらを読み漁っていたら、いつのまにやら六月も末になっていたという、本末転倒もいいところで(涙)
せっかく準備したので、『復活の日』はいつもの感想文エッセイ――「発掘記」の次回ネタにさせていただくのは決定としても、コンペの感想文を書くネタをどうするか、が悩みどころでした。
別に
「私もわたしもー『復活の日』――」
と紹介しに行ってもいいのですが、このコンペは「一人一冊」が条件で、石束がだぶって『復活の日』を紹介するとコンペの中に紹介されるべきSF小説が一冊、減ってしまうのです(重要)
『火星年代記』という超古典、永遠のスタンダードを選んで参加してらっしゃる不破有紀さんみたいな同好の士もおられて、そのノリと心意気にも応じたいところですし、ここはなんとかSFで……
かといって、さすがにカドブンにあるとはいえ『ゴルディアス』とか、感想文書くには時間が足りなさそうだし、さらにいえば「Withコロナ」だから読むとか読まないとか、そんな話でもないし。
……とかやっているうちに! 日付が変わりそうになっている!
あと一日っ! あと一日になってしまった!
大体400字以上2000字以下とか、そんな短い文章でまとめられるわけないやんかっ。
『復活の日』なんて書き直し書き直しで、総量一万字に近いのに!(いつもどおり)
……今から……今から、「読書で考える新型コロナウイルスとの共存」でまとめるなんて! そんなこと……って、あれ?
何か……KACん時の感覚が戻ってきたような(笑)
というわけで石束は、明日の夜までに。
「読書で考える新型コロナウイルスとの共存」
で一つ、本を、なんとかSF小説を一本、紹介できるように頑張ってみたいと思います。
なんで近況ノートで報告したかというと、退路を断つためです!
……俺、コンペに参加して参加賞もらったら、『ウエスタン武芸帳』を三巻まで読むんだ。