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不定期連載『ダウンステアーズ』開始&ショートショート『サイコロ』公開しました。

 こんばんは、乾羊です。
 早速ですが、標題の通り不定期連載開始したよ、とショートショート一編を公開したよ、のご連絡です。

『ダウンステアーズ〜使用人たちのポートレート〜』
 ヴィクトリア朝時代の“階下”の人々の日常を描く短編集。
 一エピソード完結、字数は8000〜10,000字(25〜30枚前後)を予定しています。
 ファイルの整理をしていたら三編ほど出てきたし、使用人の話は隙あらば書きたいので、連載形式で公開しました。
 公募作の合間に暇だったら書くか、くらいのテンションなので更新は不定期です。本日は一編公開しました。
 ちなみにテーマカラーが緑なのは、19世紀にめっちゃ流行したらしいパリ・グリーン(のカラーコード)に似てたからです。死の緑!

portrait 01 キドニーパイをひとくち
https://kakuyomu.jp/works/16818093092225899470/episodes/16818093092227419931

 ミドルトン男爵家の料理人ミセス・ストーのクリスマスの一日。
 古のネットイベント覆面作家企画に提出した話です。その後加筆してコバルトの短編賞に出して、結果はもう一歩だったような気がします。
 上限6,000字、お題は「火」でした。火を使うところ……キッチン! 料理人! せや、ヴィクトリア朝好きやしメイドの話にしよ! くらいのノリで書いたんじゃないですかね?
 当時の自分が何を考えてたかは忘れましたが、あながち外れてもないと思います。
 まあまあ良い話ですね(自画自賛)。舞台を現代に置き換えたら、何の尖ったとこもないあるあるな話になりますが……そんな身も蓋もないこと言っちゃ駄目。

ショートショート『サイコロ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093092225352537/episodes/16818093092225389117

 これは文章教室に申し込んで最初の課題、「『休む』をテーマにしたショートショート(2000字)」のために書いたものです。
 多分どれくらい書けるのかを見るための課題で、特に講評とかはなかった。
 休む……休む……強制的に休まされる……一回休み? なんかスゴロクみたいね??
 もし全人類の一生が、人生ゲームみたいにすでに道筋が決まってて、振った賽の結果で日々のことが強制的に選択される世界観で生きてたら、こういうことも起こるかも? みたいな話。
 生まれた瞬間に〜サイコロジカルライフパスってのが決まって〜それを人工知能が制御して〜みたいな設定を考えたのですが、2000字で説明入れるとキレが悪いなと思ってやめました。
 ショートショートを意識して書いたのは、これが最初で最後かもしれない。SFもショートショートもあんまり読んだことがないので、類似先行作が山ほどありそう〜。
 ファイル整理したら出てきたので記念に(?)公開。

 ダウンステアーズの残り二編は金曜と土曜に一編ずつ公開の予定です。
 本日は以上。よろしくお願いします。

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