酷く高圧的で、傲慢で、自分本位な父。高校なんて行かなくていい、自衛隊に入れ。家に金を入れろ。すぐに保険に入れ。僕は、灰皿で父さんを殴って殺した。
隣の部屋に住む狼神のお姉さんが、なぜか僕を助けてくれる。僕たちはその日のうちに証拠を隠滅し、父さんを焼いて、大賀美さんが骨を食べて、そうして逃げた。逃げて、逃げ続けることにした。
なんで大賀美さんは僕に優しいんだろう。逃げた先に、何があるんだろう。
僕が恋したのは、落ちぶれた神様だった。
というお話を近日中に公開します。現状の予定文字数は八万文字ほどです。
バトルがメインではない上、私自身滅多に書いたことがない一人称でのお話となります。