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エスケープ・スピード — ゴヲスト・パレヱド異聞譚 —

 酷く高圧的で、傲慢で、自分本位な父。高校なんて行かなくていい、自衛隊に入れ。家に金を入れろ。すぐに保険に入れ。僕は、灰皿で父さんを殴って殺した。
 隣の部屋に住む狼神のお姉さんが、なぜか僕を助けてくれる。僕たちはその日のうちに証拠を隠滅し、父さんを焼いて、大賀美さんが骨を食べて、そうして逃げた。逃げて、逃げ続けることにした。

 なんで大賀美さんは僕に優しいんだろう。逃げた先に、何があるんだろう。

 僕が恋したのは、落ちぶれた神様だった。



 というお話を近日中に公開します。現状の予定文字数は八万文字ほどです。

 バトルがメインではない上、私自身滅多に書いたことがない一人称でのお話となります。

2件のコメント

  • >>狼神のお姉さん
     この間幽世に移り住んだ狼神のお兄さんとは別個体ですかねこれは……

     確かに蕾花様は三人称で書かれている事が多いですもんね。私はたまに一人称作品は手掛けます。というかかつ僕・おきつね彼女は一人称ですし。
     ちなみに、私が一人称で物語を書くと、ライトノベルというより純文に近い空気になります。何でや。
  •  別個体ですね。なんとなればこのお姉さんは呪術師ですので。

     私は三人称の方が得意という意識が強いために、一人称で書くことが滅多にないですね。ちょっと手数を増やしたいのでチャレンジしてみた次第です。
     たしかに一人称って人によって極端にラノベっぽい文体に寄るか、純文に寄るかしますよね。なんでだろ。
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