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そつなくこなす青年・尾張光希

 なんだかんだ本州を放浪していた経験から一通りのことは一人でできてしまう光希君。エレキギターも弾けます(ペグを三つかきわすれてます。すみません、蕾花自身はギターなんてできないので…)

 なんでもできる彼ですが、父との確執(燈真君と違って一族が全員で止めに入るほどの血みどろの大喧嘩の末出奔している)や姉との溝みたいな問題点は、ゴヲスト・パレヱド正史世界ではまだ未解決。彼自身は退魔師としての実力はそこまで求めていませんが、一族のしがらみや好きに生きていくことへの憧れ・課題にはすごく夢を持っていますね。

 というのも、親子喧嘩の理由が「長男のお前が家を継げ!」という高圧的な父親に対して光希君は「芸術家になるから姉貴に当主継がせればいいだろ」と突っぱねたものなんですよね。そして尾張家当主はまさしく昭和の雷親父なので、女が家長などあり得ないと言い張るわけです。

 その辺の細かいエピソードは第三部で描けたらいいなあと思っています。

 ちなみに第三部は呪術師との戦いではなく魍魎軍団との戦いがメインになります。最初の方で触れていた「廃墟から押し寄せる魍魎軍団」の伏線回収ですね。お楽しみに。

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