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『推敲』ってなんですか?

まあ大事な作業だとは思うのですが、これがなかなか厄介でして(^^;

現在のところ、

①『Teenager's High』二次落選
②『ラバー・ソウルズ』一次落選

という状況下において、結構慌てています。

もちろん、『選評をいただけたから』すぐに推敲しなければならない、という道理はありませんが、
こうして投稿済作品を推敲するのは初めてでして、『一体どうしたらいいんだッ!?』と困惑しております。

よって、出版社に応募した・しなかったという垣根なしに、皆様がどのように『推敲』なさっているのかをお尋ねしたいと思っております。

いかが思われますでしょうか?
この迷える青二才に救いのお言葉を!(なんじゃそりゃ^^;

13件のコメント

  • 今晩は、綾部 響です。

    二次を通過したなら、間違いなく評価シートが届くと思います。
    一次通過でも、応募先によっては送られてきますよね?
    基本的に評価シートは、自分が得たい言葉……と言うのが中々記載されていません。
    それもそのはずで、審査した方の主観が多数を占めるからです。
    けれどこの中には、ハッとさせられる文言が必ずあるはずで、手を加えるならばそこから始めるのもありです。
    五里霧中ならばなおのことですね。
  • 書きたいように書く。それが自分の原則かな。

    これは、自分の考えだから、絶対の正しさではないよ。
    自分は二次選考落選は「目を見張るモノがあった。しかし実力不足」か「きちんと物語が紡げていた。しかし、目を見張るモノがない」のどちらかだと思っている。
    愛着のある自分の物語。書き直すのも勿論アリだけど
    そこから「審査員の目を引いた」モノだけを抜いて、全く違うモノに仕上げるのが、実は一番の近道だとも思う。

    あ、話に関係ないけど怪獣新作書き始めたんすね。
  • こんばんは。初めまして。

    勝手にお慕いしている方の受け売りでよければ……ですが。
    (語尾等は引用から変えています)

    自作の場合……
    0稿目……初稿を見て明らかな矛盾や誤字脱字、句読点ミス、文頭あけミス等を行う。
    (ここは均しのための作業であり、厳密には推敲ではないです)

    1稿目……「修辞、ストーリー展開、人物の心理状況、あらゆるものに、これ以上ないくらいの神経を注いで推敲を進めること。完全な文章と完璧なストーリーを目指す。妥協は一切しないでください。客観的などというのんびりとしたやり方ではなく、その遥か上を行くくらいの覚悟で丁度いい。一文一文、悩みに悩んでください。そして、四苦八苦して回答を出す」
    (師匠は1稿目7稿目までからプリントアウトしろとは言うけど……私はズルしてモニタ上でやってます。師匠、ごめんなさい)

    2稿目……いくら面白い場面でも、いい文章でも、それがその作品に沿わないものであれば、惜しまずに削除。迷った場合は必ず削除。残したいと思うのは、ケチな根性がそうさせているのに過ぎず、もったいない、という考え方は、小説において最も害をなす考え方のひとつ。

    ※文章の入れ替えはここまでにすること

    ※推敲の目指すポイント
    『素人臭』を徹底的に抜くこと。
    プロ中のプロが書くような、滑らかで、美しく、抑揚があって、読んでいるうちに、文章が消え、目の前に場面が立ち上がってくるような、登場人物の心が見えるような文章。つまり、感情移入できる文章。それを目指す。
    あと、「自分らしさ」(妙な言い回しや漢字のとじひらき等)を消すこと。

    3稿目……2稿目の繰り返し。
    「このくらいなら充分だろうとか、読者が読み取ってくれるだろうとか、そんな甘えは一切排除してください」とのこと。
    作品で何を表現したかったのかが見えてくるころなのでズレがあったら修正する。

    4稿目……よく使う単語(登場人物の名前、だろう、しかし、だが、違いない、そっと等)を検索し、本当に必要なのか判断する。
    迷ったら削除。
    ※評価シートでは語彙の寡多につながる項目。あと、読みやすさ/読みにくさに通じる部分です。

    5稿目……通読し、ばらばらに感じる文章を再構成していく。
    推敲は、『どうしたらいいのか分からなくなってからが勝負』らしいです。

    6稿目……赤ペンを持って400字詰め原稿用紙1枚40秒で読んでいく。
    (原稿用紙100枚で約50分)
    読みながら赤を入れていき、読むスピードを維持する。
    (赤を入れた箇所は修正)

    7稿目……6稿目の繰り返し

    完成。


    他作の場合……ざっくりと読んで、誤字脱字、言い回し、文頭・句点ミス等の指摘、表記揺れチェック。
    その後、文章上読みにくい部分と、内容上把握しにくいばあい部分、代替案を出す。
    何をこの作品で見せたらいいのかを自分なりにまとめ、依頼された作品がもっと面白くなるためにはどうしたらいいのか私見を述べる。
    これを依頼主が「もう出しますー」というまで行う。
    ※公募に出してプロデビューを目指している方の依頼の場合、多くがこれです。
    ※感想だけください・校正だけして、という依頼もたまにあるのでその場合は依頼主に合わせます。

    何か参考になる部分があれば……
  • >軒下瑞燕様

    ご助言のみならず、わたくしめの体調・心調までお気遣いいただき、誠にありがとうございます。

    やはり『愉しく』の範囲内で動くのが、今の自分には無難かなあ、などと思っております。
    となれば、確かに『今すぐ』推敲に向かうのは厳しいかもですね。

    繰り返しになりますが、ありがとうございました!
  • >綾部 響様

    >ハッとさせられる文言が必ずあるはず

    これは僕も思うところがあります。まだいただけた選評は二件だけですが、それでも『ああ、なるほど、ライトノベルってこうなんだなあ』と。

    後述させていただきますが、無理な行動は取らずに、しばし『読む』期間を設けて熟考していきたいと思います。

    ありがとうございました!


  • >ジョセフ武園様

    >「審査員の目を引いた」モノ

    それがあんまりないんですよね(^^;
    短く、しかし的確な選評をいただけたのはありがたいのですが、突出した何かがないという……。

    『頭の中にあるモノをどうすれば印象的に描けるか?』という勝負かと思いますので、のんびり熟考していきたいと思います。

    ありがとうございました!

    あ、そうそう、怪獣、本気で書き始めました。結果として今作<『怪獣戦線異状アリ』になったとしても、悔いはありません。『怪獣殲滅デッドライン』は応募するつもりで書いておりますゆえ。
  • >神辺 茉莉花様

    初めまして&早速のご助言、ありがとうございます!

    なるほど、これはこれは……大変な作業ですね(汗
    ただ、僕の貧弱な経験上、『何か壁にぶつかった時』=『レベルアップの機会』と思っておりますので、
    これも焦らず騒がず、ゆっくり取り組んでいきたいと思います。

    ありがとうございました!(^^)

    余談ですが、この近況ノート、というか岩井喬なる馬の骨(!?)はどのようにして発見なされたのでしょうか?
    もしご無礼にあたりませんようでしたら、お教えいただけると幸いです<(_ _)>
  • 【取り敢えずの近々の諸々】

    前述した部分とかぶりますが、お知らせがてらに。

    ①読書に比重を置く

    「喬、あんた書いてばっかりで読書してないわよねえ」とは母の言葉。
    いや、全くその通りですね。ラノベに限らず、いろんな賞の受賞作品をバンバン読んでいくべきだろうなあと思います。

    ②執筆を中心にしない

    読書。飽くまで読書と妄想。「今日は書けるぜ! ヒャッハー!」という場合はまだしも、「なんかかったるいなー」という日はとにかく読書。

    ③推敲はのんびり

    ここで多くのご助言を賜りましたので、いっぺんに行えるとは思いません。これは一重に、岩井の精神的脆弱性によるものです。
    お詫び申し上げます。
    妄想はいくらでもしますが(^^;

    『精神的負荷のかからない範囲で』という前提のもと、頑張っていきたいと思います(^^)
  • 丁寧なお返事、ありがとうございました。

    どのようにして知ったのかということですが、普段近況ノートを見ていたことと、その中でも特に気になる記事だったから、ですね。

    普段はあんまり他の方のところにお邪魔しないんですけど、つい……。

    もし、見ているだけでも胃がキリキリするということであれば気にせずに削除してくださいねー。

    いろいろ言っちゃいましたけど、自分に合ったやり方をするのが一番だと思っています。
    これからも岩井さんが楽しい創作活動ができることを願っています。
  • >神辺 茉莉花様

    削除だなんてとんでもない! 確かにプレッシャーにはなるかもしれませんが、それは成長に必要なものであることは百も承知であります。

    飽くまで無理をしない・自分にプレッシャーをかけすぎない、というのは完全に僕の個人的責任の下でバランスを取るべきことであり、いかなる場合にも神辺さんに《悪い意味での責任》が及ぶことはありません。

    ご安心ください(^^)

    返す返すになりますが、本当にありがとうございました!
  • >コウジカビ様

    早速のご高覧、ありがとうございます!(^^)

    ただ、あまりにもツッコミどころが多いんですよ、この話(苦笑
    ご覧になられた上で「こんなに羅列していられるか!」とお思いになりましたら、容赦なくぶった切ってください。

    確かに、第一話は第一話っぽくなかったですね(汗
    あまりに不親切……。当時は「ショッキングな場面を冒頭に持ってきて読者さんを引きつけるぜ!」とか思っておりましたので、あんな感じになってしまいました。
    最近はもうちょっと考えるようになりつつあるのですけれど。

    目線はどれだけ上からでも構いません、というより是非上からでお願いします!

    今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>

  • ははは。
    御冗談を。

    過去のモノを越すからこその時間でっせ。

    岩井君が最大の評価を得た怪獣。
    それでも、目標の書籍化には今現在も至らず。

    ならば、それを越して、ようやくその目標に近付くわけだ。

    じゃあ、越さなきゃ。だろ?
  • >ジョセフ武園様

    ははは。
    こちらの言葉足らずでしたね。失礼いたしました。

    『怪獣殲滅デッドライン』は、必ずや『怪獣戦線異状アリ』を超えます。

    『異状アリ』がそれなりに評価されたのは、一昨年、つまり『シン・ゴジラ』公開時期だったからであり、邦画界がゴジラ(と、『君の名は』)に翻弄されていたからであります。

    まあ、ゴジラは今年もアニメ版はやってますし、悪い出来ではないですが、話題性だったら圧倒的に『シン・ゴジラ』だったわけで。

    つまり、今現在『デッドライン』を書くということは、『異状アリ』を書いたころの怪獣フィーバーなき時期に書く、ということとイコールです。
    だから『カクヨムで評価をいただくぶんには不利かなあ』と思っただけのことでして、作品そのものの出来だったら『デッドライン』>>>『異状アリ』を目指しています。

    ので、まあ何と言いますか……ご心配なく(^^;
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