前回、シェラミアは妹ヨミを守って負傷(で済んだ)。
その後、いじめの発端となったヨミは一週間の謹慎処分、シェラミアは学校ボランティアの処分を受けて帰宅したのであった。
出演
アイテル(これから公開予定の作品の主人公格。穏和で天然な長女)
シェラミア
ジュドー
声だけ出演
サイファ(九龍 東洋の魔窟)
ジャック(甘い下僕と辛い吸血鬼)
アイテル「あらあら。パンダさんが男の子持って帰って来たり、ジュドーに担がれて戻ってきたと思ったらそんなことがあったのねぇ」←湿布貼り
シェラミア「ねぇさん…ねぇさん………もっど、やざじぐやっで……いだい…結構いだい…」
アイテル「暴走車を生身で止めて湿布で済むなんて、シェラミアちゃんかジュドーくらいよ~」
シェラミア「あいつのせいよ!!問題ばっか起こすトラブルメーカーなんだから!!!!っ!!い、痛いっ…」
アイテル「ヨミちゃんねぇ。きっと寂しかったのよ。シェラミアちゃんが聖也君といつも一緒にいるようになっちゃったから、気にくわなかったのね」
シェラミア「何?あの子が、嫉妬?」
アイテル「あら、気づかない?あの子結構人一倍寂しがるのよ。生まれたときから、私たちとは違ってあまりお母様もいなかったし、私は少し歳が離れてたし、いつもお母さんがわりになってたシェラミアちゃんが、他の人にとられるのは許せないのねぇ」
シェラミア「…お母さんはアイテルねぇさんでしょ。まぁ確かに、昔は引っ込み思案で泣き虫だったから、よくいじめっ子から庇ってあげてたりしたっけ。私の後をよく追っかけてたし(そのくせ生意気なのは昔からだけど)」
アイテル「皆ヨミちゃんが可愛かったからいじめてたのよねぇ~。ルイ君もその一人だったじゃない??一度二人して泥だらけになって帰ってきた時だったかしら!仲良くなったの」
シェラミア「あいつの場合はまじで付き合いをやめた方がいいと思う」
アイテル「とにかく、夕食がもう出来るから、早く仲直りして降りてらっしゃいな。お姉ちゃん、パンダさんが持ってきた男の子の家に連絡して来るから。聖也君のところへは、明日謝りに行きましょう」
シェラミア「私別に謝ることないけど?」
アイテル「お姉ちゃんでしょう?貴方だって、昔は私にくっついて回っては、嫉妬してジュドーや私の友達に噛みついたり、毎朝家出る時なんて、騒いで大変だったじゃないの~」
回想=
シェラミア「イヤァァァァァーーーーー!!!!シェラミアもお姉ちゃんと一緒にいくぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!!」
アイテル「あぁ…また見つかってしまった…(^-^;」
ジュドー「お嬢様、後3年我慢なさいませ。毎朝毎朝叫ばれて、そのエネルギーを他所に使ってほしいものです(羽交い締め)」
シェラミア「離せぇぇぇぇぇーーーー!!!!お姉ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」
回想終了
シェラミア「………そんな時代も、ありました。ご迷惑かけて誠に申し訳ありませんでした」
アイテル「可愛かったからいいのよ。ほらほら、早く行ってらっしゃい(^-^)」
8話につづく(最終話)
んで、車の犯人は
ダミアン「ユーハン先生の車を勝手に乗り回すなんてどういうことだい!!!!おふざけの無免許運転で、人を殺しかけてるんだぞ!!!!」
ジャック「すみませんでした…(こえーあの女、何者?)」
サイファ「いやでも、こっちが殺されるかと思ったっすよ…」←シェラミアに怯え
ダミアン「君たち二人の処分は重い!!!!覚悟してるんだね!!!!」
ユーハン「俺のポルシェがぁぁぁぁぁ!!!!」←絶望