第10回本物川小説大賞参加中です。双葉屋です。
たくさんの☆と♡、コメントありがとうございます。
今回実在した偉人を登場させるにあたり(各方面に土下座しますすいませんでした)、なるべく史実や逸話とズレが出ないよう調べつつ書いたので、「こんなこと調べたよ!」というのをまとめたいと思います。
君も今日からイキ我慢!




第1話

・「生涯童貞を貫き、自慰さえしなかった宮沢賢治の伝説」

これは登場する偉人全員に言えることなんですが、性事情については諸説あることが多いので「あくまで伝説を喚びました」という体にしています。偉人とはいえ個人の性事情がはっきりわかる形で残ってたら性癖を疑いますもんね……。
ちなみにBブロック(ルイス・キャロル戦)で賢治の対戦相手候補だった小林一茶は日記に何回セッセセしたか記録していたそうです。ぜつりんだったらしいですよ。

第2話

・「生きているうちに刊行した作品は少なかった」

宮沢賢治の作品の多くは死後刊行されたものです。詳しくはWikipediaへ。

第3話

・「屋外体操場」

ルビでも触れましたが、現在で言うグラウンド(校庭)です。第二次世界大戦中までは屋外体操場と呼ばれていたとのこと。

・「五虎退」「姫鶴一文字」

刀剣乱舞の審神者の方々なら一発で伝わったかと思うんですが、上杉家伝来の刀です。

第4話

・便器

トイレのシーンを書くにあたって「宮沢賢治の生きていた時代に男子の洋式便所はあったのか」というのを真剣に調べててものすごく時間を食いました。男子用小便器が日本に来たのは20世紀に入ってからだったそうです。まあでも立ちションの習慣があれば道理は通るかな、と思いあのシーンになりました。外で立ちションとすごく迷いました。青空うんこならぬ星空おしっこ。

・「私は負けるのが嫌いでね」

アイザック・ニュートンは好戦家というか負けず嫌いというか、権利やポストを握ってしばしば色んな人物との確執があったそうです。

・「ダーテ、トゥガル、ハチェロ、ザーオ、ヴァンダイ」

今作に出てくる神々の名前は岩手以外の東北5県に関係する名詞から取りました。
ダーテ→伊達(宮城)
トゥガル→津軽(青森)
ハチェロ→八郎潟(秋田)
ザーオ→蔵王(山形)
ヴァンダイ→磐梯山(福島)

第5話

・「※小女愛好については諸説あります」

ルビで触れたこれなんですが、「ルイス・キャロルはロリコンだった」とする説と「ロリコンではなかった」とする説があって、実を言うと現在は後者の説のほうが有力です(「2003年10月にレンヌで行われた、第二回国際ルイス・キャロル会議では、キャロルの『少女愛者』像は、はっきり『神話である』と扱われている」Wikipediaより)
第1話でも触れましたが「あくまで伝説を喚んでいる」というスタンスで書いていました。

・「外山御料牧場」

宮沢賢治が己の性欲を発散するために夜の牧場を歩き回った、という逸話があります。
なお外山御料牧場に牛はいなかったそうです。自由を奪った状態でしごき合うなんて……!

・擬音で攻め込むシーン

宮沢賢治の創作の特徴は豊かなオノマトペ、というイメージがあって(「やまなし」とか)それを取り入れてみました。もし今世のエロ物書きとして生まれていたら……

第6話~最終話

特になし。



それでは。