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カマキリがアサギマダラに恋をする

カマキリが アサギマダラに 恋をして
食べつくしたい 君のすべてを

なんかカッコつけて短歌にしてますが、要するにですねカマキリがフジバカマの緑に自分を隠して待ち伏せしてアサギマダラという蝶々を捕らえて食べようとしていたのを偶然発見したのですよ。

アサギマダラが来るとずっと観察するのですが一匹の蝶々の様子がどうもおかしくてよくよく見ると大きなカマキリががっしと抱きかかえて今にも食べそうだったのです。

私は考えました。
アフリカとかでライオンやチーターが獲物を捕らえても大自然の営みだと見ている人は助けたりしませんよね、これは弱肉強食なのだ自然の摂理なんだ。そう思った方がいいのかと。

ですが私はアサギマダラの方が大切なので助ける事にしました。

割りばしを持ってカマキリの腹のあたりをつまむと驚いたカマキリが手を離したのでアサギマダラは慌てて飛んで逃げました。

そのままカマキリを箸でつまんで割りばしごとベランダから林に投げ捨てる私って結構すごくない?
山に5年も住むとこうなりますw

うーん。私はこの2匹の運命を変えてしまったのだろうかと考えましたが、いやきっと私が介入するのが運命だったのよと考える事にしました。

ごめんよカマキリ……。

と反省した直後、林の中からカマキリがベランダに飛んできてギャーってなりました。

カマキリってあんなに飛べるんだー、こえー。

※10月頃のお話しです^^



近況ノートに長々書いてしまいました。すみません。

少し休むと何か書きたくなるの何なんでしょうね(笑)

ということで

明日からカクヨムコンですね、参加される方は頑張って下さい~~。

いつもありがとうございます(`・ω・´)ゞ

14件のコメント

  • カマキリってこんなに寒くても生きてるんですね。
    カマキリのメスは事が終わるとオスを食べるんだとか。
    ひぃ~~~~~
  • ポンポコさま

    あっ、これ10月の話しです、思い出したので書いてみました。注意書きしておきます^^

    そうそう、カマキリの雌は雄を食べますよね、そういうのもあって割と嫌われている虫かもしれません。

    ありがとうございました^^
  • す、す、すごい!!

    私は蚊すらつぶせなくて、もはや私の血を飲んで生きろ……!みたいになってます😂
  • カマキリの逆襲でしょうか。
    食い物の恨みは恐ろしい!
  • 東雲 晴加さま

    蚊もつぶせない>どこのお嬢様ですかっ! 

    私も都会で住んでいた時はGが出ただけで家に入れなかったのに、いつの間にかこんなに逞しくなってしまいました。
    環境は人を変えるのですよぉ><;
  • 運命に介入・・・物語性が高いですね(*^^*)
  • オカン🐷ちゃま

    ですです。逆襲だと思います。

    食い物の恨み~>あははは、虫に恨まれてしまいましたwww
  • 🔨大木 げん様

    私が気が付かなければ食べられていた蝶々、もしくは餌にありつけたカマキリ。
    これが人だったら物語が出来ますね^^
  • カマキリって飛べるんだ……
    いや、まあ羽があるから飛べるんでしょうけど、Gと同じでなぜか飛ばないと思い込んでいました。
    どちらも、飛ばれるとパニックになりますね。
  • 花京院 依道さま

    結構な高さを飛んできたので驚きました。
    Gも床を這っているイメージですが飛びますよね~、日ごろ飛んでないのが急に飛ぶとびっくりしますよね><;
  • すごいです。虫が怖い私には無理です。
    じっと、見守ります。

    そんな私ですが……
    少し虫のお話しを。

    今年の9月頃のことです。
    玄関のドアの上に女郎蜘蛛が巣を張りました。
    蜘蛛さんも苦手な私は嫌だなぁと思いつつも、我慢して放置していました。
    日に日に大きくなる蜘蛛の巣。
    マンションの廊下にある明かりのすぐ下ということもあり、よく小さな虫が巣に引っかかっていて、蜘蛛さん自身も日に日に大きくなって行きます。

    しばらくして、背の低い私は、引っかからないけど、宅配便のお兄さんとかは危なそうな高さになってしまいました。
    私は、仕方なく割り箸で蜘蛛の巣を半分削りました。すごく頑張った私。
    私、えらい!

    でも、ダメですね。
    2日くらいで、巣は元の大きさに。
    そして、蜘蛛さん、私に文句があったのか、そこからさらに巣を広げて来ました。

    背の低い私でも気になるところまで勢力を広げてきやがりました……。

    こうなると、私も黙っていられません。
    全面戦争だ!

    私は、割り箸を駆使して、巣を全て破壊すると、壁まで逃げていた蜘蛛さんを、割り箸でつついて追い払います。

    数メートル離れた場所まで追いやった私は、蜘蛛さんに勝った気分で家の中に戻りました。

    翌日、様子を見に行ったら、昨日追い払った場所に新しい巣を作って落ち着いていました。
    まあ、玄関じゃないし、これで害はないだろうと、今度は安心して放置します。

    それから数日間、平和な日々が続きます。
    でも、なんだかんだと言ってもあれだけの闘いを繰り広げた私と蜘蛛さんです。
    その頃には、蜘蛛さんとの間に奇妙な友情を感じるようになっていました。

    私は、毎日、家に帰ってきた時に蜘蛛さんの様子を見に行きます。
    そこで、ふと気になることがありました。
    巣に虫がまったくかからないのです。前は、あんなに小虫がかかっていたのに……。

    理由は明白でした。
    明かりの真下という、一等地から明かりから離れた暗がりへと、私が強引に引越しさせてしまったからです。

    私は、なんとなく罪悪感を感じたものの、明かりの下という我が家の入り口を譲る気にはなれず、そのまま放置しました。

    それから数日がたったある日のことです。
    いつものように、家に入る前に蜘蛛さんの様子を見に行った私ですが、そこには蜘蛛さんの姿はありませんでした。

    『そっか。餌、来ないもんね。引っ越したんだね』
    そんな呟きが漏れてしまうくらいに、寂しさを感じましたが、家に入ろうと玄関に向かいます。

    そこで違和感を覚えました。
    明かりに照らされて光る細い糸!

    なんと、蜘蛛さんの引っ越し先は、元の玄関の前でした。

    『ぐぬぬぬぬ……
    まあ、分かるよ。分かるけど……嫌だ〜!!』

    しかも、過去最大サイズの巣!

    私は、巣に触れないように、屈んで家に入ると、箒を持って戻ってきました。
    そして、箒で思いっきり巣を破壊しつつ、ついでに箒の先に蜘蛛さんをそっと乗せると、10メートル以上先にあるマンションの階段までダッシュ。
    ちょっと登って、階段の踊り場まで来ると、箒の先に乗った蜘蛛さんを踊り場の電灯の下あたりに、そっとおろします。

    『ここなら、餌も取れるよ』

    私は、そう蜘蛛さんに言い聞かせると家に帰りました。
    なんとなく、良いことをした気分で、とても満たされた気持ちです。

    それでも、ちょっと気になって、数時間後に蜘蛛さんの様子を見に行きましたが、しっかり電灯の下に巣を作っていました。

    これで、もう大丈夫。
    そう満足したものです。

    しかし、翌日、出かける時に蜘蛛さんの様子を見に行来ましたが、蜘蛛さんの姿はありませんでした。

    しばし、あたりを見回した私は、階段の踊り場に鳥のフンが落ちていることに気づきます。

    そこで、私は悟りました。
    『あゝ、自然って、残酷だね』

    これが、夏の終わり頃のほろ苦い想い出です。


    思ったより、長くなっちゃいました。
    ごめんなさい〜

  • ふむふむ様

    うわ~~~ん、蜘蛛さぁ~~ん。

    虫が苦手だけど頑張ってるふむふむさんと蜘蛛さんとの戦いにくすっとしたり静かな闘志を感じたりしながら読ませていただきました~。

    餌が取れるように気を遣ったのになんというオチなんでしょうか><;

    このお話し面白いのでエッセイで出せばいいと思います!!
  • 運命に介入してしまった日間田さま、まるで女神のような✨
    自然が近いと、たくましくなりますよね。私は家の中への侵入者には結構容赦ありません😆
  • カマキリってすごいなぁ。
    それにしても、割り箸でカマキリを投げ捨てられる日間田様、すごすぎます!!
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