これ、映画しか知らなかったので読み始めて、?となったのですが面白いのであっという間に読み終わりました。
映画版でやっていた劇中劇が「Wの悲劇」でしたのね。あの有名な「私、おじいさまを殺してしまった。」ってセリフのやつです。
ドラマもあったようですが一度も見たことがなかったので新鮮でした。
二転三転、徐々に解明される真相、警察より役に立つ家庭教師の女子大生w
内容は詳しく書きませんが、かなり古い作品でしかも古典的な別荘で起こる一族の中の殺人事件、動機はお金であっても民法の「相続欠格」規定がトリックの核心を占めていてこんなのあるんだ、へーほー言いながら読みました。また一つ賢くなった気がします(笑)
ミステリーは読むのは楽しいですが絶対に書けないなと確信しましたがwww
ただ、残念なのは映画版であった劇団員の静香(薬師丸ひろ子)が記者会見する場面のセリフを読みたかったので目的が果たせなかった事。
あのセリフを全部覚えてWの悲劇ごっこして遊んでいたのを思い出してエッセイにしようかと思っていたのですがまぁいいか、小説が面白かったからww
そうそう、もちろんセリフを載せたりはしませんよ、著作権違反なので><;
セリフがどのくらいの分量だったかを知りたかったのですよ。実はシナリオ本も出ているのですが絶版になっているので中古しかありません。たまに電子になっていることもありますがここに書いたのでもういいやw
「いやぁ、小説って本当にいいもんですね」ってパクリなセリフを言ってみるw