「努力の才能、技術の才能、心の才能」これがある人がプロになれる。
『BLUE GIANT』というジャズを描いた漫画が無料になってたので読んでます。
高校生の主人公は毎日毎日、暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も川原でテナーサックスを吹いて練習します。バスケ部が終わった後で夜中までずっと。
冒頭のセリフは音楽の先生と娘の会話です。
プロになれる人となれない人はどこが違うのだろうという母親の疑問に対するプロになれなかった娘の答えです。
なるほどな~って感心しました。
この原作のアニメ映画がアマプラで無料だったので知らないままに観て泣いてしまい、原作はもっと話が長いだろうと読んでみてるわけですが、主人公のジャズに対する一途さと折れない心。家族の温かさ。漫画も泣ける。
音楽をもとにした漫画って成り立つんだろうかと思っていたことがありました。
「この音とまれ!」を読んで成り立つんだと考えを改めました。
『BLUE GIANT』も素晴らしいです。絵から音が大音量で聞こえてきそうな迫力があって魅せられる。
なにより主人公のキャラが好き。努力に裏付けされた自信がいいな。根拠のない自信ではなく。惜しみない努力とジャズが好きだという熱からくるゆるぎない自信と誠実さ。
努力かー、してないなー。
してこなかったなー。
なんかな~と考えさせられました。
あと一つ泣かされたアニメ映画があるのでまた語りたい。