遠くに行けば記憶も遠のく。物理的な距離と記憶の鮮明度

去年の9月、長く住み慣れた東京を離れて、東海地方へ引越した。距離的にはさほど遠くはないが、それでも引越した翌日は東京での暮らしが昨日の出来事よりは少し遠い記憶に感じるのは物理的な距離と関係があるのかもしれない。風景も違う。自宅から少し歩くと東京では住宅街だった場所に海が広がる。道で歩行者と誰ともすれ違わない。インターネットだけは繋がる無人島のような環境に、心が穏やかになっていくのを感じる。東京でも元々あまり外出はせずに家にいることが多かったので不便さは感じない。アマゾンも次の日には配達される。旅行が好きな人の気持ちも少し分かった。遠くへ行けば記憶も遠退く。毎日にストレスを感じている人は日帰りでも、たまには遠くへ行ってみてはどうですか?

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