呉 那須

食べ物、オカルト、漫画、武術の事などを思いつくまま、気の向くままに。

　青年と、人間になりたい少女が紡ぐ、ありふれた——でもかけがえのない日常と残酷な運命の物語。 　ある日の昼、藤川 るい は、突然景色が夜になるのを目の当たりにし、真っ白な制服を…

あの世でもなくこの世でもない、次元を超越した先にある桃源郷、無間界。 その世界で古物商を営む彼女が織りなす、日常群像劇。 「あたし、千年神楽！何か面白そうなモノがあったら見せて…

元は自主企画、 『博士と助手が登場する話』 参加用に書きました！ 　…もしかして、被っている話があれば即刻削除しますので、ご存知の方はお教えください。 　食後のデザート感覚で…

　――2417年、日本。 　獣の呻く声が響く夜の闇。 　夜な夜などこかで人の悲鳴と、聞くに堪えない肉を食む音が響き渡る。 　かつては繁栄を極めていた日本が滅びの一途を辿るこ…

一瞬です！ツイッター感覚で、どうぞ！ 一話完結なので、気になるものから、おたのしみくださいー！

ただ、意味もなく働かされて、死ねば食いつくされる。そんな世界での話。 とても身近な話。 主人公は奴隷ともいえるそんな彼らを解放することができるのだろうか？

　その国は戦後、東西に分割統治されていた。〈東〉では零和の時代になってから、〈西〉のテロリストによる大規模テロや、〈西〉出身者による犯罪件数の激増などから、〈西〉系市民への差別と…

ホラー作家である黒井黒乃介の元に持ち込まれるネタは確かにホラーなのだがいつもどこかずれている。黒井黒乃介はネタを持ち込んでくる速水清と一緒に、そんなずれたホラーに挑む。

ある日のこと。そのなかでも、午後のうちのこと。 舞台は、ある国の、ある山の、ある森のなか。 季節は、夏とも秋ともつかないようで、ときおり思い出したように空を鳴らし、ぶつぶつとなに…

みなさんにもあやしい事は起きている。ただ、時が過ぎ忘却するのか、気づかないのか、見ようとしないのか。その刹那をここに記す。

恋愛、現代ドラマ、ファンタジー。１話読み切りの短いお話たちをお楽しみください。

主人公の住む朝暮島で非常に高い致死率の奇病が流行した。　何十人もの人が死に、世界の終末を止めるため朝暮島は隔離された。　特効薬が開発され奇病は終息に向かうと思われていた。 …

ひとりの少年を通して世界を愛すること、失うことの切なさを描く祈りのような作品です。現実と虚構が錯綜して互いを蝕み合うような幻覚世界を想定しています。ペーソスとノスタルジーと恐怖の…

休日の朝にかかってきた一本の電話。敦の脳裏に、嫌な思い出が頭をよぎる。以前、大した用事でもないのに太宰から呼び出されたことがあった。今回も自殺嗜癖の後始末に追われてしまうのか。 …

他人事のようなキャッチコピーですみません。 タイトルに「？」が付いているのは、この先も続くかどうかわからないからです。 完全に見切り発車です。ほんとごめんなさい。 ジャンルもキャ…

”千里眼の機械”を作り上げた博士だったが……

主役のない物語であり、 ヒーローやヒロインのいない物語であり、 なにもかもが欠けている物語であり、 完全性から遠い物語であり、 なんでもない、 名前のつけようのない短編集です。 …

全てのものは、〈意志〉によってその在り方を定義されている世界。 ある特別な少女の顕現は、文字通りに世界を変えた。それまで支配されるだけだった弱者が強者に立ち上がり、世界は戦乱へ…

未花（みか）は高校二年生。 仲の良い父はプレゼントしたクマの人形を肌身離さず持つような人。 けれども実は世界的に有名な脳科学者。 【物に自分の感覚を移行する】……「SCT」と呼ば…

　宮藤（くどう）女子高等学校演劇部を舞台に女子高生たちがマイノリティなどの社会問題に立ち向かい、秋の大会を迎えるまでの半年間の青春群像劇です。 【登場人物】 高橋メイ　高校3年生…

　草凪澄人（くさなぎすみと）は幼い時に神格が最低ランクの【１】ということで家から追放されて、物置で生活をするように強制された。 　漫然と生きる澄人だったが、幼少時に祖父から渡され…

きっと、あれが過ぎるのです ―― 例えば、あなたのそばを 何かが妙に食い違ってしまったような、そんなこともあるでしょう？ 無いなどとは、仰せなさいますな 一粒一粒の異世界によ…

春は何かを始めないといけない気がして嫌い。 夏は長袖で身を隠していると変な目で見られるから嫌い。 秋は冬の寂しさを連れてくる癖に少し優しい所が嫌い。 冬は独り、死ぬにはちょうど良…

週末、喧騒を離れて一人を楽しもうとキャンプ場に向かった私。 到着してテントも立てた後、併設されたトレッキングコースに足を踏み入れる。 この先の展望台でお昼にする積りなんだけど、茂…

世間知らずの沙、どこからどう手をつけたらいいか分らない。それで多くの方々に学びながら前へ進みます。

不定期に、実に不定期に、ショートショートないし短編を書いていこうと思います。 一話完結なのでお好きなところからどうぞ。

久瑠実と直樹は二人の夢に向かって着実に歩を進めていた。二人が最初に構想してから10年が経っていた。そこまで到達するにはいろいろな問題が立ちはだかっていた。

私、水口香奈には誰にも言えない恥ずべき秘密がある。それはさながら生きたまま身を焼かれるにも等しい日々だった。それでも私は生きる、全ては妹を守るため－－。 更新はかなりゆっくりめ…

シングルマザーとして過ごしていた菜花に彼氏が出来た。しかし、彼女の過ごしてきた時間はそう簡単には埋まらなかった。

キャリアの絶頂でファンに殺されたラッパー・ジオメトリック１/4は、異世界に転生して魔術師を志す。残酷な世界に立ち向かう言葉と音を巡るファンタジー。

今日の私のとりとめもないくだらない話

　死神エミリーシリーズの三作目になりますが、基本的に一話完結なので、どこからでも読める小説となっております。 　今回のエミリーはカルタ取りか百人一首に似た死者と生者と夢にでも会…

元気いっぱいの仔犬が出会う色々な「初めて」。 雪、友だち、お客さまに……だるまさん？ ほのぼのとした日常を描く詩集です。

かつて虐待を受けて育った香子は、しあわせになるために両親から距離を置いて暮らし始める。しかし、些細なことで過去の記憶が鮮明に甦るようになり苦悩する香子。香子にとってのしあわせとは…