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カクヨム内での著しい模倣もしくは盗作が疑われる作品への対応について

カクヨムの規模が大きくなり、また創作を長く続けていると、このような事態に遭遇することがあるかと思います。

自分がそのような被害に遭った場合、これは個人によってその対応をお任せするしかないのですが、いちばん重要なのは「パクリを決して許さない」という意思表示をすることです。

これは、パクった相手に対する意思表示ではありません。パクリをする人間は、そもそも善悪の認知が一般的な社会のそれとは解離し、歪んでいます。どれほど訴えても言葉は通じません。

では何のために意志表示をするのか。

それは、周りの人たちに知ってもらう為です。
このような行為で自分はひどく不快な思いをしていること、自分の知的財産権が侵害されたことを表明してください。

事実を端的に述べ、そのようなことが起きたことを皆に知らせて下さい。

多くの人達は良心や、公正さを持っています。
そんな周りの人たちのことを信じて、自分が与えられた被害について公表してください。

公表したことの真偽に付いて、周りの人たちから吟味されることになり、時に心無い中傷もあるかもしれません。けれど誰かの心には届くかもしれない。今すぐには無理かもしれませんが、文字に残し、世の中に公表しておくことでいつか誰かに届きます。声を上げないより、声を上げる勇気を是非、持ってください。

そうして、今は被害に遭っていなくてもいつか自分の身にも降りかかるかもしれない事態であると、創作者の皆さんもそれは覚悟をしておいて下さい。

皆様一人一人が問題を認知しておくことが、このような行為を防止する最善にして最強の対策となります。

以前、某所にカクヨムのコピーサイトが作られましたが、同じ問題は今現在、この直後に、個人的な問題としてあなたに生じるかもしれません。

そのような状態が生じていることを見聞きしたら、当該の作者に直接注意することはできなくても、作品への評価はいったん差し控えて頂いたり、直接話題にしない、話題に上がってもそこだけスルーする、といったことが、さほど負担を感じずに行える適切な対応かと存じます。

無意味で無駄な炎上もまた、好ましいものではありません。

皆が気持ちよく自分の創作を楽しめる環境を、皆で作り上げて行けたらいいな、と思います。

*画像は国立国会図書館デジタルコレクションより引用しています。
風流六花撰ノ内 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1307584?tocOpened=1

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