山川出版の詳説日本史Bは、云わずと知れた高校教科書のスタンダードです(ﾟωﾟ)
センター試験（おっと今は大学共通試験と名称が変わっていますが）必携かつ国公立の二次まで対応できる教科書で、ナウマンゾウがこの国を闊歩していた遥か昔に女子高校生だったわたくしは、授業中の暇つぶしにこの教科書を読んでおりました。
理系進学クラスで歴史の教科書読んでいる時点でこいつやべえな感が溢れておりますが、案の定浪人しましたYo！国公立理系を日本史受験は絶対に止めろよ！おっちゃんとの約束だ！！
ちなみに落書きできるスペースはこの教科書には存在しません。みっちりと細かく、行間もみっちみちに文字が詰め込まれています。落書きしようものなら重要単語がシャーペンの0.5mmに塗りつぶされてしまいます。
只々ひたすらに時代の流れをカラダに覚え込ませるための教科書です。けれど歴史を学ぶにあたって何も間違っていない方針です。知識を脳の隅々にまで叩き込み刻み込めば、そうそうアウトプットに妙な誤認は生じません。
受験勉強のテクニックですわ(ﾟωﾟ)
時代物を書こうかな、と考えておられる皆さまには、是非、この教科書をお勧めします。ヘタなムック本やwebに掲載されている根拠の怪しい情報、また図書館に時々わだかまっている古い本の中には書かれている知識が間違っているものが散見されます（血涙を流しての体験談）。
ただ教科書ですので流通経路が限られています。家族親戚友人関係から譲ってもらうも良し、今は「新 もういちど読む山川 日本史」という大人向けに編集されたものも一般書店で手に入れることができます。
現在の出版情勢を鑑みるに、書籍として小説を購入する購買層にはセンター試験日本史の知識を持っている読者が一定数います。中途半端な時代考証で作品を書けば太客を逃すどころかクレームもんですわ！(ﾟωﾟ)迫真
ファンタジーとしての時代物を書くのでしたら、わたくしからは何も申し上げることはございませんが、歴史が好きで、時代物が好きで、それを題材にした小説を書きたい！と思われるようでしたら、山川出版の詳説日本史B、山川出版の詳説日本史Bを強く推薦させていただきたく存じます。
……もうちょっと待てば受験が終わった受験生がメ〇カリとかに放出するかもですよ(ﾟωﾟ)
最後になりましたがゴリ押しのダメ押しで叫ばせていただきます。
「山川出版の詳説日本史Bはいいぞ！」