藤光

【KAC20225】お題「88歳」 おばあさんがセルフポートレートを撮っているお話。なんでこんな設定を思いついてしまったのか、いくら考えても思い出せない……。

セカンド・ジャパンとは、この国の中に作られたもうひとつの「日本」です。 そこは、国家の統制が行き届かない場所。法律の規制が及ばない無法地帯です。 セカンド・ジャパンでは、この国に…

【KAC20224】お題「お笑い・コメディ」 戦争反対っス。

【KAC20223】お題「第六感」 2001年4月　阪神競馬場　産経大阪杯（Ｇ２） 前年、不敗のままＧ１ロードを駆け抜けた「世紀末覇王」テイエムオペラオーが、よりによってぼく目…

【KAC20222】お題「推し活」 かつてアイドルグループに所属していた女性漫画家が、単行本発売を記念して開いた「握手会」にアイドル時代にファンだったという女の子が現れます。目…

【KAC20221】お題「二刀流」。 剣豪小説。 内容は、カクヨムコンにエントリーした『真・青海剣客伝』スピンオフ小説です。「一之太刀篇」直後のエピソードとして書いてます。もち…

【三題噺の競作「歌謡曲」「三十六計逃げるにしかず」「天井」】のために書いた短編です。 おじさんが昔を振り返る――いわばよくあるやつです。 やっと短いのにまとめる感覚を思い出し…

自主企画、三題噺の競作「堤防」「氷」「ウエットティッシュ」に寄せて書きました……が、期限内に書き終えられませんでした。とりあえず、書けているところまでを「前編」として公開し、続き…

「階段小説」に寄せて書いた階段になったラブレターです。えらく、小っ恥ずかしい内容になってしまったけれど、ラブレターってそういうものだと思い直して公開しました。

カクヨムの片隅に生息する素人Web作家が、なにげに気づいてしまったこと――小説を書くこと、本を読むこと、気になってしまうあの事――などについて、書き散らしては「こんなのできたので…

１月のお題だったのに、二月五日までずれ込みました（苦笑） 『三題噺の競作「温泉」「黄色」「銀河」』のために書いていた短編です。

毎度お馴染み、カグヤとツクヨミの夫婦漫才が開幕します。ネタは「カクヨムコン攻略法」。 今回は、【三題噺の競作「つらら」「トンネル」「アイスクリーム」】に寄せて短編を書きました。…

50年後の近未来、いまだにコロナウイルス感染症との戦いを続けている人類は、巨大な製薬企業によって支配されるようになっています。 製薬企業の最高権力者である「議長」は、ワクチンと「…

自主企画、三題噺の競作「オートバイ」「ファミリーカー」「街」のために書いた短編小説です。 バイクに乗ったおじさんが、尼崎から姫路まで兵庫の道を走ります。

自主企画『三題噺の競作　「金木犀」「紅葉」「彼岸花」』のために書いたＳＦ短編です。「日本の秋」をモチーフにしたテーマパークが崩壊するお話です。

『青海剣客伝』の第五弾で、「薫風長崎篇」の続編にあたります。 青海藩筆頭家老・橘厳慎が何者かに襲撃された。襲撃者は何者か？　だれの指図によるものか？　その意図は？　斎絵都と板野喜…

自主企画「三題噺の競作６」「レトロゲーム」「パーカー」「森」のために書いた短編です。 三題噺にかこつけてわたしの思い出をまとめたお話です。

自主企画、三題噺の競作５「キンモクセイ」「ビスクドール」「引き出し」に向けて書いた短編です。 格子のはめられた小さな部屋にひとり閉じ込められた女の子。彼女の友達は愛らしいビスク…

自主企画『三題噺の競作４「花」「時計」「鉱石」』のために書いたショート・ショートです。 男と女が××するお話です。例によってオチはありません。

自主企画「三題噺の競作３」のために書いた短編です。 お題は「お盆」「蚊」「お墓参り」 そのものずばり。お墓とお墓参りを描いたショートショートです。オチはなし。

これは、わたしが―― 創作にあたって気をつけていること 読んでいる本や影響を受けた小説 おもしろかったアニメやゲーム なんかについて、くどくどと文章にしたエッセイです。 ど…

夫と別れ、ひとりで息子を育てている主人公は、少し疲れています。 街の喧騒を離れ、息子と公園を散歩する彼女が、いつも見かけるのが、真っ白なカンバスの前に立っている老人。まいにち同じ…

自主企画『三題噺の競作#2』に向けて書いた短編です。 お題は「遺跡」「飛翔」「夏の夜」。 遺跡はうまく入りませんでした（スミマセン）。文字数もレギュレーションをオーバーしまし…

「トイレットペーパー」「草」「回覧板」三つのお題をつかった三題噺の短編、第三弾です。（まさか、三つ目を書くとは……こうなったら、四つ目も？） 月面でカクヨムライフを満喫（？)し…

「トイレットペーパー」「草」「回覧板」三つのお題をつかった三題噺の短編、第二弾です。（ふたつも書くとは思わなかった） いじめられ気味の男の子が、ひとりの女の子と出会って、じぶん…

「トイレットペーパー」「草」「回覧板」三つのお題をつかった三題噺の短編です。 女性ばかりが登場するふしぎな世界で、ひとりの「女の子」が宝石を手に入れるための冒険に出かけます。お…

のちに『青海剣客伝　―薫風長崎篇―』で描かれた板野新二郎が、京都に潜伏していたころの出来事を、新撰組副長・土方歳三の口が語ります。勤王の志士、板野新二郎登場。

社会から隔絶された環境に作られ、社社会不適合者ばかりが集められた更生、矯正施設「解放区」。ここの収容者、逸洲界は、実体のない視線に悩まされていた。 「見られている」 　界の恋…

「真犯人」「アフタヌーンティースタンド」「正気か！」の３のお題を使って、時代小説を書きました。掌編にはおさまりませんでした。 「青海剣客伝」の続編。 京都での騒乱の後、青海藩は…

「雨音(または雨だれ)」「蝶々」「邂逅」の３のお題を使った三題噺です。 病気を引き起こすウイルスが蔓延した世界。女性がひとり、部屋にとじこもって青虫を育てては、蝶の標本を作製す…

３つのお題「ゆらり」「エスカレーター」「あみだ」を組み込んで書いた短編です。 エスカレーターとそのほかに大別される不思議な世界で、エスカレーターに住む「ぼく」の学校へ「彼女」がや…

３つのお題「龍馬」「空っぽ」「モノのつぶやき」をいただいて書いた短編です。 朝から、たまご焼きを作っては、ツイッターでつぶやいている中年男のふがいなく未練がましい内心を描いていま…

【KAC202110】お題「ゴール」 青海藩、剣術指南役の跡取りである斎兵庫は、他流試合を控えて迷っていた。相手は、玄武館道場、千葉周作。強敵を前に自身の剣に迷いが生じていたの…

【KAC20219】お題「ソロ◯◯」 主人公は、人気絶頂のアイドルグループを漫画家になるといって卒業する。彼女はもともとアイドルになりたくて、アイドルをやっていたわけではないの…

【KAC20218】お題「尊い」 尊いとはなにか。尊くないとはなにか。 国の観光資源庁の依頼で、東京から5時間もかかる田舎へ、調査に来た調査官たちが出会ったのは、いまは滅びてし…

【KAC20217】お題「21回目」 2000年に採用されてから21年、中堅の教員となった主人公は、迎えた21回目の卒業式に辞表を胸に忍ばせて臨む。過去の自分自身と決別するため…

【KAC20216】お題「私と読者と仲間たち」 藤光が闇落ちした――。 ひとりの学生の失踪により、カクヨム学園に衝撃が走った。学園で学ぶ小説家候補生のひとりが闇落ちしたのであ…

【KAC20215】お題「スマホ」 高校三年の９月に転校してきた、容姿端麗、頭脳明晰、完璧な高校生・篁。彼から見たことない「スマホ」を手渡された高校生は、この道具になにを思い、…

【KAC20214】お題「ホラーorミステリー」 月の神殿でKACが開催されていると耳にしたカグヤは、一念発起、小説を投稿すると決意する。夫のツクヨミを相手にKACのレギュレー…

フリーのシステムエンジニアである「わたし」は、派遣先の顧客とのあいだてトラブルを抱えている。気分転換に訪れた公園で「わたし」は不思議な男たちに出会った。男は「わたしたちは同じだ」…

【KAC20213】お題「直観」 芸大の新入生としてやってきた「きみ」の才能に魅入られた「ぼく」は、彼女の才能に嫉妬し、彼女を手に入れようと誘惑する。まんまと「きみ」とのあいだ…

　女子高生が、バレンタインデーにチョコレートを渡すお話。ただ、チョコレートを渡す相手はイケメンというよりは小羊で――。

　ぼくの叔父さんが死にました。よく知らなかった人です。彼の死をきっかけに、これまでぼくが気づいていなかった現実に気づきました。 　若くはない年齢、老いた母と二人きりの生活、不安…

【最新エピソード】『KANATA』計画の今後について、宇宙飛行士の家族に対する説明会が開かれた。しかし、宇宙飛行士たちの帰宅について確かな説明はなく、JAXAに対する不信感は高ま…

小説家であるわたしは、いま話題のベストセラーを送り出した編集者に、インタビューを行う。 ――この本が売れている理由はなんだろう。

青海藩剣術指南役、斎兵庫の道場をひとりの武士が訪れた。 「腕の立つ男を探している」 ちょうどその頃、斎道場で剣を交わす武士がいた。「無様ですね」嘲笑われた男、板野喜十郎――。…

自分と家族。 いつまでも同じようでいて、いつのまにか変わってしまう人と人との繋がりかた――。

ホラーです。怖い話として書いています。 直接の表現はありませんが、残酷な描写があります。 読んで不愉快に感じる人もいるでしょう。 怖い話とは、怖い人の話または、人の怖い部分の話…

はるか未来に、たったひとり地上に残された人類として生きる男の選択と決断とは――？

世のなか、夫婦の数だけ悩みがあるものです。ここにも夫婦関係に悩む男がひとり――。居酒屋で後輩ふたりを相手に愚痴をこぼしはじめますが、そこに奥さんからの電話がかかってきて……。 …