今朝、近況ノートを書いたばかりですが、また、空き時間ができたので、もう一本書いてみることにします。
書きたいのは「プロフェッショナル(プロ)」と「アマチュア」についてです。
今朝書いた『誰も教えなかった自分流写真の方法』にあったのですが、「プロの技術はいらない」らしい。
曰く、
――プロカメラマンが仕事として撮っている写真は、商品としての写真であって、作品ではない。
――依頼された被写体をいかに上手く撮るかがプロの技であるとしたら、何でも巧くこなせるプロの見せ方を覚えたところで何になるでしょうか。
――上手く画面をまとめる器用さを覚えるだけで、写真の本質を学ぶというものではない。
――何の制約もなく自由に写真と関われるアマチュアこそが、写真を純粋に楽しめるのです。
――「作品」としての写真作法にプロの技法は不要です。
カメラマンを「小説家」に、写真を「小説」に読み換えてみてください。とても挑戦的な文章になりませんか? アマチュア小説家の小説こそ「作品」だ、なんて。
小説は写真とは違って、職業作家にアマチュアリズムが豊かなため、プロが「作品」をものにするのかなあ。文学の世界では、依頼主におもねるような作家は軽蔑されるようだし、そういうことなんだろうか。
アマチュア小説家の私は、カクヨムの片隅でつぶやくのでした。