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祖父の心電図の波に当たらないようにBボタンでジャンプするゲーム

去年の四月から五月の頭にかけて起こった事まとめ。不幸編。

四月の一日。
自転車のホーイルが走ってる最中にぶっ壊れる。このホイールは海外の通販で買った四万くらいした高い奴だったので、普通に凹む。
修理に出すと「直るかどうか分からない」と言われ、まぁ、直らないよな。と思っていたら案の定、一週間後、新しくホイールを買うことに。とんだ出費。

それから二週間くらい毎日、アタイが自転車乗ると雨が降る謎天気に悩まされる。

四月の中旬。
突然、謎の腰痛に悩まされる。それだけじゃなく、顎関節症のところも痛くなってくる。おまけに歯までが痛くなる。「どこ受診すりゃいんだよ!」とキレながら二週間くらいは様子見をすることに。

四月の二十一日。
古い知り合いが突然、死んだという報を5ちゃんねるのニュースで知る。どっと凹む。
その日の夜に母親から連絡があり「父親が癌かもしれない」と言われる。

四月二十六日。

癌だった。


五月一日。

「親父が今度は立てなくなった」と母親から明け方に連絡が来る。癌の報から「脳腫瘍?」と勘ぐり、一人で頭を抱える。
おまけに仕事の原稿を書かないといけないが、頭が回らない。
数時間後。
「足の骨が骨折していた」という連絡。「なんだ紛らわしい!」とキレるが、ことは重大である。

で、この日まで四月の6割くらい雨に降られる。

五月三日。

とりあえず帰省。父親は入院しているが、コロナの影響でお見舞いはできないらしい。
実家の自転車までタイヤがぶっ壊れる。パンクしていて、直してもらいに行く。
おみくじを引いたら安定の大凶。「知ってる」と呟く。

腰痛がどんどんひどくなる。

気がつくと体のあちこちが怪我をする謎の状態。


五月九日。

父は癌だと医者に言われる。転院が決まる。

五月十四日。

ステージ四で余命は五年くらいと転院先の医者に言われる。おまけに父親に胆嚢炎が見つかり、先にそっちを直さないと癌の治療ができないと言われる。

胆嚢炎 →  癌 → 足の骨折の順に直していきますと説明を受ける。よく生きていたなこの人と思う。

腰がどんどん痛くなるけど、週一で実家に帰っていたから病院どころじゃない。

ストレスで眠れなくなる。一日三時間くらいで起きてしまう。

で、アタイの今年の不幸の全てがこの一か月に凝縮されていたのですが、なんでこんなことが起こるのでしょうか? あと家電も三つくらい壊れたけど。そんなのはもはや小さなことです。



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