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看守が出張で五時間目は自習だぞ!(刑務所)

陰謀論のオシゴトって言うネットフリックスのアニメがあるのだけれども、確かシンプソンズを作ってるところが作ってるアニメだったと思う。
1シーズンが面白かったから2シーズンも始まったから見てたけど、なんか2シーズンは少し不調だと思っていた。
二年目のジンクスという言葉がプロ野球にはある。これは一年目にいい成績を残した新人が二年目になると、他のチームから研究されてダメになるというものだ。

陰謀論のオシゴトもアタイが水も甘いも知ってしまったから、もう2シーズン目はあんまり面白くないのか? と思っていたら、

──静かに揺れな、愛しの荷馬車──

という、とんでもないパンチをアタイに繰り出してきやがった。


恐ろしい奴らだと冷や汗が出た。
このアタイが全く読めない異次元の角度で下ネタをぶち込んできやがったのだ。笑うというのを通り越して「完全にやられた」と「静かに揺れな、愛しの荷馬車」という言葉が飛んできた瞬間、ショックで動けなくなった。


説明すると、これは実は下ネタなんです。
陰謀論のオシゴトのワンシーン。と、言ってもストーリーとなんも関係のないCMが急に流れてくるシーン。

まず、カウボーイ姿の老人がウイスキーを手すりのところに置いて、木の欄干のところに体を預けている。
そこで「メディケア保険はテメェの股間はカバーはしてくれるだろうが、あんたが愛してやまない者の、下の方は面倒見ちゃくれない」

と、急に老人介護の保険の話が始まる。なぜか、おしっこの処理は保険じゃどうしようもないという意味のわからないフレーズが飛んでくる。

そして、「リバティメディカルのトラックタマキン保険」というくだらねぇ名前の商品の説明が入る。アホなイラストと一緒に。なんだよ『トラックタマキン保険』って。

で、最後にカウボーイがウイスキーを飲みながら「静かに揺れな、愛しの荷馬車」と言うのだ。
要するに『愛しの荷馬車』とは、ジジィのタマキンの事なのだ。静かに揺れなって、バカだろ。

とんでもない角度から、お見舞いされたこの強烈な一撃にアタイは「完敗だ」と思った。完全に負けだ。アタイの書いた『尻神輿D』なんか完全に子供のおままごとだぜ。

アメリカにはすげぇ奴がいる。

もう「陰謀論のオシゴト」はダメだと思っていたら、この強烈な一撃だ。さすが、世界一の国アメリカだ。


ただそれだけ。







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