白洲尚哉です。
今回はミステリ研機関誌に掲載したホラーミステリを、初めて予約投稿というのを使って毎日投稿してみました。
本作で目指したのは、お話しとして編集された「怪談」ではなく、生の体験談である「怪異体験談」をもとに捜査をするミステリです。また、視える者と視えない者で異なる世界というのも心がけました。
おまけ話ですが、本作で言及される西島志穂は、ミステリ研機関誌の過去の号にも登場・言及されるキャラです。もう一つおまけ話で、過去にカクヨムに上げた「はざまの駅」「磯のよめじょ」と本作は同じ世界観で、「はざまの駅」は同じ鷹森市が舞台です。
ちなみに今年のミステリ研機関誌にも鷹森市舞台のホラーミステリを寄稿しました。また、本作では調査に出ていた乙野が再登場します。
創作近況としては、年内にノベルゲームシナリオと同人誌原稿を書き終える予定です。シナリオは試作品用なので非売品で、同人誌は少部数発行なのであまり流通しません。同人誌を売り切ったらカクヨムに上げるかも。
カクヨムコンは短編部門に既存作を応募するのみで、新作はリアルが忙しいので来年4月くらいまでは上げられないかもしれません。
それでは。