https://kakuyomu.jp/works/16818023212661032827/episodes/16818093080385809286エッセイのキャンプ編を追加したぞ。どうだ。俺は……
俺は頑張っていないのか。いや、どうでもいい。頑張ったねなんて誰にも言われたくはない。
まあ何か言ってもらえれば。
脳内に謎の女が煙をまいてあらわれてごちゃごちゃ言う。
「ねえねえあんた今回6000あるのよ」
「準備してる項が5000ね」
「いい? あなたのエッセイになんの価値があるかあなたは考えたことがあるよね。自覚した気でいるよね。無価値なのよ? この愚行はなんなの? セットで4万に届こうかというエッセイを誰が好き好んで読むの? あなただけよ。書いたあなた自身だけよ」
「うるさい」
「無心に六弦に没頭もできない。白紙を睨んでも描きたい絵は浮かばない。あなたは逃げているのよ。ただ追いつめられて本に逃げて結果あなたは『今の様に』なった。その自分に逃げているんだわ」
「そうだとしてなにがわるい」
「あなたは創作者でも言葉使いでもなんでもない。切羽詰まったネズミよ。ただ、すでに失敗した軌道の後半を、小賢しく描くただの小石。誰が投げてもそうなる。あなたみたいの、この世界の歴史だけでみても、腐るほどいた。こ・ざ・か・し・いだけが鼻につく男の一人で、自分を認めたくないから膝を折らないに過ぎないわ。そういう男を私は、天の川の白い石を数えるより多く見て来た」
「ではお前は誰だ」
「こざかしいクセに、あなたたちはいつもそれが分からないの。不思議ね」
殺す。この精霊もどきを殺す。俺の血と剣と歯で噛みついてこいつを殺す。俺はこいつを
闇はしじま、ひとはにぎわい。ぼくはここにいたい。
ちょっとこの近況……? 暴走ノートの処遇は追って決めよう。いつでも刻んだり焼いたりしてやる。執行人は急がない。鎌あるいは斧を振り下ろすのは常に俺だ。おまえは誰だ。この女の声。俺だ
そうだ。落ち着け。誰もが落ちいる見当識の混乱。これはそれだ。クール。
我が両足は地につき我が手に拳あり。落ち着け