このたび古屋いっぽ様(
https://kakuyomu.jp/users/1po )から『転生者ふたり、あるクソゲーの世界で』に本文付きレビューをいただいてしまいました……!
嘘をつくのは小説の中だけと決めているので、正直に申し上げましょう。とっても驚いております……!
『転生者ふたり、あるクソゲーの世界で』は、とにかく「書き上げる」ことを目標に書いた作品でした。反省点も多く、続編を書いていながらも、いまだに「自信のない」作品です。
そういった事情もあり、古屋様に読み始めていただいた時は、嬉しさよりも先に申し訳なさを感じていました。こんな作品に付き合わせてしまって、申し訳ないなぁ……と。
先日、最終話に応援コメントをいただけた時は、本当にうれしかったです。
さらには本文付きレビューまでありがとうございます……!
自分であらすじを書いてもどこが面白いのか首をひねるばかりなのですが、どうして別の方が書くと面白く感じるのでしょう?
あのこんがらがった物語をきれいにまとめてくださって、ただ、ただ、感嘆の声を上げるばかりでした……!
レビューの中で嬉しかったのが「とはいえ相棒の雪村さんとのやりとりや、二人の前世についてなど…恋愛ではない特別な絆が芽生えていく様がキュンとさせてくれますし、コメディありトキメキありと大満足な物語でした。」という一文です。それと『キャラ文芸』という言葉には注目せずにはいられませんでした……!
公開当初はタグに『ライト文芸』を入れていたのですが、文章が軽すぎた気がして消してしまったんです……。
そんな嬉しいレビューを書いてくださった古屋いっぽ様は『ブルーロマンス』の提唱者です。古屋様によると『ブルーロマンス』は「ボーイミーツボーイ×消失×再生……これらを含んだブロマンス」だそうです。
『ブルーロマンス』は私のストライクゾーンです。私の好きなあさのあつこさんの『NO.6』は、まさにその路線です……!
心惹かれる『ブルーロマンス』を書いた古屋いっぽ様の作品はこちらです。
『祖百鬼夜行奇譚 ―盲目少年と泣き虫鬼子の平安怪異道中―』
https://kakuyomu.jp/works/16818792439956784061妖に視力を奪われたミツと、泣き虫な武士の焔丸が妖退治をする平安怪異道中記です。盲目の絵師と怖がりの武士という組み合わせにも惹かれますが、妖怪たちの妖気により若い姿を保つ源頼光や渡辺綱にもオリジナリティを感じられます。
先日に公開された番外編では、頼光と綱の複雑な想いのぶつかり合いが垣間見られ、ついつい二人の冒険譚も読んでみたくなりました。
遅筆勢ゆえ古屋様には先を越された形になりましたが、詳細は私のおすすめレビューをご参照ください……!
最後になりましたが、古屋いっぽ様、このたびは驚きと嬉しさに満ちたレビューをありがとうございました……!