長月瓦礫

　１５歳になったニックは全寮制の学校に入れられる。今まで同世代の人間と触れ合った事のなかった彼はそこでたくさんの同世代の人と触れ合い、友人を作っていった。 　学校で一番のイベント…

2021年7月に開催された「風景画杯」に参加させていただいたものです。なんとグランプリをいただきました。

峰岸浩太郎はアメリカの研究所に勤めるウイルス学者のエキスパートである。 推しロスが続いて、見かねたルームメイトのボブは日系二世の女性を紹介して連絡先交換までなんとかこぎ着ける。 …

【ブンゲイファイトクラブ３　応募作】 見事落選してしまいました。作品供養です。

　コンビニで塩むすびを見たので。 　一発ネタです。

果てしなく青い水面の広がる世界、仮の肉体と機械仕掛けの意識で構成された友人に会いにいく。 どこまでが彼女で、どこからが機械による模倣なのか。生と死のあわいを漂う短いお話。

流れ星に願ったのは、「好きな人を少しでも知りたい」でした。

【自主企画に向けて執筆しました】 冷たい風の吹き荒れる、寒いさむい冬の夜。人々は、荘厳な英雄たちを見た。

見慣れた仲間。見慣れた街。どれもが、見慣れた風景。 何でも、『3周年』なのだそうだが。 それにしてもそんな実感は、残念なことに湧いてこないのだ。 ……みなさんは、「積んで」いま…

その日に尽くしていた仕事を失った私、偶然に見つけた喫茶店で生涯忘れることのない、一杯の珈琲に出会った。

破滅してる女と雨を降らせる男の子が出会うお話です。 ボカコレに出すために三題噺集から切り出して加筆修正しています。 作：鈴木無花果

性癖：異常事態に淡々と対処する人 性癖：可愛がるのにちょうどいい生首（切断面がぐちゃぐちゃしない、腐らない、見た目がきれい、自力で移動できる） 「第三回性癖小説選手権」二作目…

　地面に落ちて羽を折ってしまった鴉の雛は、一人の少年に拾われる。 　不思議な能力を持つその少年は、鴉自身も知らないその正体を見抜いていた。 　香鳴さんの自主企画「第2回] 問…

なんでコイツは、いつもゲーム中にオレの足に入ってくるんだ？

兄のことが大好きで誰にも渡したくない妹目線のお話

「ごめん、ヒデちゃん。もう限界」 　八回休憩したら夜にすると決めてあった。そして、これは今日八度目の僕の休憩宣言だった。隣を歩くヒデちゃんは足を止め、首を回して辺りを観察した。

こちらは小説家になろうで掲載させていただいている『雨が心臓を食べるので』を書き直したものなっております。

イキった少年の末路……。 モノガタリードットコム 「背伸びしたエスプレッソ」より

『黒髪長髪の幼なじみと旅する話が読みたいです』によせて書きました。二作目です。 残酷描写などは特にありませんが、人によってはグロテスクと感じられるかもしれません。また、拙作『EG…

売れっ子漫画家と、元漫画家の霊が取り付いたベレー帽との、社会人百合 pixivお題『ベレー帽』から。

『三題噺の競作　「金木犀」「紅葉」「彼岸花」』によせて書きました。

　青春の一ページ。 　目の前の一欠片。 　何気ないドラマ。 　短い話。 　気が向いたら追加していく短編集的な物です。

『叛逆と偏愛のセキュレシティ』の一部をリメイクして短編にしてみたものです https://kakuyomu.jp/works/16816452220098619783

　砂漠の中にある街で、駱駝を買った一人の少女・ミルファ。 　「長月」と呼ばれる季節に、「砂漠渡り」一族のミルファが辿る旅路とは……。 　私自身が主催している自主企画「同題異話・…

※自主企画「彼氏にタピオカしか愛せないと言われたら」参加作品 私は、愛する勇者と魔王の玉座までとうとう辿り着いたわ。 でも力及ばず、敗北してしまったの。 彼の最後の言葉は私の…

憂鬱な親戚のお盆の集まりから帰ってきたところ、魔女・一夜先輩から『花火大会』のお誘いが。息抜きも兼ねて、行くことにしたのであったが…… 夢月七海さんの自主企画、「同題異話・８月…

武蔵野八幡宮の秋祭りを歩いたときのことを思い出しながら書きました。 神社の縁日に出かけたわたしは、参道の奥に奇妙な屋台が出ているのを見つけたのだが――

『黒髪長髪の幼なじみと旅する話が読みたいです』と『お題「崇拝される飲み物」』によせて書きました。

光輝は自分のことを人間だと思っているようです。

第2回角川武蔵野文学賞によせて書きました。

【KAC20217「21回目」参加作品】 祖母から託された「魔法のタロットカード」には不思議な力があった。カード一枚ごとに一回だけささやかな奇跡を起こしてくれるのだ。 けれど、…

　佐久間陸はただの学生で、何かがあった訳でもなく、いつも通りの日常を消費していく。そんな日常に変化が訪れた。 　いつも通り、続きが書けないです。 　誰か書いてください。

夢月七海さまの自主企画「同題異話・十月号　　茜色した思い出へ」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 従者の少年ハンスと暮らす魔女ジェシカ。 五年ぶりの魔女の集会にハ…

水面の列車という企画があったので応募してみました。 なんとなく幻想的なタイトルではありましたが、ちょっと趣旨と合わないかもしれませんね。

自主企画「同題異話・九月号　　砂漠渡りと長月」参加 厄災が奪った命と奪わなかった命。選別に理由はなく、ただ結果が横たわる。生きていることが淋しい日には祈りのうちに、つないだ手だけ…

夜になると、シャワーを浴びてふらりと家にやってきていた彼。 彼と別れて残ったのは、とある気掛かりだった。 「貸したお金は、戻ってくるのか否か」 彼の良心を試しに、私は服部天神…

昭和21年9月。新聞記者の「私」は、編集局長が企画する「球場での牛相撲」の宣伝写真を依頼するため、鳥取の写真家を訪ねる。 「私」は鳥取砂丘でその写真家を待つうちに、ふと――かつて…

　道園が作ったオカルト儀式。 　安全かどうかの保証は一切ない。 　テストプレイ編みたいな話も書こうと思いましたが、続き書けません。 　気力が湧かないです。 　多分、実際やっても…

「同題異話・十月号　　茜色した思い出へ」によせて書きました。

夢月七海様の自主企画 同題異話 -九月号-『砂漠渡りと長月』参加作品となります。

僕は、密かに恋をしている。 いつも始発から2番目の駅から乗ってくるやや怜悧な雰囲気を持った女性に。 だけれど声を掛けられるだけの度胸も無い。またこのまま終わっていく恋なのだろう、…

目に焼きつくほど赤い夕焼けを見た時考えることがある。今日どこかで魔女が死んだのだと。 「私はね、もうすぐ魔女になるんだ」 それは高校時代のある思い出に由来していて、彼女と過ごし…

夢月七海様の自主企画 同題異話 -十月号-『茜色した思い出へ』参加作品となります。

　イタリア南部の町ネアポリスに屋敷を構える貴族の兄妹はある日、不幸な事故が原因で両親を失う。母は妖精からのお告げとして遺言で、家の跡継ぎは自分と同じくらい美しい娘を娶るよう告げた…

ある日、高校生の陽介は、路地裏で雨に打たれなく子どもを保護する。 その子の名前は、ナオ。 ナオは耳が聞こえなかった。

600字縛りに勝手にしている同題異話！8月号、5話完結！夏のあるある言いたい←

エマとスージーには共通の不安があった。その不安を払拭するために、二人は画策を練った。