長月瓦礫

ある貧しい村で起きた、短いお話。 新作の異世界モノもよろしくお願いします。 ↓「過ちの王から始める異世界選択」 https://kakuyomu.jp/works/168169…

「バックにクラシックが流れそうな暴力小説」によせて書きました。なお、拙作『EGG』等と世界観を共有していますが、過去作を読まなくても特に問題はありません。

『【三題噺の競作】「温泉」「黄色」「銀河」』によせて書きました。 ジャンルはその他と迷ったのですが、途中がホラーっぽいのでホラーにしました。

教会に住まうは、一人のシスター。 彼女は毎日祈りを捧げる。 終わらぬ祈りは誰がため。これは呪いか祝福か。 ……RPGのモンスターが無限沸きする理由、知っていますか？

あのひとを追っていた「僕」のひと幕。 小さなころはきっと、お姉さんに手を引かれていたこともあったのだろう。 こういうことって、たぶん色んなところで起こっているんじゃないかな。 …

　あまりにも美しく奇異なその姿のせいで、里の人々から忌み嫌われてきた娘。 　さみしくて、かなしくて、もう死んでしまおうかと思いつめていたとき、彼女はたいそう美しい銀髪の青年と出会…

【ロッカルザル】大陸の最果てにある寒村【フロウフロワ】で、【人間】の僕と【半森人】のプリシラは二人、安穏に過ごしていたが、ある日、プリシラが大病【大森林の葉擦れ】に罹ってしまう。…

カクヨム2020短編賞エントリー 【第2回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「金貨」、「カタツムリ」、「星」】 に参加しました。 とある引きこもり少年と家庭教師の話。…

ペタ、ペタ。ひたすらに、ペタペタ。 ……不条理の勢いに身を任せれば、世の中の困りごとが些細なものに思えてきたり、こなかったり。＊ビュワー縦読み推奨です。

言の葉が導く、少し不思議な関係性。

最近、軽貨物配送のアルバイトを始めた僕。配達をしなければならない地区は『現し世』『隠り世』『随』の三つ。僕の前任者は、配達の途中に行方不明になったらしい。

西暦ＸＸ２１年。人類は、未曾有の危機に直面した。陸からはゾンビが、海からは巨大ザメが、空からは宇宙人が、人類を滅ぼしに来たのだ！ デドン デンデンデデン♪ デドン デンデンデデ…

基本的な作りは、その日思ったあれこれに直近の作品の作成手順や感想などを語る構成です。

夢月七海さまの自主企画「同題異話・一月号　　年明けこそ鬼笑う」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 ある日突然告げられた出生の秘密と、困難な試練。 はるばる訪ねた島…

思いついたので書きました。最後に赤鬼が泣きます。

「 『雪についた足跡をたどってみたら…』で、短編をつくろう！」によせて書きました。外国人のおばあちゃんの若い頃の話みたいな感じになりました。

「さいとう　みさき」は二人いました。 でも今は一人での活動に戻りました。 理由は「妻は緑内障を煩わせた」からです。 だってこのままじゃ目が見えなくなってしまうから。 だから私は……

寒い冬の日、男の子は湖の上を滑って遊んでいました。 しかし湖の中には、人喰い人魚の一家が住んでいたのです……

過去の産物を手直ししました

20XX年！トロッコ問題の絶対優位性によって日本はトロッコ問題出題者によって支配される地獄と化していた！

縁や怨って、人だけじゃなくモノにも関わりますよね。 どちらも大事にしたいものです。 ※過去作の修正版です。

暗闇の中にいた実浦くんは、小さな火灯し妖精と出会います。 ここは夜の国。誰かに放棄され、忘れられたものたちが集う楽園。 へんてこなものたちと共に夜ごと旅する、ひと月に満たない…

風に踊り、舞い狂い、陽を散らしながら落ちてくるのは、薔薇の花びらだ。落下を続ける芳しい幕を、黒爪の指先が割ってくる。指に挟まれている緑が、鼻先に差し出された。畳んだ紙片を花瓶のよ…

あらすじ…あ・ら・す・じ この文字の配列を考えて発音したのは誰だ！知っても　ふ～ん　だな！

「第一回怪獣小説大賞」によせて書きました。

恋人たちの願いを叶えるのも、同じように職人のお仕事……なんですけども。 やはりイベントには職人たちもガンバりたくなるらしいです。

パルクールの世界大会元王者でフリークライマーの40歳、高月聖一は、幼い男の子を助けようとしたために死んでしまう。 助けを求める不思議な声に導かれ、聖一はとある「合体」を経て、元の…

　ある雪の日。街路を一人歩く「私」は、頭上から舞い散る雪を見て過去に思いを馳せる。失われてしまった日々を前に「私」は感傷を抱くが、そこである真実に思い当たる。 ※短めの純文学を…

唯一の楽しみである釣り。 海が近く、仕事が終わればすぐにでも趣味の釣りに向かえるそんな環境。 僕は今日も早速夜釣りに出かける。 狙いは彼女の好きなアジかな？ でもそんな釣り場に…

　ホムンクルスの少女・ラムは、自分を作ってくれた錬金術師の「パパ」と二人きりで、森の中の一軒家で暮らしている。 　平和なある日、パパの友人が家を訪ねてきて……。 　香鳴さんの自…

灰色の毛並みをした、名前の無いノラ猫の男の子。 年の瀬の迫ったある日、人間の親子が「良い子にしていたらサンタさんがプレゼントを持ってくる」と言っているのを耳にします。 良い子に…

　介護施設で働く藤子。トラブルというのは、なぜかつづけて起こるものだ。 　夢月七海さんの自主企画『同題異話・十二月号　　12時発、1時着。』に参加させていただきました。 ht…

せっかくのお祭りなのに何も参加しないのはなあ、ということで「カクヨムWeb小説短編賞2021」への応募作です。 実は他にも面白いネタあるんですけど、身バレリスクが果てしなく高い。…

西暦2041年。新世紀の始まりに生まれた子どもがついに四十代の大台を迎える時代。日本は乱れに乱れきっていた。

　またやってしまいました。

ふたご座流星群を見ていた達夫は、父の光男が泣いているのをが気になる。

うちの社長がプライベートでやらかして逮捕され、ほかの従業員たちは逃げ出し、私だけが逃げ遅れてしまい職場に取り残されました。 私は「弊社の社長が逮捕されまして」と顧客に頭を下げ、社…

　鬱陶しい梅雨が明けたある日の夕方、市立小学校の校庭で発見されたハチは下級生を刺した。 　対処するはずだった用務員は魔女の鉄槌によって行動不能にされてしまう。 　下級生の姉に恋す…

微妙な距離感にある、高校生の男女のお話。 それは　恋？　なのか。絆？　なのか……。 ちょっぴり切なくてほろ苦い、淡い恋愛物語。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートス…

善い人であろうとする人生ってなんでしょう？ 善い人生ってなんでしょう？

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト　参加作品。 年の瀬に喧嘩別れした男女のお話。

夢月七海様の自主企画 同題異話 -十一月号-『きょうを読むひと』参加作品となります。

「偽教授孤食杯」のボツネタです。短い会話劇です。

ヘレンは不美人だ 夫のアルヴィンは酒宴の席で友人にヘレンの失態を愚痴り容姿を誹謗していた それに耐えるヘレンだったが精神科を受信するようになる 息子のミカエルだけが生き甲斐…

お金という概念の擬人化です。

コトバ使い。 小説の世界にダイブして、時にその内容を奔放に編集し、時にその結末を自在に改竄する。小説の作者にのみ許された物語を変える特権を奪い取るコトバ使い。 チトセは悪意ある…

ショートショートです。

とある工場で働いていた頃、休みの日にかかってきた一本の電話。取ってみると相手は上司で、今すぐ仕事に出てきてほしいとのこと。 渋々OKの返事をしたものの、それがまさか、あんな悲劇へ…

「重大な発表がある」ということで大勢の記者が集められたのは、人里離れたところにある研究施設だった。 どうにも怪しげな黒服に身を包んだ研究者と名乗る男は、会見場に現れるなり、こう言…