『星の声 空の想い』(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881812209)
数日前から書置きがなくなりアップアップしていましたが、ようやく十万文字達成!
第二章がそろそろ終わるので、いつものくだらない、ちょっとしたおまけです。
フォンセ:「円卓会議へようこそ! 本日はエルネストの滅亡についての保護者会です」
ラスティ:「保護者会? なんだそりゃ」
フォンセ:「ラスティとフレムはカルデニアの。僕とアニスはエトワールの。フェザードはジェラルドの父親だから、保護者会です」
アニス:「しつもーん。滅亡の原因をつくった悪い人は決まっているのに、何を話すの?」
フェザードをみる。
フェザード:「決まってなどいない。私はアニスを愛していただけだ」
フレム:「ほう、ハッキリというねぇ。でもまあ、アニスが王都を追放されて見放された時、それはおかしいと唱えたのはフェザードだったねぇ」
アニス:「そうなの?」
ラスティ:「アニスが神の子だから手厚く保護しろって言い出したのも、フェザードだったなぁ」
フォンセ:「えっ、でも、そのせいでアニスは殺されるところだったんですよね?」
フェザード:「だから、前国王を毒殺した」
一同:「!!!!!!!!!!!?」
フォンセ:「いや、それ、ダメでしょ。なにここでサラッと語っているんですかッ!」
フレム:「そうなると、滅亡の原因は……。アニスが魅力的だから? アニスの美しさが男を狂わせた。みたいな?」
アニス:「美しさは罪、なのね。(笑)」
フェザード:「そもそも、フォンセがエルネストに来たのが問題だ」
フォンセ:「えっ、でも、僕がいないとエトワールが生まれないよ?」
フレム:「フォンセは子供に手を出したからねぇ」
フォンセ:「いやいやいや、手を出していない。あれはアニスの心肺が停止して、人命救助としてですね」
アニス:「ううん。あれはとろけるような口づけだったわ」
フェザード:「許せんな。この私でさえ、アニスが一六歳になるのを待っていたのに」
フォンセ:(な、なんだこの流れは……。過去も未来も僕をロリコンキャラとして導くような……このままではマズイッ)
フォンセはドンッと円卓をたたく。
フォンセ:「僕は少女に手を出したんじゃない。僕の手で、少女を守りたかったんだッ!」
ラスティ:「……フォンセ、オマエはもうしゃべらない方がいいぞ」
フレム:「そうだね。世間ではそれを、ロリコンっていうんだよ」
フェザード:「最低だな」
フォンセ:「ち、違うんだァ――――ッ!」
アニス:「はぁい、落ち着いて。次回はエルネストの性犯罪について、フォンセを断罪しまぁーす。(嘘)」
フォンセ:「アニスゥゥーッ!!!(泣)」
第二章が終わると、いよいよ第三章。
webコンの締め切りを2月29日と訳の分からない勘違いをしていましたが、物語は50エピソードで完結する予定。
れ、蓮夏のこと覚えてますか……?
物語がもうチンプンカンプンなことになっていますが、ここまで更新を続けることができたのは、読んでくださる皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。
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