どうもこんばんは、ヤマザキ春のパンまつりに燃える陽澄すずめです。今年は白いスマイルボウル。使い勝手が良さそうなので、2つは手に入れたいところです。
さて、昨年9月より連載をしておりました『共感応トワイライト〜なごや幻影奇想ファイル〜』ですが、1月末に最終回を迎えました。
たくさんのレビューやコメントをいただき、とても嬉しいです。どれも大切に、何度も何度も読み返しています。ありがとうございます!
本作は私にとって初めてづくしの作品でした。
ファンタジージャンル。
キャラクター文芸を意識したストーリーと登場人物。
短編連作形式。
しかも地元ネタ。
特にファンタジー要素は、私なりにピンとくる理屈を捉えるのに時間がかかりました。どうにか書き進められたのは、地元を舞台にしたからかもしれません。
忘れちゃいけない、#4のこぼれ話。
何人かの方のコメントへの返信には書いたのですが、舞台となったヤバい立地の病院、実在します。私の祖父母が入院していました。
なんなら母が私を出産した病院でもあります。
作中でもチラッとだけ触れたのですが。平成後期に全面改装するまでの古い建物は病院全体どこもかしこも凄まじく陰気なオーラを放っており、霊感など何もない私ですらどうにも薄暗い気持ちになる場所でした。
そんな病院へ、成人式の後、ハイパー鮮やかピンクの振袖で祖父の見舞いに突撃したのもいい思い出です。一人だけ彩度を間違えた人みたいになっていた自信がある。
祖父母はもう鬼籍に入ってしまいましたが、いろいろと思い出のある場所を舞台にお話を書けて、良かったなと思います。
さて、毎度恒例の自作ロスです。
幸いなことに「続編を」とのお声もちらほらいただいているので、何かネタがあったらまた服部少年と樹神先生のお話を書きたいなと考えています。
しかし自作ロスです。つらいな。慣れない。何か書くしかない……
今はまだカクヨムコンの読者選考期間ですので、みなさまの作品を拝読するなどして過ごしたいと思います。
最後に。
完結記念で、イラストを描きました。メインの三人です。
樹神先生 185センチ
服部少年 163センチ
百花さん 159センチ
です。これを描くにあたって急遽決めた情報ですわ、うん。
さらに余計な情報ですが、本作の脳内オープニングテーマ曲がAdoさんの『レディメイド』であったことも書き添えておきます。毎回の事務所紹介ナレーションの後にイントロから流してください。
https://youtu.be/jg09lNupc1s 改めまして、みなさま、本当にありがとうございました!!