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読書メモ③

 今回は自然・社会から二冊です。

『世界石巡礼』須田郡司

 フォトグラファーであり石の語りべの著者さんによる世界一周巡礼ルポです。一年間で40か国。愛です。綴られてる言葉とか、石が大好きなんだなって感じます。そりゃあそうですよね。好きじゃなきゃできない。

 準備中の異世界物のイメージ固めのために手に取ったのだけど。写真集じゃないのでね、写真が少ないのが惜しかったー。一か所一枚って感じで。もっといろんなアングルで見せてくれーってなりました。はは。
 荒涼とした大地のイメージってのが欲しかったのですね。奇岩の風景っていうとカッパドキアくらいしか知らなくて、他にもインスピレーションの湧く風景ってないかしらって。
 で、なんといいますか。別に異世界行かなくたって異世界みたいな場所はこの地球上にたっくさんあるのですよねえ。地球はまだまだ未知なるものです。
 メモを残すのがこの記録の趣旨なので、モチーフになりそうな場所をざっと書き出しておきます。

 ・バフレイヤの白砂漠(エジプト)
 ・メテオラ(ギリシャ)
 ・モンサント(ポルトガル)
 ・モンセラート(スペイン)
 ・セドナ(アメリカ)
 ・キャニオン・デ・シェイ国定公園スパイダーロック(アメリカ)
 ・メサベルデ(アメリカ)
 ・アーチーズ(アメリカ)
 ・悪魔の門(エルサルバドル)
 ・ウエーブロック(オーストラリア)

 特にメテオラはすごい。まんまドラゴンが飛んでても違和感ない風景です。悪魔の門も異世界行けちゃいそうな洞窟です。この写真で遠景に写ってる富士山みたいなシルエットの山が気になるー(笑)パンチワルコ山というそうです。地球はワンダーランドですなあ。


『世界はいっしょにまわってる』池上彰(監修) 稲田雅子(文) クー(絵)

 クーさんのイラストってキャラの目つきが良いよね。目に個性がある。

 私は高校時代世界史を選択してたはずなのだけど年号とかまったく覚えてないです。なんでか分かんないけど頭から離れない唯一の単語がエンクロージャー(囲い込み) なんでか分からないけど。
 一方で日本史は好きでした。杉本苑子や永井路子の歴史小説が好きだったので自然に詳しくなりました。(おふたりの対談集『ごめんあそばせ独断日本史 』は痛快で面白かったです。歴史に詳しくない方でも楽しめると思うので是非)
 ああ、塩野七生も好きなので世界史でも偏った知識はあります。(『ローマ人の物語』は敷居が高いという方には『ロードス島攻防記』や『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』がおすすめです) そういやベルばらからだってフランス革命について興味を持ちましたねえ。……キリがないのでこのへんにしましょう。

 そんななので創作物からの知識はあっても世界史と日本史って私の中では繋がらないのですよね。日本だって世界の一部なのに。なんてことを考えてこの本を手に取ったら、冒頭で監修の池上彰さんも同じようなことを書かれててちょっと嬉しい。
 サブタイトルにある通り「ヨコ軸で日本史と世界史をつなぐ」イラスト満載で軽く読めちゃう一冊です。

 個人的にツボに入ったのは、1800年。伊能忠敬が蝦夷地測量のために歩き回ってたころに、ナポレオンがアルプスを越えてたって。なんか面白くないですか? あれ、そう思うのは私だけ?
 それと1927年。上野・浅草間にアジア初の地下鉄が開通したころ、リンドバーグが大西洋単独横断に成功っていう。
 以前名前を挙げたシャクルトンもだけど、チャールズ・リンドバーグも魅力的な人物だと思います。「死は最後の冒険だ」うーん、かっこいい。冒険家だからこそ数々の伝説が残るのでしょうけど人格的にもその時代の大衆に好かれなければそれまでですもんねえ。

 今回は以上です。

21件のコメント

  •  皆さん、見ました?! 見ましたか? イゼルローン攻略(前編)

     もう駄目! ヤン提督! かっっっっこ良すぎだからああぁぁぁ。だあめええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!(涙) ダメダメですよ! モテますよ! あれ! どうするんだよ、フレデリカ! もう箱に入れとくしかないでしょ! やめてよねえ。もっとダサダサで良いのに、ドキドキしちゃうじゃないですかあああ(はあはあ)
    Die Neue These 恐ろしいです。

     そしてムライはなんじゃ、ありゃ。日系人の面影がどこにもないじゃないか。あんたが眼鏡要員かい。フィッシャー、パトリチェフ、ビュコック提督はほぼそのまんまなのに、極端に寄せてるキャラっての何なのでしょうか。シェーンコップは若々しいし。旧作のキャラデザが老け過ぎだったといえばそうかもしれないけど……でも今作のあれに「愛してもない女を抱くには人生は短すぎる」って言われたら娘でなくとも蹴り倒すなあ、うん。

     そしてイゼルローンきましたね! 音楽の効果もあって大興奮でした。トールハンマー半端ない。浮遊砲台がイマイチかわいくなーい。液体金属、え? あれ金属? 泉の波紋みたく綺麗すぎるのだけど!

     今回見どころ満載すぎて前話の感想がぶっとんでしまいました! ごめーんジェシカ! だってさあトリューニヒトが薄すぎて……

     もう五回は鑑賞したい出来で、なんか色々ぶっとんじゃいました。ははーん。
  •  僕は東京MXなので明日まで待ちです。楽しみ楽しみ……。

     塩野七生先生は、高い歴史認識を持つ方として僕が最も尊敬する女性です。ちなみに男性は池上彰先生です。

     塩野先生の『コンスタンチノープルの陥落』が、現在公開停止中の『三界の魔術師』の世界観の下敷きになっています。小説でない歴史著作でも、塩野先生のは世界観が感じられるのです。その時代に感じた人間の視点が見えるのです。これは凄い才能です。

     それと、マルクスじゃないですけど。歴史は意味をこじつけて持論の補強に使われることが多いものです。こういう意味なんだ、と偉そうに言う人間は数あれど、塩野先生、池上先生は違います。歴史の真にあるべき姿を。自分の主観を殺してまで正確に見て、学ぼうとしています。

     実はこれ、ヤン提督の考え方です。

     ヤン提督は歴史に学んで応用しているだけです。これがなぜ、他の誰にもできないのか。ここがミソです。

     人は持論を補強するために、自分のプライドを補強するために、考え方だけでなく事実認識まで歪めてしまうのです。それは我々にも、カクヨムユーザーにもあることなので、少し考えてみたいと思います。
     
     例えば小説家になりたい人がいる。そうするとまず、自分の実力がプロレベルに到達できる前提ですべての理屈を考えます。本来は客観的な環境であるはずの現状認識も、そこに合わせます。

     行政が公共事業をやる時に、経済効果の試算を合わせるのと同じやり方です。1日で100人の利用しか見込めないはずものが、採算点の500人が利用がある、そういう可能性を追求して、あたかもそういう仮定の世界を現実にある資料と考えて、理論を構築します。

     でも、仕方ないのです。そうしないと橋はできない。

     塩野先生、池上先生を尊敬するのは、ヤン提督と同じものを感じるからです。

     そんな風に狭量になっていないだろうか。都合のいい資料ばかりを集めて、客観的なデータを捨てていないだろうか……。

     僕もたまに自分で、そんな風に自戒しています。

     
  •  なるほど。実は読みながら考えてました。しっかりベースのある世界感は安心感が違います。私もイメージ固めはしっかりしたいところです。

     池上彰さんの報道に対する姿勢、私もものすごく尊敬してます。自分の主張はしない。あるべきキャスターの姿です。(そんな池上さんが唯一提案していた選挙権十八歳引き下げが実現されて良かったと思います)
     以前読んだ新聞の記事で、池上さんが「その国がこれから発展するかどうかは書店に行けばわかる。たくさんの若者が本を読んでいる国には希望がある」っていうふうなことを言ってたのですね。翻って日本はどうなんだろう。怖くなりました。

     池上さんは「私が言ってるんじゃないですよ。こうこうこういう人が言ってるんです」ってきちんと添えます。こういう人もなかなかいません。
     根拠のないことは言ってはいけない、ソースを明らかにする。これをきちんと守っていない情報をみんな鵜呑みにし過ぎてる。人の意見を自分の意見のように語る人が多すぎる。

     自分がどちらの立場にも立たないよう気をつけないといけませんね。

     カクヨム内のデーター欲しいです。職業として小説家を目指してるのか、とか。書籍化できれば満足ってだけなのか、とか。そこまで思ってない、読んで読まれて交流できれば満足だ、とか。作品の傾向とか。運営は意識調査とかしてデーターを持ってるのですかね。

     応援マークを利用したアンケート作品があったので、あんな感じで応援コメで回答を募れば良いのかなーとは思うのですが。自分の執筆が優先なので運動的なことはなかなか実行できないです。そういうの好きじゃないとなかなかできないですね。
  •  息子が「嘘は大人のはじまり」だってΣ(゚Д゚)

     うちの子怖ッ。
  •  イゼルローン攻略(前編)見ましたよ。

     フレデリカ、いいですねえ。惚れそう。ヤン提督、さすがにカッコいい。前作で声優のイメージが固まってたつもりだったのに、全然、違和感がありません。こりゃあ後編、待ったなしです!(意味不明)

     嘘は大人のはじまり……。

     相変わらず含蓄がありますね。いくらホントのことでも、ぜんぶ言っちゃったらダメだと気付いたとき、人は大人になるのかもしれません。

     うちの両親は子供なので、フランクに本音を言うのが気さくさだと勘違いしています。爆弾発言で、支障ありまくりです。
  •  フレデリカ。旧作の榊原さんのは知性と有能さを前面に押し出してたけど、今回は可愛さをプッシュプッシュですね。「コンピューターのまたいとこ」って異名は披露されないのかな。フレデリカに思い出話された後、ヤンが心の中で「聞きしに勝る記憶力」って降参(?)するのが好きだったのだけど、微妙に変わってて残念。
     数少ないヒロインですからなあ。ヒルダはどんな感じになるのだろう。気になるー。

     うちの母も子どもな人でほんと困りますー。大人な対応ができない人で嫌になります。
     私が大人になって色々話せることが嬉しいらしく「知らないでいたかったよ、そんなこと」って話をされるのも困ります。ネタをもらえたと思えばありがたい、とか思ってしまう自分にまた微妙な気持ちになります(-_-メ)
  • イゼルローン攻略(前編)、ようやく見ましたー。

    とにかく、ムライの眼鏡要員に笑いました。ちがーう。眼鏡キャラはあと一人くらい必要だけど(だってキャゼルヌの眼鏡って、なんか違う)、あんたじゃなーい。このあたり、実はあんまり腐女子狙ってない? という気も……。

    シェーンコップが若い。なんかおじいちゃんと若者しかいない感じですね。でも、150年も戦争してるんだから、それも当然なのかも。

    それにしても、ヤンがほんと、普通にかっこいいです。もうちょっとダサくてもいいのにねー。これ、ヤバいですよ、モテますよー。しかも、後編、もっとカッコイイと思いますよー。
  •  『傷つきたくない私たちは』完結、おめでとうございます。
     ひと月で、アッという間に9万字。さすがですね。

     僕も、これくらいのペースで書けるといいんですけどね。羨ましい。

     サイバーセキュリティー書いてたら、キャラが全然、助けてくれないんですよ。よく考えたら、キャラのほとんどは人間じゃなくてAIだった。自分で考えて動けったって、無理だよ。こりゃダメかなって、弱気になってます。

     奈月さんの作品は、主体的に動くキャラクターが素晴らしいと思います。たぶん細かい設定なんて作っていないんだろうけど、本物の人間のように矛盾なくそれで動いている。そんな風に勝手に思っています。

     そういうキャラクターが書けるのは、奈月さん自身が物事を客観視できる能力を持っているからだと思います。
     自己都合で現実を歪めてしまうような考え方をしている人間には、絶対に書けません。
     上手いなって思う作者でも、たいていは自分の一部を投影しているだけです。読み進めていくと作者自身が透けて見えてくるものなんですが、奈月さんのキャラクターにはそういう影は見えませんからね。

     次は、どんな題材に挑戦するのか。楽しみにしています。
     
  • Han Luさま

     眼鏡キャラ……うーん……フォークとか?! ヤンを偏執的にストーキングしちゃう?! ……そのまんまだ…………。
     やはし、そもそもですねえっ。根も葉もないところに煙を立たせるのが腐の妄想力というものでございます! そこに世の作家様方は震撼したのでございます! 提供されたネタでキャーキャーして何の喜びがありましょうか!(何の熱弁?)

     やーん、提督もっとカッコよくなっちゃう? なっちゃうの? やばいよ。心臓もたないよ。画面正視できないよ。なんであんなにヤンのバロメーター上げたのさ、もっとラインハルトに全振りしなさいよ、全振りー。そういえばここ数話の同盟祭りのせいで帝国サイドは意識の地平の彼方です(;'∀')



    油布さま

     や、今回のペースは自分でも異常でした(疲れましたー)
     ……なんて思いつつ確認したら「女はそれを我慢できない」も同じペースで完走したのでした。どちらもヒロインの優秀さが大きいのだと思います。どこぞの暴れ馬ヒロインとは違うなあ(-_-メ) 
     私があれこれひねって作った話よりも、キャラに突っ走ってもらって書き上げたお話の方が自分で読んでも面白いです、はは。「女は~」の後はこの妙なテンションのままwebコン参加作品に着手したのでそっちは完全にぐだぐだになってしまいました。反省。なので今回はしっかり腰を据えてから次に取り掛かろうと思います。
     異世界冒険ものに挑戦するつもりですが世界作りが難しい。細かいところを詰めてなかったので参考資料集めに四苦八苦です。閉ざされた世界が舞台なので、この世界での文化の発展ってどうなんだろう? 神って概念は生まれるのだろうかーとか。キリがないのは分かってますが一応の回答は持っておかないとって。異世界難しいです。

     AIですか、難しいですねえ。私には絶対書けない世界です。作者が神になって動いてもらうってとこでしょうか。そうなるとストーリーが肝になりますね……

     私だってかなりキャラに自分の一部を埋め込んでますよー。でも自分の経験や人から聞いた体験談をキャラにトレースしても、性格や考え方っていうのは不思議と別物になっていくんですよね。ほんとはこうしたかったなー、こうなりたかったなーなんて密かな願望がそうさせるのかなって思ったりします。
     でもそうですね、作中で作者の影をちらつかせるようなことは絶対にしたくないと思ってます。これキャラの考えじゃないでしょ、あんた(作者)の主張でしょっていうのが見えると興醒めですものね。物語を紡ぐ以上気を付けたいところです。
  •  異世界冒険物、楽しみにしています。

     世界観、これが今回のコンテストの肝だと思います。いろいろやり方はありますが、独自の世界を作れれば圧倒的に有利でしょう。

     異世界の構築にはいくつかの手法があります。

     一、時代背景や状況について歴史にある実際の現実を下敷きにする。

     これは僕が『三界の魔術師』でやったものです。あれは1450年代の中東とヨーロッパの社会情勢を下敷きにしたものです。幕末の時代背景を下敷きにして、全然違うものを描いた有名な漫画もあるみたいですね。(読んでないけど)
     漫画にある相国のアルタイルもそんな感じです。アルスラーン戦記なんかも、舞台設定にしたのはイランとか、あの辺でしょう。歴史好きは燃えますよね。

     二、あえてテンプレと思われるような世界を設定し、そこに手を加える。

     これは僕が『放課後パーティー』でやったものです。
     ドラクエのような世界をあえてそのままやって、魔法石とか食い物がうまいとか、世界に必要な設定を加えました。そしてなぜそうなるかの解説も本文に入れています。
     
     三、これぞ奈月さんが挑戦する道でしょう。世界を自分で一から作る……。
     これは、まだやったことがありません。ただ、自分でやるならばのアプローチは少し考えられなくもありません。

     まず、その世界にどの程度の文化レベルが必要なのか、権力構造や戦争はどの程度のレベルが必要なのか、作品に合わせてそれを考えます。
     そこから歴史の発達段階なんかを考えるのが近道だと思います。

     酒粕みたいなお酒を飲んでいるのか。庶民は、掘っ立て小屋に住んでいるのか。
     きちんと濾過されたワインを飲んでいるのなら、文明レベルはそれなりに高いでしょうね。製法に関する正確な伝承と、それを評価する人間、そしてそれに基づく経済活動がある証です。
     
     人が死ぬ世界なら、神はあるでしょう。

     人が死なない世界なら、神はなくてもいいかもしれません。

     閉ざされた世界というのが、例えば人口が数千人しかいない人間が何千年も暮らしていたという仮定なら、多様性はあまり必要がないのかもしれません。
     自給自足の経済なら、その中の小さな物流でいいでしょう。
     そうすると、素朴な世界になっちゃうのかな。

     そんな風に発想を広げるといいと思います。

     
     
     

     
  • お久しぶりにお邪魔します。
    奈月さんの読書メモをひそかに楽しみにしている者です。

    奈月さんの異世界物語楽しみです!
    私は今数年ぶりの現実を舞台にしたファンタジーのようなものを書こうとしているのですが、これが面白いほど書けなくて困っています。

    皆さんのお楽しみの銀河英雄伝にハマりたいような気もしますがちゃんと分からないので静観しておりますが、徐々に興味がわいてきました。

    下準備など大変でしょうが無理なく頑張ってください。
  • 奈月さま

    どーどー。はい、お気持ちはものすごくよくわかります。わかったうえで、でもやっぱり、あと一人は、ほしい(しつこい)。フォーク准将、確かに雰囲気的にはそうなんですけど、もっとこう……。でも、同盟側ですよね。帝国側にはいませんよね。同盟側か、あとはフェザーン……もろくな人がいないような……。ルビンスキーの息子とか? あーん。ところで、フェザーンっていつ出てくるんでしょう。

    今回、若いキャラのパラメーターはまんべんなく振られている感じですよね。そういうのも、今風な感じです。さて、後編、ヤンの「とにかく疲れた」が楽しみです。
  • 油布さま

     そうそう、アルスラーン戦記は史実の地図とピタピタハマるから面白かったです。パルスがパルティア、ルシタニアがポルトガル、マルヤムが東ローマ帝国、シンドゥラがインド。あの世界ではアラビア半島が存在しないのでしたっけ??

     そっかー! 作品に合わせて時代を選べば良いんですね!(目からウロコ)
     エコロジカル・リテラシーなんてものから勉強してました(極端)
     そうですね、素朴な世界です。なのでどこかの時代のどこかの小民族をモデルにするつもりでいますが、なかなか決まらなくって。先に作品世界の生活様式を決めちゃえばいいのですね。

     すっごい参考になりました。ありがとうございます!
     

    橘月さま

     面白いほど書けないとか面白いこといっちゃうほど書けないのですね(^-^;
     そういうときもあります。何かの拍子にスイッチ入ります、きっと。

     一緒に銀英伝ハマりましょうよー。新規の人の感想聞きたいです! 面白いですよ、銀英伝。

     とりあえず大きな図書館に行かねばデス。お互い頑張りましょう。


    Han Lu さま

     眼鏡キャラってパターンがあるよね。インテリ系なら「ホスト部」鏡夜先輩とか「ヒカルの碁」緒方名人とか。穏やか系なら「カードキャプターさくら」雪兎さん、藤孝さんとか~。「スラダン」小暮先輩なんかはどっちだろう……。そんな感じでテンプレにハマるキャラじゃないからねー、銀英伝の登場人物たちって。
     眼鏡要員……グリーンヒル大将とか……女子向けじゃない…………。

     そういや(……)フェザーン出て来ないねえ。今シーズンの黒幕的な感じで最後まで引っ張るとか!?
  • こんにちは。このたびは拙作をお読み下さりありがとうございます。取り急ぎお礼に伺いました。読んでいただけるだけでも嬉しいのに応援と評価まで頂き感激です! 改めて感謝申し上げますm(_ _)m

    塩野七生は昔読んでました。『ローマ人の物語』は五賢帝あたりで挫折したんですが、『我が友マキアヴェッリ』とか『海の都の物語』は夢中になって読みました。またルネサンスものを書いてくれないかなと思ってます。
  • 近況にお越し頂きありがとうございます。
    長編なのでしんどかったかと思いますが、最後までお付き合い下さり、応援が嬉しかったです。時間ができ次第、奈月さまの作品にもお邪魔させていただきますね。

    イタリアを舞台にした小説を書き始めたのは、実は塩野七生にはまったのが発端なんですw 『ロードス島〜』は人物が鮮烈に描かれていましたね。受け手の問題だというのは私も全面的に賛成で、小説だということを理解せず作品に不手際があるかのように語る傾向があるのは残念だと思っておりました。

    ザブングル、結構皆さんご存知なんですね。土曜日でしたっけw もう記憶の彼方です(笑)
  •  『銀河英雄伝説』イゼルローン攻略の後編、観ました。

     見ていていつもため息が出る部分。愚かな猪武者が何万、何十万の人間を無駄に死に追いやっていること。名もない人間が、光と共に消えていく哀れさがたまりません。
     無血占領で良かったのに……。
     ヤン提督もそう思っていたでしょうけど。あの世界は、両陣営とも制度が古くなり悪癖に身動きがとれなくなっているわけですから。そういう意味でのリアリティーは良いのですけど、どうにも胸が痛みます。

     フェザーンは嫌いです。これは個人的な趣味です。

     ザブングルは大好きでした。ダンバインもそうですけど、終盤息切れしなければ少なくともボトムズには匹敵する(あるいはそれ以上の)名作になったはずだと思っています。

     エルガイム以降は、なぜか富野さんは三つ巴の戦いにとらわれるようになってしまったと思います。
     第三勢力が存在するというのはいいんですけど、現実の歴史ではあんなふうに三つ巴のまま戦うことは遭遇戦以外にはほとんどあり得ません。

     有名な三国志でも常に同盟を繰り返し、戦う時は一対一か二対一になります。そういうリアリティーの部分で僕はダメになっちゃって、あれだけ好きだったガンダムも、ゼータ以降は最後まで見ることができませんでした。

     富野作品では、本当はファーストガンダムの次に『ダイターンスリー』が好きです。
  • 第七話目にして、皆さんの中で盛り上がっている銀河英雄伝見ました!
    ヤン提督はいつ出て来るんだろう……と思ってみていたらあっという間に後半に……

    ん? 待って? もしかしてこの人がヤン提督?――となりました。

    ええ。美形になったと皆さん話していたのですが、何と言うか旧作のovaのイメージが強かったために、認識しませんでした(焦)

    油布さんも言っている通り、矜持も大事かもしれませんが意地を張って数多の命を散らさせる指揮官って……
    でも、捕虜にされて拷問されて情報漏らされたり苦しめられて殺されるよりはましだ!と判断した結果だったら……と思わなくも無かったり。
    でも、同意は取って欲しいと思ったり。

    まず、キャラクター名が分からず、声優さんの豪華さに反応してしまいましたが、ちょっとネットで復習して来ようと思いました。そうしないと、物語の展開に置いてけぼりだ!! と気が付きました。
  •  わーい、橘月さんも銀英伝仲間に♪ 嬉しいです。
     で・す・よ・ねー!!! ヤン提督がかっっっっこ良すぎるのですよ!!!!(何度でも叫ぶ)

     GYAO!で22日まで一挙配信してるので過去回はそちらで是非。私も、もう二週は見たいとこですが~。

     とりあえず、やあっと七話見れましたー。はー良かった。見逃すかと思った( ;∀;)
     凄かったですね。凄かったです。映像はもちろんハラハラドキドキの演出が良かったですね。スパイ映画みたい。シェーンコップのオリジナル回想も良かったですね。くっ、子どもとおじ様を出しとけば良いと思って!!(くらくら)

     しかしシェーンコップをあれだけ美形にするなら、リンツとブルームハルトとだってもうちょっとどうにかしなさいよって思ってしまふ。攻略キャラじゃないってことかしら? やはし腐向け?? だって、だって、ムライとシェーンコップのやりとりとか、ヤン提督とシェーンコップの握手とか、あれ必要? 演出過多じゃね? いい年したおっさんたち接触させてどうすんのよ、心で思っててもわざわざ言葉に出したりしないってのがおっさん方らしくて良いと思うのだけどなー。

     そして、キター! 指揮卓に胡坐をかく提督! おざぶを、おざぶを差し上げたいー。そして、Han Luさまの予言通り、さらにカッコよかったですね。怒った提督、カッコよすぎました。胸が痛い……。
     でもでも、最後の寝ぐせ頭にいちばんやられたー。や・ら・れ・たー。もうやだ、モテるよ。この人。どうすんだよー!!
     次回からの帝国ターンでの巻き返しに期待します。女子たちよ、そっちに食いつけ!!


     ザブングルと、あとバイファムは主題歌の記憶が強烈なのですよね。なので覚えてる。エルガイムは永野護の絵が付いて回ってるせいで記憶にいつまでも残ってるのですよね。

     バイファムの少年漂流記モチーフみたいに、富野氏の構想が伝統芸みたいになってるのがサンライズアニメの強みでもあるとは思うのですよねー。私たち世代なんかどっかで見た構図だって反応しちゃいますもん。ちょっと最新のアニメ事情はあれですけど。(Han Luせんせいー!)
  •  ところで、今日の午後「傷つきたくない私たちは」をベリーズカフェに投稿したら、あっという間にこっちのPV追い越しました(^-^;

     でも反応はなーい。王子様出てないからなあ……。
  •  僕は頭の中で音楽が再生できる人なので、ザブングルの歌も今、頭の中で鳴っています。ああ、歌いたい……。

     富野さんが昔、宇宙船を漂流させておけばアニメができると言っていた話は僕も聞いたことがあります。
     なんか、残念な気がしたんですよね。他にいくらでも生み出せる人だったのに。失敗したくないから型にはめて、自分を限定しているみたいな気がして……。

     カクヨムとベリーズカフェ、全く読者層が違うんでしょうね。
  • 奈月さま

    お疲れ様です~。

    いやほんと、凄かったです。私もさっきもう一回見ました。やっぱり面白いわー。子供とおじ様、なるほど確かに鉄壁ですね。覚えておこう。

    リンツとブルームハルト……。なんか、この作品、メインは美形、脇はリアル路線ってはっきり分かれちゃってる気が……。少なくとも現場サイドは腐は意識してないかと。

    >ムライとシェーンコップのやりとりとか、ヤン提督とシェーンコップの握手とか
    最近のアニメ見て思うんですけど、押しなべておっさんたちの距離が近い……気がする。なんとなくですけど。たまに、えー、近い近い、って思うことがあります。私はこれくらいは……むしろ好き。

    そして。胡坐、きましたねー。提督。

    もうだめですね、ヤン提督、カッコよすぎですね。想像以上でしたよ。聞くところによると、やっぱり、その界隈ではヤンに対してはかなりざわついているみたいです……。でも、これまでヤンのウエイトの方が大きかったですからね。次回以降の帝国ターンに期待(?)しましょう!



    ザブングルもダンバインもすごく印象に残っています。富野さん、すごかったです。でも、私はイデオンが一番好き……(もちろん1stガンダムも)。当時のサンライズは素晴らしかったですよね。あ、あとレイズナーも好きでした。

    十五少年漂流記モチーフは鉄板でしたね。広くとらえたら、当時のサンライズ作品、だいたいこのモチーフに当てはまりますよね。少年たちが戦いに巻き込まれて、自分たちの力で生き延びていく。たぶんそれが対スポンサー的にも、視聴率的にも、企画として最も通りやすかったのかも。あ、これってもしかして今でいうテンプレ?

    バイファム。懐かしいです。原案は富野さんだったのね。でも、作品自体は富野さん的な屈折がなくて素直で真っ当な作品でした。子供たち、みんな可愛かったなー。あと、大人がちゃんと頼れる存在として描かれているのが、逆に新鮮でした。

    今のアニメは……どうなのかなー。あまりにも多様化しすぎていて、そういう古典的、普遍的なモチーフは見かけない気がします。そもそもオリジナル作品って少ないですし。ほとんどがラノベか漫画が原作で。

    あと、話は逸れますけど、当時のサンライズ作品の良さを今のアニメで表現することはかなり難しいのでは、と思います。あの頃のアニメの良さは一年間かけて描かれることで真価を発揮するものだっと思うのです(確かに、油布さまの言われるように失速していった作品もあるにせよ)。今の1クール12話で終わってしまうものとは根本的に作品の構造が異なっているのでは、と。いつかこのあたり、じっくりと書いてみたいなーなんて思ったりしています。

    ではでは~。
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