小学二年生の息子が自閉スペクトラム症の診断を受けました。
学校でクラスに馴染めずトラブルを起こすことも多く。手を上げられたと訴える相手の家の方に頭を下げながら、理解はあるものの対応しきれず困惑している学校の先生方に謝りながらも、胸の内では「この子は悪くない」と唇をかみしめる日々でした。
悔し泣きを堪える息子を叱ることなどできず、宥めて言い聞かせるのが精いっぱい。
無理をして集団の中に入らずとも、この子の良いところを伸ばしてあげれば良いのではないか。親として常々思っていたことを、専門医の先生から聞くことができて、安堵もしたし確信もできました。
帰りの電車の中でふと思いました。創作もそうなのだろうなと。
無理をして流行りや大衆に寄せようとしても楽しくない。駄目になってしまう。自分のやりたいことを思い切りやってみれば良いのではと。
時代に合わないのならそれはそれで仕方ない。だけど認めてくれる人がいるのなら大勢に受け入れられなくても構わない。
そんなことを感じた昨日の体験でありました。
息子よ。貴重な経験をありがとう。