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☆レビューありがとうございます! & 「あるいは深層に」のポエトリーについて

 こんにちは、筆者です。

「あるいは深層に、遙かなる地平を夢見て」に☆をいただきました!
 ありがとうございます。
 嬉しい!
 もう踊っちまおう! イェーイ!

(ぜぇ、はぁ)

 心から感謝です。
 ぼくの体の半分は皆さまへの感謝でできております。
 といっても、決して皆さまへの感謝が目減りしたわけではありません。
 太ったんです。

 ▽

「あるいは深層に」最終章ですが、かなりしんどい話が続いておりますが大丈夫でしょうか。
 読者さまに「クラウディオたちと一緒に苦しくなってほしい」などと口走りましたが、皆さま肺は大丈夫ですか。
 自分、事故ってませんか。

 心配は尽きませんが、今回は作中のポエトリーについてです。

 ▽

 言うまでもありませんが、見てすぐわかる通りぼくは|詩《ポエム》に造詣がありません。
 読み手としてで良いのなら、好きな詩人は沢山います。
 ですが、自分が書くとなると、自分の内側を曝け出すことへの恐怖ばかりが先に立ち、筆が止まります。

 中学時代にはノートに山ほど書いてました。
 でも、今にして思います。

 恥ずかしいです。
 自分に酔いすぎです。
「やめとけ」と言ってやりたいです。

 なんであんなものを量産してたんだろう……。
 若気の至りとしか言いようがありません。

 ▽
 
 ですが、山岳文学といえば詩。
 これは切っても切り離せない、バディのような関係です。

 極限状態に陥ると、人間は詩的になるようで、ほとんどの山岳小説では登場人物が独白のなかで詩的で研ぎ澄まされた言葉をつらつらと口にします。
 
 あれがッ! どうしてもッ! やりたいんッ! だッ!
 
 というわけで、どうにかこうにか言葉を捻り出し、「これは自分じゃなく、キャラクターの心情……作者とキャラクターは別人格……!」とぶつぶつ呪文を吐きながら書きました。
 
 ぼくは普段、早朝に起きて、朝の準備前に小説を書いています。
 ですが、どうも朝というのは詩作に向いていませんね。
 深夜テンションでキャラクターになりきって、感情に任せてブワーッと書かないと、どうにもこうにも形になりません。

 そして朝になって読み返し、「昨晩の自分は頭がどうかしてた」と、そっと選択 => デリート => いや待て => いつか使えるかも、コマンド + Z だ……となるところまでがワンセットです。
 
 皆さま、大丈夫でしょうか。
 自分、事故ってませんか。

 恥ずかしくて死にそうですが、投稿してしまったものは仕方ありません。
 最後まで突っ走るだけです。
 
 ▽
 
 心を大にして言いたいのは、前述の通り「キャラクターと筆者は別人格」であるということです。

 自分はとても平均的な感性の持ち主だと自負していますし、作中のキャラクターのような強烈なモチベーションや激情、そして狂気も持ち合わせておりません。
 
 なので、あの作中のポエムは、ポエトリーでありながらポエトリーではなく、あくまで瘴気と寒さで頭がどうにかなったクラウディオとハジの言葉です。
 
 恥ずかしい展開が続きますが、どうぞご容赦ください。
 最後までどうぞよろしくお願いいたします。

10件のコメント

  • > 伊草いずくさま

    うぉわー! ご指摘ありがとうございます!
    もちろん押しミスです。
    えー、そんなことってある?!

    こちらの書き込みも、そちらが消されたあとに消させていただきます。
    が、取り急ぎ感謝をば! ありがとうございます!
  • > 伊草いずくさま

    あれ、伊草いずくさまはどちらかと言うとポエトリーに造詣が深いタイプだと勝手に思っておりました。

    そして「ホロウライト」的なカッコ良さも、いまのぼくの「やりたい〝アレ〟」です!

    読書祭りが終わったら、プロット練り直そうと思います。
    あのままスタートさせずに寝かしておいて本当に良かった……。
  • カイエ様と伊草様が「やりたい〝アレ〟」とキャッキャしてるのを見ると、すごい尊い気持ちになるのは何故だろう。

    私はおふたりとも、ポエム界の住人が訛りを隠して、標準語で物語を綴っているタイプだと思うんです。
    そういうの大好物です。

    もっともっとポエトリーでもいいとも思いますし、たぶんここはあえて熱量を抑えたんじゃないかという、微かなテレを感じる時にも悶えます。
  • わ、私もポエム界?初耳。に行ってみたい…ような。
    何でしょう、ここらへんのやり取りを見てるだけで、「にゃわ〜」ってなります。

    えっと、好物です、楽しいです!
  • > 竹部 月子さま

    あ、アレ? なんか想像してるのと違う反応が返ってきて、どう反応するのが正解なんですかコレ? 笑

    とはいえポエム界の住人……住民票が取れるなら取りたいですが、今の所せいぜい観光客(おのぼりさん)という程度だと思います。

    とはいえ「もっと」やっちゃっていいらしいと竹部 月子さまにお墨付きをいただいたので、明日はもっとやっちまいます!
  • > ひかげねこさま

    あ、あれ?! こっちでもなんか想像してたのと違う反応が……!?

    楽しんでいただけてたら幸いです。
    本編があれですので、せめて近況ノートくらいは居心地の良い場所であってほしいです。

    いつでもぜひ遊びに来てください!
  • > 伊草いずくさま

    なぜこんなことに……笑。

    >> 机上の空論とはちと違う、タフだぜ。みたいな。

    単に脳内完結で新しいものを生み出すのが下手なので、バックボーンを調べまくってから書くタイプってだけなのですが、そう感じていただけているなら嬉しいです!
  • あれ? 私も竹部さんのコメントを拝読して、同感〜と思ってしまいました。ここ。
    >カイエ様と伊草様が「やりたい〝アレ〟」とキャッキャしてるのを見ると、すごい尊い気持ちになるのは何故だろう。

    楽しそうにされている方たちが、視野に入ると幸せなものです。
    それが少年的ワクワク感だと尚更。笑

    ポエトリー楽しみにしてますね。
    フルスロットルで出し切っちゃうのも全然OKじゃないですか。
    だって創作なんですもん( ´∀`)bグッ!

    そういえばエッセイの件ですが、もしアレでしたら期待しちゃいますよ。

    ハイジにしろ、迷宮にしろ、極限状態の環境とそこで生きるものの人間臭さみたいなものを鮮やかに描かれる方のバックボーンだって面白そうです。

    ふとフランスに興味が湧いて書いてる方いないかな〜というノリで見つけた柊圭介さんという方、とても素敵な感性でエッセイや小説を書かれています。たぶん物事を深く捉える方じゃないかなと。

    私も創作の息抜きや気分転換に、のんびり更新するエッセイを並行して書きたいなあという気持ちもありつつ。カオスじゃないやつ。笑


    あ、先のノートでの去り際の台詞は、迷宮で遭遇した潜行者同士という裏設定でした( ´ ▽ ` )ノ

    余裕で潜ってくクラウディオと、腕はプルプルで口だけ達者な名もなき私。
    「そうそう、サブスク化したオーディブルは今爆発的に作品数増えてるし、あんまり聞けない期間は退会せずとも、休止状態にできるし何かと便利です。特に劇っぽい仕上がりの作品は新鮮な読書体験だし。ぱっと思いつくところで、道尾秀介さんの『カラスの親指』や夏目漱石先生の『吾輩は猫である』とか。それでそれで――」

    「ねえ、クラウディオ。あの人、モグリの潜行者じゃない?」
    「あー、要救助者になったら、良い金づるだな」
  • てか『翡翠の森』にお星さまをいただいたお礼に来たんでした。笑
    はじめて書いた短編でした。ありがとうございます!
  • > 蒼翠琥珀さま

    ま、まさか作品じゃなく作者がフィーチャーされるやつ……(ガタガタブルブル
    とはならないと思うので心配はしておりませんが、伊草いずくさまを巻き込んでしまいました 笑。
    楽しければなんでも良いのですよ!

    オーディブル、調べてみたら気になってた作品がいっぱいありました。
    新しい読書体験の扉を開けてしまうか……!

    ところで「迷宮の歌うネズミ」以外で、クラウディオとハジが他の潜行者とすれ違うところって書いてませんね。
    連載が終わったら書いてみようかな。

    ところで ☆ についてですが、気に入った作品にしか押しません!
    『翡翠の森』は無邪気ゆえの色気に溢れていて、瑞々しくて最高でした!
    こちらこそ素晴らしい作品をありがとうございます!
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