こんにちは。筆者です。
「あるいは深層に遙かなる地平を夢見て」に☆レビューをいただきました!
ありがとうございます!
嬉しい!
ぼくの体の半分は皆様への感謝でできています。
でもって、ややっこしい設定ばかりで、読みづらくてすみません。
ちょっとずつブロマンス(+α)目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。
というわけで、そろそろ恒例と言っても差し支えがくなってきた裏話をひとつ。
▽
「あるいは深層に……」は現実世界のクライミングやエベレスト登攀などをモデルに構築した世界です。
ほんの少し前の時代までは、冒険家/探検家は本物のヒーローでした。
誰が前人未到のルート開拓に成功した、厳冬期のエベレスト登攀に成功した――などのニュースは新聞の一面を飾るような大ニュースで、日本中が熱狂したと言います。
世界の名だたる 8000メート級の山々はすでに登り尽くされてしまい、前人未到の頂は存在しなくなりました。
ですが、冒険への憧れは止められません。
今では、より厳しいルート、より難しい条件で「冒険的登山」が試みられています。
科学的データに基づいたさまざまなテクニックや、新しい道具の開発のおかげで、今や「人類には不可能」と思われていたルートもどんどんと攻略されています。
そう、いまだに「人類が到達し得ない冒険」がそこに存在するのです。
その様子は YouTube などで「climbing」「ice climbing」などで検索すれば見ることができます。
これぞまさに冒険者――創作物にも負けない、圧巻の冒険がそこにはあります。
筆者は身体上の都合(単に体力がないだけ)でクライミングの経験はありませんが、もし「探検」「冒険」と言う言葉に少しでもワクワクできるのなら、ぜひ本物の冒険を覗き見てください。
そんな冒険を逆輸入して小説にしたい――そんな情熱に突き動かされて書いているのがこの「あるいは深層に遙かなる地平を夢見て」です。
もしよろしければ、クラウディオやハジたちと迷宮の冒険をお楽しみください。