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小説って「読まれ方」もあるんだな、というお話

 いつもお読みいただきありがとうございます。
 立て続けに星を頂きまして、小躍りしている筆者です、こんにちは。

 2022年12月現在「秘密基地は大迷宮に」を連載中です。
 筆者としてはかなり無理をしてできるだけ軽く仕上げているつもりなのですが、実力不足もあってどうしてもちょっと硬くなりますね……というのはともかく。

 あまり振るわなかった前作「魔物の森のハイジ」および「真説」を、いまだにポツポツお読み頂けていて感無量です。

 先日は久しぶりに星まで頂けて、嬉しいと共にびっくりしました。

 というのも、「ハイジ(特に真説)」は本当に好き勝手に自分の好きな世界を描いているため、連載が終われば誰にも読まれずに少しずつ埋もれていっちゃうんだろうな、と思っていたからです。
 また、読み終えてからまた読み返してくださる方、コメントやレビューまで下さる方もおられて、幸せを噛み締めています。
 まさか連載が終わってからじわじわと読者さまがつくとは予想外の幸運です。
 嬉しいです。

 同時に「秘密基地」とは全然「読まれ方が違う」ことに気づきました。
 なるほど、小説って「書き方」「読み方」だけでなく「読まれ方」もあるんだなぁと、今更ですが物書きとしては当たり前かもしれない気づきを得ました。

 どうやら筆者は軽くバーッと読み進めちゃう! みたいな小説を書くのに向いていないようです。
 それは少しコンプレックスだったのですが、改めて「自分らしい読まれ方」を大切にしていこうと思った次第です。
 衝撃を与えるような大作は書けないけど、たまに読み返したくなるような小説を書けたらな、と思います。

 お読みいただいている皆様のおかげで毎日が楽しいです。
 ありがとうございます。

 これからも頑張ります。

2件のコメント

  • 魔物の森のハイジの読み方(ver.月子)
    ①たっぷりの温かい飲み物を用意する。
    ②PCで拝読するので、邪魔が入らないようスマホの電源OFF。
    ③涙で画面が見えなくなったら、しばらく気が済むまで涙を流す。
    ④笑う時は、家人に気味悪がられない程度にコッソリ笑う。
    このように、読ませていただきました。

    決して軽い物語ではありませんが、次の話、次の話と止まらなくなったので、寝不足になりましたよ!(嬉)

    私は完結作品を好んで読んでいたので、真説の方を追いかけていくうちに、完結作品を読むのと、リアルタイムで連載を追いかける時の「読み方」が違うものだなと感じていました。

    長々とすみません。何が言いたかったかと申しますと、
    魔物の森のハイジは私にとって『衝撃を与えるような大作』でした!ということなのです。
  • > 竹部 月子 さま

    素敵な「読み方」について教えていただきありがとうございます!
    そして「ハイジ」をお褒めいただきありがとうございます……(涙)

    誰もが気軽に読める小説が書けなくとも、こうして自分の文章を深く楽しんでくれる読者さまがおられるなら全然構わない、いえ、むしろ嬉しいです。

    今、3つほど別の話を書き溜めていますが、一度に複数の話を連載できるほど器用ではないので、まずは「秘密基地」を最後まできっちり書き上げたいと思います。

    これからもどうぞよろしくお願いいたします!
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