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鍋を囲んで~ほっこり温かな家族の寄せ鍋~ お試し版


師走の12月30日。北風吹きすさぶ冬。
 高2の後藤《ごとう》亜由美《あゆみ》は、母の静子と近所のスーパー、ファンファン・マーケットに買い物に来ていた。今日の夕食は、静子《しずこ》が鍋料理を作ってくれるらしい。
 年末だけあってスーパー内は、買い物客でごった返していて。
 オリジナルの楽しい曲が流れている。


「ねえ、ママ。今日はなに鍋にするの~?」
 亜由美はにこにこ顔で、ショッピングカートを押す静子に聞いた。
「そうねえ? 今日は、お豆腐と鶏肉が20ポイントも付くから。寄せ鍋にしましょう。」
 静子は長ネギを買い物かごに入れながら、微笑み答えた。
「楽しみ~」
 亜由美は、静子の指示通りに、鍋の素、シメジなど鍋で使う他の物も色々と入れる。


 静子がレジに並ぼうとすると、亜由美が。
「ポテチとカフェオレも買うよ~」とかごの中にぽいぽいと入れた。
 静子はそれを見てクスッと笑い、

「買い過ぎないようにね」と一言言うと。
「はーい」と亜由美はちょっと残念そうに答えた。


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ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
こちらは、お試しなのでここまでです。

良かったら、本編もよろしくお願いいたします。

この作品は去年の年末に書いたものです。全年齢向け。

鍋を囲んで~ほっこり温かな家族の寄せ鍋~ ジャンル:現代ドラマ
https://kakuyomu.jp/works/16817330667295642541

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