『覚悟』、この言葉で、何の本だったか忘れましたが、未だに覚えているところがあります。
おそらく凡人たる私などには、その線がなかなか越えられません。
とある武道の修練をしようと、覚悟を決めて訓練を始めるのです。
普通からみれば、かなり厳しい修練だと思われます。
余談ながら、どこかの道場では酷いほど丁寧なんて言葉もありましたが、それは放置。
で、何日? 何ヵ月が経過。
未だにその極意を得られていません。
ですが、身体はもはやボロボロ。
箸を持つのもままならない状態です。
周りからは心配されますが、まだ本人は頑張ります。
ここまで出来てれば一流でしょう。
その後、まだ継続し、ついに命の危険を感じるところまできます。
おそらくほとんどの人は、何かの運動をする時に、これ以上は身体に良くない、事故を起こすとよくないと、運動程度を緩めるか、止めてしまいますね。
確か、始める時には覚悟を持って始めたはずなのに(笑)
この一線を越えられるのが、超一流なのでしょうね。
ただ、本当に命を失う結果もあるでしょう。
その見極めも必要となる。
なかなか一流というのは難しいものです。
そして、そんな人たちは、もれなく『変人』ですからね(笑)