今日の宝塚記念で春のＧ1が終りました。何週間も前から、1.3倍つけばイクイノックスを単勝一点買いすることは決めていたのですが、問題はいくら買うかです。悔しいかなお金持ちの対極側にいる友未ですので、１回あたりの投資額は三千円までと決めています。ですが今回のイクイノックスの場合、アクシデントでもない限り負けようがないと確信していましたし、三千円投資で九百円の儲けでは旨味がなさ過ぎますので、思い切って１万円投資した結果、お小遣い三千円を稼ぎ逃げ（こんなに簡単な予想は近年では経験がありません）して帰って来ました。でも、よく考えてみると競馬場までの往復の交通費と前売り入場料とコーヒー代で、ちっとも儲けになっていません。予想通りイクイノックスが勝ってくれたから良かったようなものの、もし負けていたらと考えると、ギャンブルはやはり割に合わないようです。まあ、本物の武豊や池添や馬たちのたくましいお尻の見物料だと思えば良いのでしょうが。ただ、今日の宝塚記念はレースとしては今一つ面白みに欠けていたような気がしますし、イクイノックス自身にも、なるほどこれが世界レーティング１位の走りかと唸らされるだけの精彩はなかったように感じます。ルメールさん、強い馬は最初から先行集団に付けておいて下さいね。何なら先日のドバイのレースやサイレンススズカのように逃げてしまって下さっても結構です。後方二番手から大外へぶん回して差すのは、投資者として見ていて本当に心臓に悪いです。
イクイノックスは、個人的にはルドルフやディープ級の馬ではないかと思っているのですが、今日のレースを見て、本当に真価が問われるのはむしろこの秋ではないかと感じました。馬主さんサイドの話としては、秋はジャパンカップを中心に考えて行きたいということのようです。
春競馬は終わりましたが、来週もラジオ日経賞にレーベンスティールが登場しますし、先には帝王賞もひかえています。３才ダートにはヤマニンウルスという化け物もいますし、楽しみは尽きません。