こんにちは。ご無沙汰しております。あとりです。
気付けば年が明け、あっという間に三月になってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
最近は人魚と人間の命がけラブコメBLをムーンライトノベルズの方で書いていました。人外ものは何度書いても楽しくていいですね!
さて、去年の夏~秋ごろにカクヨムに投稿した「ハリボテ勇者の命日 (
https://kakuyomu.jp/works/16818093074988391102)」ですが、このたび第1回ルビーファンタジーBL小説大賞の中間選考に残っていました。
読んでくださった皆さまありがとうございました!
こちらはセンチネルバースというバース設定をお借りしているファンタジー軍人BLです。
五感のうちひとつ以上の感覚が異常発達した『センチネル』と、そのセンチネルの力を調整したり精神負荷を解消したりする力を持つ『ガイド』という人たちがいる世界で、幼少期から人体実験をされてきた天才的なセンチネルの執着攻めことディズジェーロと、貧乏くじを引きがちなお人好しガイドの男前受けことアシエルのふたりが主役の、シリアスで地獄がある血生臭い話となっています。
恋愛というより敵陣営の男同士の友情・同情・憐れみ・憧憬・執着・貸し借りに芽生えかけの愛情を隠し味で入れた感じの巨大感情を煮詰めた話なので、どきどきはらはらのドキドキがなんか違う意味でのドキドキなんじゃないかという気もしておりますが、性癖の同志はぜひぜひどうぞ!
ちなみに私は暴力流血のある殺伐BLと左右不定みのある関係性と死ネタをこよなく愛しています。
「ハリボテ勇者の命日」は元々ムーンライトノベルズに投稿していた四十万字程度の作品でしたが、こちらのカクヨム版はコンテストの文字数規定に合わせてかなり圧縮改稿したバージョンになります。
性描写が含まれる非公開エピソードがどういうわけか六個ある上、個人的な好みで性描写のためだけの性描写が好きでないこともあり、大事なことは非公開エピソードの中でばかり起こっています。すみません!
カクヨム版ではじめて読んでくださった読者さまにとっては朝チュンどころか歯抜けすぎて、なんかいきなり話飛んだなあと不思議に思われる部分が多々あるかと思いますが、そんな中でも応援してくださった皆さま、ご興味を持ってくださった皆さまにはひたすら感謝の念を飛ばすばかりです。
改稿前の作品はムーンライトノベルズ等の別サイトにも置いてありますので、成人済みの方でご興味のある方がいらっしゃれば、もしよければそちらもご参照ください。
以上、ご報告でした。
中間選考を通過した他作品をうきうき楽しく拝読させていただいたばかりで、これだけ絞るということは何か共通した傾向があるのかな!?と思いきや、どの作品もそれぞれ違う方向性のファンタジーBLで、読んでいてとても楽しかったです。最終結果が出るのを楽しみに三月も頑張っていきたいと思います。
年度末でお忙しいかと思いますが、皆さまもどうぞお元気で!
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。