• 恋愛
  • SF

水の月に思うこと

読んでくださっている皆さま、いつもありがとうございます。 

だいぶ雨の日が多くなってきましたね。
夏が近くなったのを、日々感じます。

連載中の2作品について。
『北村ふしぎ探偵事務所』
こちらの季節は、ひと足早く秋の章へと突入してまいります。
ここまでお読みくださった皆さまに、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。

『音階のパレット』
こちらは企画審査の規定文字数を超えましたので、更新が鈍くなります。ご了承下さいませ。

現在、連載中の2作品、どちらも行き当たりばったり、書きながら先を考えるという手法を用いておりますが『音階のパレット』が崩壊しつつあると自分でも感じています。

『北村ふしぎ探偵事務所』の連載がおわりましたら、これまでの【連載小説の書き方】を変えたいと考えております。

次の連載は、全てを書き終えてから一話ずつ公開しようかと……。
そして次のお話は、現在の私の作品とはかけ離れた、どろっどろのメロドラマか、ご都合主義で溢れるがしかし、胸がきゅっと疼くような少女漫画のような展開の物語を書いてみたい。

とはいえまだ先のことですから、単なる決意表明でありますが。

またそれとは別に、少し文章表現の練習を兼ね短編をいくつか書く予定であります。

なぜなら、もっともっともっと皆さまの心を揺さぶる物語が書きたい。
書いている自分も、ワクワクドキドキしてしまうような物語が書きたい。

その2つを同時に叶えたいという、欲が出てしまったからです。

方法? 分かりません。
ただ、少しでもその欲に近づけますように。
現在大リーグ養成ギブスならぬ、作家養成ギブスを装着して鍛錬を始めようとしておりますところでして、ハイ。

どうか見守り頂けましたら、と願う次第でございます。

6件のコメント

  • 最後の最後までは決めずに書いた方が、作者もどきどきしながら書けるかと思いますぞ! 私も次こそはプロットを……(うそつけ
  • gactionさま

    おはようございます。
    そして、ありがとうございます!!

    弱っている心に、そっと手を差し伸べて下さるその優しさに、いつも助けられております。

    『音階のパレット』における登場人物の描写の矛盾が、現在の私を苦しめている原因のひとつでもあるので、もうばっさり書き直しちゃいたい(爆)というジレンマから、このところの自らの不甲斐ない文章表現力に、こうワケワカランくなって…と相変わらず迷走中です(笑

    gactionさまを心の師匠!としております。
    確かに私の性格からしましても、現在のふんわりプロットが的確な気もしますので、アドバイスを頂きましたように最後の最後までは決めずに、楽しんで書こうかな。

    まあ、それにしても何より私の課題は、描写力の鍛錬ですかなッ。

    gactionさまの多彩な作品の、あの振り幅!!や、心の襞をくすぐる何とも言えない細かなあちこちに張り巡らせられた琴線は憧れです。
    蜘蛛の巣のように、気づいた時には捕まってしまい、抜け出せない魅力があるんですよね。
    抜け出せなくて良いから、良いのですがアハハ

    私がそこまで書けるようには、なかなか難しいので少しでも『私らしい文章』を見つけてみたいなぁ。と、いう野望デスかね☆

    おっと、長くなってしまいました。
    御礼を申し上げたい一心でしたのに。

    gactionさまの今日が、ふと見上げた雲間から覗く青空のように、心打つ素晴らしいものとなりますように。



  • こんにちは〜

    >全てを書き終えてから一話ずつ公開
    やはり私も間をおいて考えてみた挙げ句、長編はこの方法が自分に合っているような気がしてなりません。

    始まりから最後まで眺めた時に齟齬が出てきそうな気がして……
    新作の旅SFは勿論、『竜の爪』も完全に全貌を書ききってから、推敲を重ねて出していこうと今は考えています。

    読者さんをガタブルさせたい、自分はドキワクしたい、コメント欄の『私らしい文章』を……にいたく共感します。タイミングと言い、気が合いますなあ。笑
    なんと言いますか、欲に忠実で良いかな〜なんて(*´艸`*)

    ウミさんの少女漫画展開、楽しみですね。
    落ち着いたらまたお伺いします♬
  • 琥珀さん

    こんにちは
    そして、ありがとうございます。

    温かなお言葉を嬉しく拝読いたしました。
    そうなんですよ。
    琥珀さんも以前、近況ノートに書かれていらっしゃいましたが、まさに同じタイミングで悩んでおりました。笑

    書く事って、本来は孤独な作業ですよね。
    ひとり、自分の内側を覗くようにして、そこに溢れる物語や言葉を形にしてゆく。
    それはもう淡々とした地道な作業で、持ち合わせている言葉を、どうにかして、その自分が思い描く形にしてゆくまでの楽しくも長い迷い道。

    web小説は書いたものがすぐに読んで貰えて、尚且つそこに自分の『欲しい言葉』をその場で与えてくれる麻薬のようなツール。
    これはこれで、楽しくて、せっかちな私にピッタリではあったのですが…。
    私は、そこに甘えてしまって、自分を見失なってしまったようなんです。

    アレもコレも書いてみたい。
    よし、書いちゃえと始めたものの、同時進行ゆえに作品によって変わるはず、変えたはず、の作風が同じようになってしまったり、登場人物の背景がイマイチになったり…アレ? まてまて、結局これじゃダメだよね。と、納得のいかないまま最終回まで書いちゃう。
    でも、いーの、また次を始めたから、という最悪なループ。

    これじゃ、いかーん!!
    自分でも良くわからーん!!
    っか、たいした文章でもないのに、ずうずうしくも誰かに褒めて貰いたいだけじゃん自分!!

    と、気づいちゃったんですね。

    目先の快楽(褒め言葉)に、満足しちゃってたんです。

    これを機に、書きたくても表現出来ないからと諦めていたものに、挑戦してみようかなと思ったのが、少女漫画風メロドラマです。
    昨今のラノベというより、少し昔のライトノベルのような。

    これまであまり読んだことがないので、今それを読み漁って勉強中です。えへへ。

    これは書き上げて、推敲を重ねてから投稿しようと思っております。
    が、しかし『北村ふしぎ探偵事務所』を終わらせてしまわない限り、また同じループですのでかなり先ですが。

    長々と失礼致しました。
    琥珀さんという味方がいるようで、頼もしくまた、嬉しい思いです。

    ありがとうございました。
    改めて御礼申し上げます。
    一緒に良いものを目指して、頑張りましょうね〜♪♪

    メキメキと腕を上げていらっしゃる琥珀さんは、あっという間に殿上人になりそうではありますが。ふふ♡
    置いていかれないように、努力せねば!



  • 石濱ウミ様

     こんにちは、澤田啓です。

     本日は拙作に素敵なレビュウを賜りまして、誠にありがとうございます。

     継続することへの勇気を支える言葉を頂戴いたしまして、難関から逃げずに向き合う決意を固めました。

     さて……私も小説の発表方法には悩み、迷っております。
     短編・短編集ならば都度の公開で問題がないのでしょうが、やはり長編連載については石濱ウミ様と同様の二択でフラフラと揺れ動いております。

     本来であれば推敲に推敲を重ねて、全話を完成させてからの発表が綺麗な方法論ではありましょうが……そうなると臆病な私では、推敲作業だけで時間を奪われ……もう二度と陽の目を見ない作品が死屍累々の『積ん書く』状態になってしまいそうです。


    2021.6.20
       澤田啓 拝
  • 澤田さま。

    こんばんは。

    こちらこそ、かえってすみません。
    もっと早くにレビューを書こうと思っていたのですが、なかなか良いものが書けず……。
    失礼を致しました。丁寧なお言葉を賜りまして、ありがとうございます。

    正直に申し上げまして、澤田さまの書かれる文章、またその筆により創り出される世界は、私にとって憧れてやまないものがあります。

    そこに見えるのは、確かな経験と知識に裏打ちされた表現力。一朝一夕には身につかないものであり、私なぞが書く表面だけの、所謂、上っ面を撫でて書いたようなものとは確たる差があると考えずには、いられません。

    文献資料を読み漁り、それを地肉とした作品をいつかは書いてみたいと思いながら(これまで懸命に何かに立ち向かうことはなく、辛いことからは目を背け、適当な人生を送って来たことのツケでしょうね)つらつらとここまで来てしまった私に、澤田さまの作品は眩しいものがありました。一言で言うなら憧れです。

    お仕事と両立しての創作を継続することは、これだけのクオリティ高いものを創造するとなると、とても大変だと思います。

    が、しかし、ぜひ書き続けて頂きたい……この魅力的な物語を最後まで読みたい、もっと澤田さまの作品に触れたい、という単なるいちファンの我儘かもしれませんが(笑)


    そして、小説発表における澤田さまの考えておられることを打ち明けて下さいまして、ありがとうございます。

    ですよね。
    そうなんです。
    全くもって悩ましいところです。

    今より昔、私自身、最後まで書き終えることをしないうちに、推敲に推敲を重ね、どうにもならなくなって途中で放り出した屍体が数多埋もれていることを思えば、今のような形態の発表は私に合ったものであると思っております。

    納得のいくものであるかどうかはさておき、世間様に公表してしまったからには最後まで書き終えなくては、とスパルタ方式で尻に火をつけられたごとく書き進めるうちに、『了』の文字を打てるようになったことで、このように悩み始めたのかもしれません。

    欲、が出てきたのです。
    もっと、もっと、と。
    それは手の届かないものかもしれません。
    しかし、もっと上手くなりたい。
    もっと誰かに読まれたい。
    もしかしたら今からでも遅くないと、そう思える何かが何処かに、あるかもしれない。
    この私の不甲斐ない文章をもっと、どうにか出来るのではないだろうか、と。

    私の場合は、このように浅ましい考えに取り憑かれてしまった故の迷いが、書き方を変えたら良くなるかも、なんて短絡的な考えと結びついたものだったと……そっか……そうだ。今ようやく目が覚めた気がいたします。
    こうして書きながら、考えが整理出来たようです。

    澤田さまには、いつも教えられ気づかされることがあるようで、感謝してもしきれません。

    そうか、いずれにせよ書くしかないんですね。
    あと、もっと知識を蓄えよう……今更ですが、それもまだ遅くはないと思いたい。

    このお手紙を書いているうちに、少し何かが見えて来たような気が致します。

    纏まりなく、長々と失礼致しました。

    これは澤田さまに捧げるファンレターのつもりでしたのに、お許しください、少し脱線してしまいましたね。


    澤田さまの頭上に広がる空の星に、煌めく願いを込めて、澤田さまにとって優しい夜となりますように。
    おやすみなさいませ。

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する