『諜報員明智湖太郎』に黄間友香さんから、『タイムマシンよ、お願い』に氷月あやさん、@tukiko_moonさんからレビュー、評価頂きました。
ありがとうございます😊
そしてここから『タイムマシンよ、お願い』ネタバレなので注意
実はラストのシーンは、私としてはバッドエンド的にも読める余地を残して書きました。
具体的に言うと、タイムマシンを作って、時任に会いに行けたということ自体が朱の妄想であるという説と、会いにいけたけど、時任の時間旅行への考え方からして、彼がラストシーン直後、差し伸べられた手を取らず、恋に狂い、年増に片足踏み入れた朱に拉致される説を想定しています。
少女の純粋な想いが時の流れと共に捻れ、病んだ感じになってしまったのは、そもそもいたいけな少女を惑わせておいて、立つ鳥跡を濁したまま消えた時任のスパイとしての能力の低さを匂わせたかったのです。
また、タイムトラベルの可否はともかく、謎の記者はかつての同僚の不始末の尻拭いをしに来たのが真相なのでは…ともとれたり。
とにかく、「タイムマシン〜」は読者さんの解釈任せのところの多い作品です。
色々考察してみてください。
ちなみに、ものすごい余談ですが、朱という名は、愛が強すぎて魔女になり、さらに悪魔になってしまった某人気アニメの彼女から拝借しています。