四章最新話、「123話 はじめての願い」を更新しました。
ゆずと菜々美の対決の行方はどうなるのか……本編をご覧ください。
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今まで魔導少女の話しを書いていて、一番の難産回でした。
何せ、鈴花と喧嘩したように、ゆずが今まで溜め込んでいたものを吐き出す流れに持っていくのがとても難しかったんです。
感情的に書こうとすれば、気持ちが逸って支離滅裂な言い分のぶつけ合いになるわ、理論的に書こうとすれば、気持ちが乗らないわで、あーでもない、こーでもない、と頭を悩ませ続けながらも書いていきました。
今話にて、ゆずが「助けて」と口にしましたが、実はここまでゆずが「助けて」と口にしたことはないって気付いていましたか?
いつもは相手から助けようかと言われて、お願いします、と言ったことはあっても、自分から助けてと言ったことはなかったんですよー!
特に意識して張ったさりげない伏線ですが、ゆずという人物が歩んで来た道のり故に、簡単に他者に助けを求めないだろうと考えていたんだと思います。
だから菜々美が「やっと言ってくれた」っていう言葉は、作者の気持ちも多分に混じってます。
司に胸を張って戦える魔導少女としての在り方を見つめ直したゆずとベルブブゼラルの戦いは、いよいよ決戦に近付いて来ました!
四章もあと十話前後ですので、もうしばしお付き合いよろしくお願いします!
ではでは~。