皆さま、GWいかがお過ごしでしょう。
この四月は二つの新作を公開し、それぞれ別の企画に乗っかりました。
◉『白銀の沙汰』 ⇒ 自主企画「第一回銀縁眼鏡文学大賞」
https://kakuyomu.jp/works/16816452219417328468 (完結)
◉『無二の朝飯前』 ⇒ コメント欄参加型・企画小説『ハーフ&ハーフ』
https://kakuyomu.jp/works/16816452219567055907 (連載中)
いずれも『お題に応じて書く』という、私が最も苦手とする趣旨の企画。
参加することで課題もあらためて浮き彫りに。良かったヨカッタ。
ここで、一つ目の企画の話を少々……
【自主企画「第一回銀縁眼鏡文学大賞」】
♬趣旨:銀縁眼鏡をかけた人物を登場させる & 文学的に書く & 短編
短編を書く練習、そして「文学的に書く」という趣旨に面白みを感じて参加。そもそも「文学」ってこれぽっちも解ってないので、何を指標に書けばいいのやら。
企画内で紹介されていた文体診断ロゴーン(http://logoon.org/)で、自分の文章をチェックしながら書くと楽しかったです。
それはそれは、何がなんだかよくワカラナクなってくる……
♬自作の傾向:書いているうちに奇想が膨張する ⇒ 短編ゆえに高密度化
『無色茶論』に触れてくださった方はおおよそ検討がつくでしょう。
要素を削り出して短い文章を洗練させる。これが今後の課題です。
作品エントリーの期間は終了しましたが、現在、人気投票期間中です
投票用Googleフォームが用意されており、好きな作品を三つまで投票することができます。詳細はこちら👇(紀里さんのノート)
https://kakuyomu.jp/users/kiri_tachibana/news/16816452219993849494
誰でも投票できますし、無記名での投票も可能です(〜5/10)
良かったら覗いてみてください。
この企画には書くために読むつもりで参加しました(読み合い企画ではない)
自作は早々に放り込んで、作品が追加されたら読む日々。
【銀縁眼鏡 ✕ 文学】というシンプルなお題から想起されたキャラクター、シチュエーション、世界観、銀縁眼鏡の位置づけや役割。切り口が多彩で実に面白い。
ただ読むだけでなく、自作と比較しながら読んだからこそ、面白かったしナルホドな〜としみじみしたのでしょう。勢いで書いてみてよかった。
ちなみに企画主の橘紀里さんは凄くしっかりした方です。参加作品や参加者のフォローまで熱心にされてる姿をtwitterで見かける度に、尊敬するしかなかった……
こちらで参加作の紹介も。拙作も紹介してくださいました。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219639338658
紀里さんの作品はこんな作品を書いている方です。
◉海の王と風の娘
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917676869
どなたかのレビューを拝読して、はじめに読んだ作品。海の男とクールビューティーがひたすらイチャイチャするだけじゃないお話。だけじゃない、けど、イチャイチャ遭遇率高め。恋愛小説って殆ど読んだことが無かったし、新鮮でした。
私のレビュー(運命と思惑が巧みに交錯する海洋ロマンス)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917676869/reviews/1177354055624980262
◉Somewhere, Nowhere 〜ここではないどこかへ〜
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921268914
で、今はこれ。どうもこういった複雑な世界構造の話が好きなようです。
繋がりが見えた時の感覚がいい。
他にはエッセイと銀縁眼鏡の作品も。
……なんかラブレターみたいになっちゃったな。