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小説の中で、偶然ってどれくらい許される?

頓挫していた話を少し書き進めた。少し違和感があると「後で書きなおそう」ととりあえず先に進めることができず、そこで足踏みしてしまうのが悪い癖である。
違和感があるとどうしても感情移入できなくて、書き進められないのだ。
けれど、時間を置いたことで、違う角度から書くことができたのか、その違和感を解消することができた。これからもまた頓挫することがあると思うけれど、とりあえず進めそう。

しかし、プロット段階から心配していることがある。
バッタリ出くわす、というのが多いのだ。
バッタリ親友の好きな人と会う。あるものを盗んだ犯人が、それで遊んでる現場にバッタリ出くわす。ピンチにバッタリ親友が出くわして、助けてくれる。……などなど。
まだまだいっぱい、バッタリがある。
プロットを書き終えた時、開き直ってOKを出したけれど、やっぱりだんだん気になってくる。
今から全部書き直すのは勇気がいるくらい書き進めているので、たぶんそのまま書き進めると思うけれど。
心配を少し吐き出しておきたかったので、独り言を言ってみた。

どうでもいいけど、最近某百均ショップで買った(百円じゃなかったけど)、ホワイトタイガーの顔がドアップで書かれているクッションがカッコよすぎて癒される。

9件のコメント

  • >あおいしょうさん

    偶然は、偶然ではないように『見せかけて』しまうとよいかと思います。
    簡単に言えば『伏線』ってやつですね。

    誰某と頻繁に出会うのであれば『主人公の同級生』とか、
    何某が頻繁に起こるのであれば『主人公の立場設定をそれに合ったものにする』とか。

    僕がよくやるのは『助っ人ポジションを用意する』というところでしょうか。物知りな友人がいて、『困ったらコイツの出番!』みたいな。

    具体例が思いつかず、申し訳ないのですが(・・;
  • あおいさん

    実際に読ませて頂いていないので、どんな偶然でバッタリなのか
    わかりませんけれど、そのくらいってアリそうですけどね。

    松本清張の晩年の傑作(と自分が思っているw)「十万分の一の偶然」なんて、偶然すぎる話が実は作為的だったと追い詰めて行くのですが
    結局最後に無茶苦茶な偶然で締めくくられる話です。

    それが本当に偶然にしてもありえるだろうな、と思わせるラストシーンを書くのが巨匠の凄いところだと思いました。

    ですから、街で偶然出会うくらいの設定はアリだと思いますね。
    すいません、まだ読んでもないのに偉そうなことを書いてしまいましたm(_ _)m
  • 岩井喬さん、いらっしゃいませ。アドバイスありがとうございます。

    『見せかけて』しまう。『伏線』。……そうですよね。
    昔は伏線張るの大好きだったんですが、スランプになって以来、伏線の張り方が分からなくなってしまって、伏線を張るという発想すらもなくなっていたようです。
    うまく盛り込めるかわかりませんが、もう少しうまくいかないか考えてみたいと思います。
    でも『同級生』で大丈夫なら、ちょっと同級生よりも広いけれど今の設定でも大丈夫かな……とも思えてきましたが……。

    ともあれ、自分が納得できるくらいにはどうにか持っていこうと思います。
    ありがとうございました。
  • ユーリ・トヨタさん、アドバイスありがとうございます。

    街中レベルならば大丈夫ですか。なるほど。
    昔好きな漫画で、主人公二人の男女が校内でしょっちゅう、偶然ぶつかっている作品があったんですね。
    その作品が出版されているなら自分のもセーフだろう、と思う一方、当時自分は「そんなすぐにぶつかるか?」と突っ込んでいたので、今書いている自作も突っ込まれる恐れがあるという証明なのでは? とも思ってしまうのです。
    でも、『アリ』と言っていただいて、だいぶ気持ちが楽になりました。
    もう少し偶然ではないように見せかけられる何かを考えようとは思いますが、思いつかなかったらそれはそれで開き直ってしまうことにします(笑)

    偉そうだなんてとんでもない! おかげであまり深く気にせずに書き進められそうです。
    それでは、ありがとうございました。
  • あおいさん、こんばんは!

    『破壊を想う~』とても楽しかったです。
    まず、設定が秀逸でした。想いの残骸という、一見しただけではわからない存在ながら、何故か身近に感じる存在。何故だろうと考えた時、キャラクターたちが想いを表すかのようにきちんと書きわけられていたからではないでしょうか。

    私は最後にククが○○の男に会いに行った時、ちょっと胸が震え、やり取りを読んだときにさらに胸が震えました。始めに戻るというか、○○の男の元に戻った時には、確かにククには変化があって、それが歪なんですけど温かいといいますか。

    愛とは? というテーマに答えを出すというよりも、様々な角度から問いかけてみせるという内容と、先を全く読ませない構成が絶妙に合わせあって、どこにたどり着くのかと思いきや、ラストの綺麗なまとめかたに、驚愕と感動を感じましたので、大作だと評価しました(^-^)なかなか書けるものではないですよ! 個人的には、実来さんと由芽さんのすれ違いながらも互いを想い合う姿もよかったと思います(^-^)

    なかなか酷暑が収まりませんが、暑さに負けずに執筆頑張ってください!

    ちなみに、近況ノートに書かれてる内容ですが、偶然にバッタリ出会うはよく使います。
    ただし、出会った結果を意識して変えてます。出会った結果プラスになったりマイナスになったりと意図的に撹乱させてます。そうすると、読者は偶然バッタリ出会うシーンが続いても、結果が予測できないので気にならないかな? と都合良く解釈してます(^-^;

    新たに書き進められていらっしゃるようですので、公開されましたら読みにきますね!
  • こんばんは、はじめまして!
    コメント返しの方からどちらに書けばいいのかわからなかったので近況ノートにて失礼します。

    「破滅したこの世界で私たちは」読了いたしました。
    はい、楽しませていただきました!
    ので、思うままにレビューを書かせていただきました。作者様の意図と違うレビューになっていたらすみません。。

    ・小説の中の偶然。
    ちょっと興味をひかれたので自分が気を付けていることを。
    私は小説中の偶然について「それで解決しない」なら、そこまで気にしなくても良いかなと思っています。

    例えば主人公が苦境に立たされている時に、読者が「どう解決するんだろう!?」と楽しみにしてるところで「偶然」解決されたら興ざめですが、帰り道で「偶然」友人とあって世間話に入り、そこの会話が解決の糸口になる、なら問題ないかなーと。

    偶然の結果「物事が解決」するのではなく、あくまできっかけであり主人公の力で物事が進むのなら、偶然という要素が「作者都合」に見えにくくなる(実際小説の展開はオール作者都合ですが)のではないかなーと思います。

    とまぁ長文でお邪魔しました!
  • 小森日和さん、いらっしゃいませ。
    『破壊を想う~』を楽しんでいただけて、嬉しさで胸がいっぱいです。
    《想いの残骸》に関しては「これはなかなか取っ付きにくいのではないか?」と心配していたところだったので、身近に感じていただけて良かったです。
    彼らを書き分けるのは楽しかったです。一部、性格に反映されてないキャラとかいますけど。
    絶望を集めていた男とか、今思うと《絶望》の割には明るいので、絶望ゆえに何かを悟った(?)中二病みたいな奴にしたら面白かったかも、とふと思ったりして(笑)
    お気に入りは《独占欲》ちゃん。コウイチローがどんな人物か、とかまで結構細かいことまで決めていたりします(笑)

    ククの変化は、実は特に意図的に描写したのではないのです。自分が感情移入しているままに書き進めたら、自然と変化しているように書けていたという感じです。
    最初、地の文でジュリーのことを『ジュリー・ラヴァル』とフルネームで呼んでいましたが、いつの間にか自然に『ジュリー』と呼んでいたりして。
    なので男が『物腰が柔らかくなった』と評していますが、それをなんとなく感じているのは私の方だったりします(笑)
    そんな感じなので、読んでくださった方に本当にそう感じてもらえるだろうか、と少し心配でもありました。
    しかしそれを感じていただけて、暖かく感じていただけて、とても嬉しいです。
    胸が震える、と言ってもらえて、こちらの胸も震えました。

    愛なんてものをテーマに、よくこんな色々詰め込んだ話を書けたな、と改めて思います。
    愛に関して、自分もユキマサ並みにひねくれていたんですよね。酷い両親の元に生まれたわけでもないのに。
    まぁ、逆にだからこそ書けたのかもしれませんね。
    大作との評価、本当にありがとうございます。
    しかしホントにこのクオリティではもう書けないだろうなと思います。
    以前、同じくらいかそれ以上の規模の群像劇のプロットを書いていたのですが、こんがらがってしまって、もうなにがなにやらになってしまって断念してしまいました(苦笑)
    何か突破口があれば、今でも書きたいと思っているんですけどね。

    本当に毎日暑いですよね。私の自室にはクーラーがないので本当に『酷』暑です。毎年パソコンが壊れないか心配になるほど暑くなります。
    クーラーがあってもなくても、体が心配になる暑さですから、お互い体には気をつけましょう。

    バッタリに関して、アドバイスありがとうございます。
    撹乱するですか。ふむふむ。
    確かに偶然でいいことばかり、悪いことばかりが起こったら、とても気になりますよね。
    その辺はプロット上大丈夫……かな? とも思いますが若干いいこと寄りな気もしますね。
    もう少し、不自然にならないようにうまくいかないか、考えてみますね。

    読みに来てくださるとは嬉しいです。
    しかし、いつもよくあることなのですが、頓挫してそのまま何か月も……ということがよく起こります。
    今の手ごたえではボツにはならなそうですが、時間がかかっていても=クオリティの上昇、ではないので期待とかはしないでくださいね(笑)

    ではでは、コメント本当にありがとうございました!
  • 草詩さん、はじめまして。拙作を読んでいただきレビューしていただき、ありがとうございます。
    楽しんでいただけたとのこと。よかったです。
    レビューも素敵でした。
    彼らの苦悩、必死さ、その中での生き方、感じでいただけてありがとうございます。

    偶然の件にもアドバイスいただきありがとうございます。
    偶然の結果物事が解決するのはアウト、ですか。なるほど。
    ばったり出会うだけならばセーフというわけですね。
    それで考えると、ほとんどのシーンがセーフですね。一つだけ微妙なシーンがありますが……

    ともあれ、アドバイスを参考に、どうにかできるところはどうにかしていきたいと思います。
    それでは、色々と本当にありがとうございました。
  • あおいさん

    ノートにコメント頂き有難うございました。
    NOVEL0、何とか残らせて頂きましたm(_ _)m
    他の残られた作品群を見させて貰っても……、異質ですよね(笑)

    本当に今回は皆様に応援していただいたお陰です
    感謝申し上げます!

    櫛名田さんと藤堂くんには長期間労働の延長になりますが
    もうひと頑張りしてもらいます(笑)

    本当に今回は有難うございました。
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