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突発的に書きなぐる長文。

身辺雑記的なことを語るエッセイなどを用意してないのでこちらに書く、非常にどうでもよい細やかな悩みについて。
指の運動を兼ねて書くことにします。


某アイドルさんが結婚されることに関してファンの方による悲鳴が聞こえてくるようなここ二日。
そのアイドルさんには関係ないが、同じ事務所の別のアイドルさんのファンをやってる身内がいるので、なんとなく人ごとじゃない気がしてしまう。身内の推してる人が結婚したらどうなるのか……。

ところで身内はさる事情によって酷い鬱になっていたことがある。今はその状態もかなりよくなり、日常生活も無事に営んでいる。そこまで彼女を回復に導いたのがそのアイドルさんである。アイドルさんを好きになり、応援し、ファンクラブに入り、遠方のライブ会場まで遠征に行き……とファン活動にのめりこむうちに元気を取り戻していたようなのだ。
一時期の沈みっぷりを知っているだけに、彼女に笑顔と元気を取り戻させてくれたことに関してはかのアイドルさん及びグループには感謝しかない。アイドルとは偉大な職業であると考えを改める出来事となった(あと、仕事はできないが楽しいことなら頑張れるという新型うつ――今でもこの言い方する? ――に関して若干冷ややかに思っていたけれど、いざ身内が元気なく沈んで寝てばかりいると、楽しいことを見つけてイキイキしてる姿をみるだけで嬉しくなるものであることを思い知らされた)。

さて、もう一人別の身内は男性アイドルのソシャゲを遊んでいて、そのキャラクター一人を推しているらしい。推すあまり二次創作SSまで発表するようになったと帰省した際に小耳にはさんだ。


それらを聞いていて、私は少しうらやましかった。
推しのいる生活はハリがあって楽し気だ。私も推しをつくりたいものだ――と。

見ているアニメやドラマには好きなキャラクターや俳優さんなどはいるものの、「ちょっとお気に入り」という域を出ておらず、おっかけをしたり表現活動に手を出したりといった熱烈なエネルギーを生み出すほどの対象とは久しくご無沙汰であったのだ。

ああ、私も推しが欲しいなぁ……。とぼんやり考えていたのが約二年前である。

とまあ、人ごとのような態度でいた時に、突然、「男児向けアニメに出てきた悪役二人組(ちなみにその時には既に最終回を迎えている)」という沼になぜかどっぱまり、めでたく推しを得ることとなった。どっぱままった経緯を語るとながくなるので省略。ちなみに百合小説ばかり書いてる癖にこの二人は男子二人である。

気が付けば、その番組の動画を漁ったり、実況・感想ブログを読みまくったり、その二人のイラストを描いてる絵師さんのアカウントをフォローしては無言でファボしまくる不気味なアカウントになりはてたり、その絵師さんが薄い本をお出しになると知っては生まれて初めて通販で薄い本デビューを飾ったり、そうすると当然自宅でどうやって収蔵するかに頭を悩ませたり、挙句の果てに萌えから生じる熱量にふりまわされるまま長編オリジナル小説を執筆する等、通常なら十代で済ませておくような地味すぎる新しい扉を開いたのだった。

とまあ、推しがいるってスゲエ……! と自分でも若干引くような生活を初めて今日にいたる。

ほんとうにすごいよ、「お前の瞳の色と同じ」宝石の嵌った指輪を攻が受にさりげなくプレゼントするような個人サイトのSSを読んで「なにこれ……! 傑作やん……! 文学賞あげんなやん……!」ってなるくらいだから……。でも本当に素晴らしい……。本棚の一番いいところに飾りたいから紙の本にしてほしい……。


そんなわけで、この二人のことを書いた小説を一度あびるほど読みたいものだとボンヤリ夢をみているが、このジャンルでイラストを描いていらっしゃるかたはいるものの小説で活動されてる方は少ない。なので文字方面は常に飢えている。

ここで、無ければ書けばいいのよ! となればまた新たな扉が開くことになるわけだが、それにはある躊躇いが生じるのであった。

私は普段百合ばっかり書いているので、BLのことはまるでわからんのである。創作をつかさどる脳の分野が完全にはたらかないのだ。
それに加えて、BL二次創作における約束事が全然わからなかったりする。知らぬうちにそれを破って怒られたりしたらどうしよう……とやる前からビビってしまうのだ。

読みたし、されど本はwebにもなし。
書くのも難し。
となると辛し。

いつもイラストをファボらさせていただいている方のために、御恩返しになるようなものを投下したい気持ちが多いにあるのだが、ああ難しい……。


――そんな気持ちを思う存分語ってみたい気持ちが沸点を越えたので、こうしてここに語っただけのノートになる。

まさにチラシの裏ってやつですね。まあ、チラシの裏としても最適だとおもいますよ、この近況ノート……。


さて、駄文も書き綴ったことですし、連載作の続きにぼちぼち取り掛かりましょう。

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