島アルテ

またまたご報告遅れましたが、新話を公開いたしております。

第17話　『フレーバー・ミキシング南蛮』
https://kakuyomu.jp/works/16818792439981019065/episodes/822139837789524216
朔は量子コンピュータの研究員、深江を自宅に招く。
深江に凪の視覚異常を相談すると、彼の口から凪の症状に似たある事象について聞かされる。

第18話　『セレンディップの観測者』
https://kakuyomu.jp/works/16818792439981019065/episodes/822139837901260503
朔は凪の能力を確かめようと考えていた。
深江から渡された新たなTSP問題を持って図書館へ行くと、偶然そこに受験勉強をしている凪がいた。

※第18話で、第一章『セレンディップの観測者』は完了となります。
セレンディピティの由来になったセレンディップですが、古い英語でインドの右下にある「セイロン島」のことです。
昔、セイロン島の王子が偶然色々発見する物語があり、それに由来して「思いがけない発見」のことをセレンディピティと呼ぶようにしたとか。


★お礼
鵠 理世様より、『シュレーディンガーは未来を詠んだ』にレビューをいただいております！
https://kakuyomu.jp/works/16818792439981019065/reviews/16818792439994995850
“青春”という未解決問題に揺れる二人の未来を詠む物語

観測者（＝少年）と特異点（＝少女）の瑞々しい触れ合い。そこへ＜量子的演算能力＞という途方もない謎が融け合った壮大な野心作です。まず物語への没入を作り出すのは、都市風景・学校生活のリアリティ。その中で懸命に光を探す少女・凪の姿が胸を締め付けます。

さすが、お見事としか言えない要約とお褒めのキレ。そうか、凪は特異点なんだな……異能だし、異常値だし、何か変に引き付ける重力とかありそうですね、そういえば。鵠先生のお言葉はありがたすぎて、私は混乱して返信でいつも何かおかしなことを言っちゃってる感があります。

鵠先生のジュディエリは私のフォロワーの皆様、だいたいご存じだと思うんですが、
https://kakuyomu.jp/works/16818622175488333020
今回は、ジュディエリの中の、私の好きなエピソードを一つご紹介しようと思います。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175488333020/episodes/16818792438798849766
「3-10 20Hzのセイレーン」より

『何かに任せたような叫びが上がる。取り押さえに飛びかかった男は、指先に跳ね返され、甲板に転がった。
続く男が、バールを振り下ろす。少女はそれを二指で受け止めて、持ち手ごと冷ややかに横へ投げた』

　ここ読み返すと面白いんですけど、設定上ジュディエリの魔法少女って、超高質量なので、物理的には慣性でどんな攻撃も弾くみたいになるんですが、それが上手く表現されてて無敵感が出てると思いました。
　運動量は質量×速さなんで、某スクライド的漫画で言うと、ジュディエリは速さよりも重さが足りすぎててヤバイんですね。



本作にコメントいただきました

安曇みなみ、KaniKan🦀様、Butaneko様

いつも本当にありがとうございます。大変励みになっております。
コメントで望外にほめられると、歓喜のあまり何返していいかわからなくなって返信遅れるのですが、実はコメント返しで交流するの、何よりもたのしかったりしますｗ

一言コメントとか、「わかりにくいぞー」みたいなご批評でも実は大歓迎なので、ドシどし送ってきていただけると、嬉しくて震えます！

★二章第19話公開時間
11/29(土) 20:00～　公開予定です。

今後とも、何卒お付き合いのほど、よろしくお願いいたします｜・・）