『魔法自衛隊1964…雲の桂冠…』をお読み下さり、誠にありがとうございます!
“全体目次”をご覧になって、なんて長ったらしいお話かと、あきれ返った方もおられることでしょう。これは作者の性癖でして、要するに、作者の頭の中には文章よりも先にアニメに近い映像イメージが発生し、巻き起こる出来事を省略せずに文字で写し取っているからでございます。
作者いわく、「後から縮めることは、いかようにもできますから」とのこと。
拙い描写力で恥ずかしい限りですが、文学ではなく、シナリオを詳しく描き込んだ、“読むアニメ”とでも解して下さればありがたく存じます。
作品の舞台は1964年、東亰オリムピックの年ですが、一方で、映画『ゴジラ』の公開から十年、特撮映画の全盛期であり、かつ『ウルトラマン』放映の二年前ですから、“ウルトラ前夜”と申してもよろしいかと。都心の一等地に秘密基地を構え、この時代に存在しうるメカを駆って怪獣的な魔物と戦う私たち四谷プロにとりまして、最適の時代であると思います。長い物語ですが、まもなく“(2)怪獣編”に入りましたら、対魔戦(バトル)の連続となりますので、今しばらく御辛抱のほどお願い奉ります。
なお四谷プロ一同、流星形の通信機能つきバッジこそ着けておりませんが、“お星さま”は大好きです。❤もPVも。作品を気に入っていただけましたら、作者も感謝感激で喜びます!
今後ともなにとぞご贔屓になさって下さいますよう…… 〈真幌場マキコ〉