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2025年11月12日の近況報告 自ら地獄を作り出している

 私もそうですが、多分地獄って「自ら作り出している」んだと思います。
 人は満足する事は決してなく、どれだけ恵まれていても絶対に満たされず、自ら不満を作り出すのだと思います。
 今がどれだけ恵まれても絶対に満足できなくて更なる上を目指してしまいます。



 その証拠に、こう書いても実感は皆無だと思いますけど令和の日本は江戸時代とは比べ物にならない位恵まれてるんですよ?
 真夏にかき氷が食えるだなんて江戸時代では殿様位しかできなかった特権でしたし、昔ははしかや天然痘などの流行り病が恐れられて、実際流行ればドッタンバッタン人が死んでいましたけど令和の今では天然痘は人類との戦いで討ち死にし、はしかも注射1本で予防する事が出来ます。



「マグロの山かけ」なんてものが現代日本ではその辺の食堂で当たり前のように食えますけど、江戸時代では鮮度の関係上どれだけの大金をはたいても食えなかったと思います。
 まぁそもそも「マグロの山かけ」が登場したのは明治の頃だそうですが……。
 江戸時代の人間にかき氷なんて食わせたらあまりの美味さに「ウホオッ!ウホホホアアアア!!!」みたいな声にならない叫び声をあげて発狂すると思います。



 たとえ仕事で「鳥山明先生に匹敵する偉業」を達成しても「次は手塚治虫先生だ」ってなるし、仮に「手塚治虫先生に匹敵する偉業」を成し遂げても「次はシェイクスピアを超えよう」ってなります。
 まぁそれが人間の生存本能として刻まれているから仕方ないとはいえ「今ある物」に感謝しないと死ぬまで走り続けるマラソンを続けることになりますからね。
 こんな事を偉そうに言ってる俺も「今ある物への感謝」は全くもって出来てないけど。どうしても欠点が見えてきてしまうし、それがストレスになってしまいます。



 他にも「結婚したら相手の嫌な所が見えてくる」っていうのも「現状に満足することなく、際限なく『もっともっと』を要求する」から「今ある良さが目に入らずダメな所ばかり見えてくる」のだと思います。
 なので「足るを知る」って重要なんですね。まぁこうやって口で言うのは楽勝だけど実際にやるとなると「絶望的なまでに」難しいんですけど。それが出来ればみんな悟りを開けますし困ったりしません。

 実例として俺の父親は会社では出世して稼いでくれたんですけど、酒飲んでは「どいつもこいつもだらしねえだらしねえ」って文句ばっかり言ってて、
 稼いでくれたことに全くもって感謝できないんだよなぁ……。



 まぁその辺を厳しく詰めると最終的には
「アフリカでは生きるために汚染された泥水を飲まざるを得ない子供たちがいるんだぞ!?
 中東には内戦で大人たちから銃を持たされて突撃させられる子供がいるんだぞ!?
 日本に産まれたというただそれだけで毎日がバラ色でウルトラミラクルハッピーハッピーじゃないか! 何がそんなに不満なんだ!?」ってなるから、あんまり追及はしたくないけどさ。



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